イベルメクチン
あゆみとロボットたちが公園で遊んでいた。補佐ロボット福之助とロボット番犬ドームは、ベンチに将棋盤を置いて対戦していた。あゆみは三輪車にまたがって、それを見ていた。
ショーケン
「あゆみちゃん、今日も将棋やってるんだ?」
あゆみ「やってまあす!」
よう子「どっちが強いの?」
「いまのところ、ドーム君です」
「おもしろい?」
「ロボットの戦法は、変わってて、とってもおもしろいです」
ショーケン「へ~~~え?」
「ショーケンさんは、将棋できるんですか?」
「僕は将棋は下手。っていうか、できない」
「そうなんですか」
「今度、僕にも教えて」
「いいですよ」
「よう子ちゃん、子供にもアラシールド、いいんじゃない?」
「子供は大丈夫なんです。5アラのアミノ酸は、17歳ころまでは、体内で十分につくられるんです」
「へ~~~え、そうなんだ!」
あゆみ
「今日は早いんですねえ?」
風が強くなってきた。
ショーケン
「あゆみちゃん、寒くなってきたから、家に戻りなさい」
「風邪を引いちゃうわよ」
「はあい」
あゆみとロボットたちは、素直に戻って行った。福之助は、将棋の駒が動かないように、将棋盤を静かに持っていた。
高野山の鐘が、午後3時を告げていた。
近くの歩道を、叫びながら歩いている男がいた。
「あの人、変だね」
「新型ウイルス恐怖症です」
「新型ウイルス恐怖症?」
「テレビなどで、危険だ危険だ!と脅かしてばかりいるものだから、精神病になる人が増えているんです」
「ああいうのも、アラシールドで良くなるかなあ?」
「安心感を与えるので、良くなるとは思いますが・・」
「気持ちの問題だね・・・」
「政府やマスコミの責任ですね」
「そうだよなあ~~」
「政府やマスコミも、精神病かも知れません」
「そうかもね」
「もっと、アラシールドや、イベルメクチンのことを放送すればいいんですよ」
「イベルメクチン?」
「北里大学の大村智博士のノーベル医学賞の薬です。アフリカや南米で流行ってる感染症の薬です。多くの人々を救っている、40年以上使われている副作用の少ない薬です」
「それが、新型ウイルスにも?」
「はい。インドなどで使われていて、治っています」
「日本では?」
「疥癬という病気の薬として使われていますが、ウイルス感染には使われていません」
「どうして?」
「それが、謎なんですよ」
「変だね~~~」
「変なんです。ワクチンは緊急事態で、治験無しで使われているのに、40年も使われている、安全な薬が使われていないなんて」
「そうだね~~」
「困ることがあるのかも知れません」
「困ること?」
「ワクチンが売れなくなる。とかです」
「ってことは?」
「つまり、政府は、ワクチン会社と繋がっているんです」
「ワクチン会社から何らかの利益供与がある?」
「そういう感じがします」
「でも、ワクチンで沢山の人が死んでいるんだよ」
「そこなんです。何かが、他にあるんです」
ショーケンは、背筋が寒くなってきた。
「そこに、よう子ちゃんが言ってた、ワクチンによる人類削減説ってのが出て来るわけだね」
「はい」




