爽やかな森の臭いの風が吹いていた
「そうだ、麻田さんにも、アラシールドを持って行ってやろう」
「それはいいですね」
「いやあ~~、今日の売り上げは、凄かったよ」
「そうですか」
「ここで渡すね、よう子ちゃんの分」
渡した
「2万円も?」
「よう子ちゃんの御蔭だからね」
「明日のロックコンサート、楽しみだわ」
「オリアンティだったよね」
「明日は日本のバンドで、明後日が、オリアンティです」
「よく来るねえ~~、わざわざ日本まで」
「高野山が好きなんだそうです」
「彼女のロックも、密教みたいな音楽だからね」
「そうですかねえ?」
「ジミヘンのブードゥー・チャイルドとか」
「そうですねえ」
「またやるんだろうねえ」
「たぶん。飛行機が飛べるといいんですけど?」
「えっ?」
「最近、欠航が多いんですよ」
「どうして?」
「パイロットの体調不良が増えているんです」
「体調不良?」
「脳血栓が原因で、飛行中に死んだパイロットも出ています」
「え~~~え!?」
「ワクチンによるものです」
「そうなんだ」
「気圧が低いと、血栓ができやすくなるんだそうです」
「それは、やばいねえ」
近くを歩いてる人から。変な匂いがしたので、二人は避けた。
「ワク打ちゾンビだわ」
「そうだね。最近、多いね」
「そうですね」「何とかに暴露するからね」
「エキソソームです」
「それ、それ!」
「わたしは、アラシールド飲んでるので大丈夫です」
「俺も早く飲もう」
近くを走っていた軽自動車が、電柱にぶつかって止まった。通行人が駆け寄って来た。
「なんだよ、あれ!」
「最近、多いですねえ。変な交通事故」
「そうだねえ」
「おそらく、ワクチンによる意識障害です」
「意識が飛ぶんだ?」
「意識が急に無くなったり。目が見えなくなったり」
「それは危ないなあ」
サイレンを鳴らしながら、救急車が通り過ぎて行った。
「救急車も多いねえ」
「あれも、ワクチン副反応か後遺症だと思います」
「これって、ウイルスよりもワクチンのほうが、被害者が多いんじゃない?」
「はい、そうなんです。3倍も多いんです。実際は、十倍とも」
「ウイルスもワクチンも怪しいなあ~~」
「初めから、ワクチンのためのウイルスなんです」
「そうか~~」
「さあ、帰りましょう。はいチョコレート」
「ありがとう」
「ブラックだから太らないわ」
「う~~ん、元気が出て来た」
「でしょう~~」
よう子が笑っていたので、ショーケンも笑った。
爽やかな森の臭いの風が吹いていた




