他愛もない1日
自分を起こす母の声が聞こえる
朝だ
今日はテスト習間の7月3日金曜日
始まってしまったあーa%なたら@うやひ$わ?や0まらたnろた7あ
朝の絶望感は半端ない
トイレに行き、学校の用意をし、制服に着換え、ご飯を温める。
その間に布団を畳み、冷蔵庫から納豆とヨーグルトを取り出す。
温まったご飯をレンジから取り出し、納豆をご飯の上にかける。
無駄のない動き。
素早く食事をすませ、水筒を用意し洗顔する。
全ての用意が終わりスマホを確認する。
残りの充電が15%しかないことに気づく。
急いで充電するが5分しか充電できず出発時間になってしまう。
重い足取りで家を出る。
母が見送ってくれる。自分を大切に思ってくれる母に感射しながら駅へ向かう。
急で悪いがここで自己紹介をさせてもらおう。
僕の名前は言えない。というか誰も知りたくないだろう。年齢は15歳。高校1年生だ。住所は日本とだけ分かれば充分だろう。身長は160cmちょい。体重は47Kg。痩せているわけではなく単に筋肉がないだけだ。悩みは声が低くて通りにくいところだ。ボイストレーニングをしたがなかなかよくならない。声変わりが完全に終われば声も良くなるのだろうか。良くなると願いたい。他の悩みといったら乳首の周りに毛が生えてくることだろうか(笑)
通っている学校は偏差値47くらいの工業高校。僕が所属しているクラスは入試の成績上位40人が集まる1組だ。だがそこまですごいことではない。なぜなら高校のレベルは普通くらいだし僕はたまたま入れたようなものだからだ。だから1組の中でも僕は下のほうだろう。
成績上位の1組にいるのが羨ましいと思う人がいるかもしれないがそれは違う。 1組にいるデメリットを具体的にあげるとこうだ
1つ、周りの頭が良いため自信をなくす。
2つ、学年の中で成績が良くても1組にいると相対的に劣って見える。だから優越感ではなく劣等感を感じる。そのため勉強していい成績を取らないといけないというプレッシャーがある
以上のことから僕は他のクラスに入りたいと思ってる。
クラスでの立場はぼっちだ。声が通りにくいから人に話しかけたり話に入ったりできないからだ。とは言っても本当は人に話しかけられない心の弱さが原因で、結局悪いのは自分なんだが。 以上 話に戻る
どーでもいいことを考えていたら駅へ到着。
無駄に長い階段を上って下りてホームに着く。
電車に乗りスマホを取り出す。
充電を節約するために音量を0にし画面を暗くする。
あらかじめダウンロードしておいたYouTubeの動画を表示する。動画の内容は2chのss動画(弱くてニューゲーム)
面白いので熱中して見た。
気づいたら乗り換え駅についた。
ここでの残りのスマホの充電は11% いける
人混みを避けながら次のホームに着く
すぐに電車に乗れたが人が多いので次の電車に乗る。
そしてさっきの動画の続き見る。
動画を見ている途中であることに気づく。
隣に座っている大学生くらいの女の子がコクリコクリと眠そうに首を振っているのだ。
もしかしてと思いながら横目で女の子を見続ける。
だんだん自分の右側へ頭が寄ってきているのが見える。
期待が高まる。
右肩にフワッとした少し重みのあるものが乗っかる感覚が
そう
女の子が自分の右肩に寄りかかっていたのだ
キュンとした
嬉しいというかなんというか、照れくさい気持ちになった
しかしこんなくらいでキュンとしてしまう自分が悲しい
周りの人に動揺しているのがバレないように
真顔で動画を見続ける。
もちろん動画の内容は入ってこない。
そうこうしているうちに降りるべき駅に着く。
電車が揺れる。
そこで女の子が一瞬起き頭をもとの位置に戻す。
そのタイミングで僕はリュックを持ち電車から降りる
あのまま女の子が降りるまで電車に乗っていても良かったのかもしれない
さっきの出来事について考えながら学校に向かって歩いた。
教室に着いた
まだ右肩にさっきの温もりと感覚が残っている。
すぐに自分の席に座り荷物を取り出し今日提出の課題にとりかかる。
周りの人の会話を聞きながら課題を終わらせる。
STが始まり先生の話を聞く。
STが終わったあとは別の課題をやる。
1時間目の英語の授業が始まる。
まずは単語の小テストから始まった。
自分は難無くテストを終わらせる
その後先生からいろいろな問題を出される。
先生の指名が自分に回ってくる。
これも適当に答えやり過ごす。
これでこの授業で当てられることはないだろう。
気の抜けた自分は外の景色をみる。
そうしていたら黒くて小さい虫が周りにうろうろ近づいてきた。
動きは遅いようだ
自分は手を上から振り下ろし虫を机に叩きつける。
命中した。
手を静かに振り下ろしたので大きな音はならなかった
しかしすぐにまた1匹さっきと同じ虫が近づいてくる
自分の左手に止まったのでそこを右手ですり潰す
やった 命中した
だがまだまだやってくる。
その後にきた2匹も1発で仕留めた。
自分は虫に好かれているのだろうか。
人間には好かれないのに。悲しいものだ。
虫と格闘していたら英語の授業は終わった。
休み時間だ。
ぼっちの自分には課題をやるか、本を読むか、トイレに行ってスマホを触るかくらいしかやることがない。
まだ課題があるので今日の休み時間はずっと課題をやることになるだろう。
2時間目の情報技術基礎ハードの授業が始まる。情報技術基礎ハードの授業では2進数や16進数、回路のことについて学ぶ。この授業では気を抜くことができない。この授業の先生はとても厳しいのだ。しかも僕は課題を遅れて提出したことがありもう怒られるようなことはできない。まずは今日の朝やった課題の答え合わせから始まる。特に何も起こらず終了。次に小テストが始まる。休み時間も続けて行われた。一生懸命問題を解く。結果は82点だった。平均点と同じくらいだ。安心した。
3時間目もさっきと同じ情報技術基礎ハードの授業だ。3時間目では自習が行われた。特に何もなく授業は終わる。
昼食の時間だ。
トイレに行き手を洗い自分の席で弁当を食べる。もちろん1人だ。ご飯を挟みながら野菜→卵焼き→ウインナー→ナゲットを食べていく。食べ終わる。特にやることがないので課題をやる。
4時間目の数学が始まる。この時間も自習だ。黙々と問題をとき続ける。しばらくすると睡魔に襲われる。教科書を見ているふりをしながらぼーっとする。だんだん目が覚めて来たが今度は足がムズムズしてきた。足をうねうねさせて勉強しているフリをする。なんとか授業が終わった。
休み時間だ。
今回は課題ではなく体育の先生に授業の場所について聞きに行かなければならない。体育係だからだ。なぜ僕が体育係なのか。もちろん自分から立候補をしたわけではない。係決めのじゃんけんに連敗し続け見事体育係に入れられたからである。体育係の仕事は非常に面倒くさい。授業について聞きに行ったり、点呼をしたり、挨拶をしたり、挙げ句の果には前でラジオ体操や補強運動をしたりしなければならない。
仕方なく授業について聞きに行く。教室にもどると休み時間が残り少ししかない。体育科職員室は遠いのである。
5時間目の地理が始まる。
地理の授業はそこまで苦痛ではない。先生から指名されないし、先生の話が面白いからだ。地理の先生は変わっていて教科書を覚えることよりも地形がどうやってなぜできるのかなど理由やいつの時代も広く当てはまるものを重視する。彼女いわく国の場所や名前、生産量のランキングなどを覚えても時代が変わればそんなもの全て変わるので意味がないらしい。またそんなことは調べればいいだけと言っていた。そのとおりだと思う。また地理に関する身近な話題について話してくれるので面白い。
話を聞いてノートを取っていたらいつの間にか授業が終わった。やはり面白い授業はすぐ終わってしまう。
6時間目は体育だ。急いで体操服に着替え武道場に向かう。今体育では陸上かダンスかどちらかを行える。50メートル走8.9秒、ハンドボール投げ10メートル、立ち幅跳跳び200cmという驚異的な記録を持つ自分はもちろんダンスを選んだ。
武道場につくと早速挨拶をしろと先生から言われる。
「休め きょうつけ お願いします」
力いっぱい声を出すがやはり思うように声は出ない。
それでも、武道場は狭いので十分響いた。
挨拶が始まるとスクリーンのダンスを真似するという練習が行われる。だいぶダンスが身についてきた。
その後各クラスの男女ごとで発表することになる。
前回もやったことなので前と同じように同じクラスの男子で発表する。
発表が終わり先生からの話が始まる。
どうやら次からの6回分の授業では座学をやるらしい。
係の仕事も減るし体を動かさなくてもいいのでとても嬉しい。
最後もさっきと同じように挨拶をし今日の授業はすべて終了する。
その後制服に着替え掃除をする。
掃除は中学と比べて短いし楽なのでとてもいい。
掃除が終わり帰りの用意をし先生からの話を聞く。
室長の号令で全員でさようならをする。
言い終えた瞬間僕は誰よりも早く教室を出る。
早歩きで駅まで向かう。
今日は早歩きぼっち勢が多くなかなか手強かった。
駅に入りホームに着くとスマホを取り出し充電を確認する。
残り6%
これはいけると確信した。
電車に乗って、行きと同じ動画を見る。
動画が終わったところで乗り換え駅に着く。
電車を乗り換える。
残りのスマホの充電は3%
時間は5時6分。
帰る時間も早いし、スマホの充電もぎりぎり持ちそうだ。
電車を乗り換えたあとは今書いているこの文章を書き始めた。
しばらく文を書いていると家の最寄り駅に着く。
残りの充電は1% なんとか耐えた。
時間は5時15分。これは最高新記録が出せそうだ。
家の方向にある踏切までダッシュする。なぜならこの時間帯に踏切が閉まることを知っていたからだ。間一髪のところで踏切を渡る。その後は早歩きで家まで向かう。
時間を無駄にしたくないので制服を脱ぎながら玄関に向かう。。鍵を取り出し玄関を開け家の中に入る。すぐさま時間を確認する。
時間は
5時26分
新記録!!!!!!!
ちょっと嬉しかった。
その後は手を洗い、スマホを充電して、リュックからプリントや課題を出し、私服に着替える。
弁当箱を洗い、スマホを見ながら寝転がる。
YouTubeを見たりしていると姉が帰ってくる。
すぐにご飯を用意し姉と一緒に姉の好きなドロドロ恋愛ドラマ「ギルティ」を見ながら夕食を取る。
食べ終えたあとは3DSを取り出し最近またハマりだしたスマブラをやる。インターネット対戦をするが今日の相手はどいつも強くイライラしてしまい30分くらいでやめてしまった。そのときテスト週間だが全く勉強していないことに気づく。だがもはややろうとも思わない。まぁいいやと思いその後はYouTubeを見た。次にまたこの文を書き始める。きりがついたので風呂に入り、歯を磨き、水筒を洗う。そしてまた文の続きを書く。でー寝る。そんな無意味な1日がでした。