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俺とトイレとチート能力  作者: 中村 のあ
1/1

第1話 ここは何処?

「ん?...」

俺は気がついたら森にいた。

名前も何も覚えていない...覚えているのは性別は男ってことぐらいだ。


ガサッ


「誰だ!」

「危ない!」


何処かから声が聞こえる。

上を見上げると大きな大木が真上にあるのが見えた。


「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!」


俺は物凄い奇声を発してしまった。

「大丈夫?大丈夫?」


かすかに声が聞こえる。


「ん....」

「よかった、目が覚めた!私はセリナ。あなたは?」

「俺は...」


そうだ、俺は名前なんて無かったと今気がついた。


「クラウスだ」


考えるのもめんどくさかったのでとっさに思いついた

名前を発した。


「クラウスくんね!そういえば怪我大丈夫?まだ痛いとこない?」

「足に擦り傷が残っているぐらいだよ」

「痕がつくじゃない!直さなきゃ!」


治す?そんなすぐに治るものじゃな..


「ってぇえええ!消えてる!」

「あ、言ってなかったね。私の能力は,,指で触った細胞の一つを再生する能力だよ,,」

「へーそうなん...」


今この女能力っていったか!?俺は質問した。


「能力ってなんだ?」

...


「ぇええ!能力知らないの?」

「ああ」


そして俺はここまでの経緯をこのセリナという女に話した。


「なるほど...じゃあ能力を聞きに行かなきゃね!アメリーちゃんの所へ行かなきゃ!」


ここも山奥にある小屋だが、アメリーという人の住んでいる人はもうちょっと登ったところにあるそうだ。


「ああ、そうだな。」


俺達は順調に森を歩いているはずだった...


「止まれぇえええ!」


そこには3匹のゴブリンがいた..


「金目のもの全部だせぇ!!」


この状態は相当ヤバイらしい、となりでセリナも怯えている。ていうかゴブリンってしゃべるんだな。


「クソッ!!」


俺はそばにあった木の太い枝を手に取った。


「私は攻撃系の能力じゃないから戦えない、ごめん。」

「しょうがない、何とか頑張ってみるよ。」

「そんなもので戦えると思っているのかァアアア!?」


ゴブリンの剣によって真っ二つに折れた、ですよねー。でもここで怯んではいけない。


「お前らなんか素手で充分だ!かかってこい!」


とちょっとかっこいいセリフを言って指を突きつけてやった。


「アッァアアアア!」


何故か3匹のゴブリンは襲っていたことを忘れて一目散に何処かへ走り去ってしまった。


「何だったんだ...?」

「すごいよ!クラウス!今のは何かの能力が働いたんだよ、きっと!」


「急ごう。」


俺は自分の能力が何か、知りたくなった。



















初投稿です、よろしくお願いします!

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