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白い僕と黒い君。  作者: テピ
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『…綺麗だ……

太陽はこれほど眩しいのか…』



曇りひとつない青空に

日うららかに照りたる太陽




一体いつぶりだろうか

光輝く太陽を見たのは





『…それにしても、今日の夢は少しリアルだなぁ。』



周りを見渡すと木々が生い茂っており、自分が立っている場所だけポッカリ丸く穴が空いたように木々がなく色とりどりの花が咲いている


花はどれも腰丈ほどあり、花弁は大きな一つの花の様に見え、花の香りが鼻を擽る



『凄いな…木々も生い茂っているし、花も皆元気だ…それにしても何でこの場所だけ花畑なんだろう?』



よく分からず1人首を傾げた時、少し景色が揺れ咄嗟に頭を押さえる



『(クラクラしてきたな…


…夢の中でも僕は太陽に嫌われてるのかな…)』



嫌な気持ちを振り払う様に頭を横に振り、日陰を探す


その時、小さい鳥がこちらに鳴きながら飛んでくる



「チュンチュンチュン!」


『わぁ、ありがとう!近くに湖があるんだね。

…僕を連れてってくれるの?』



頷く様に僕の頭の上を2回ほど旋回して木々の方に飛んで行く




『あっ、ちょっと待って!』




柔らかい土を下駄で踏み歩きながら花を折らない様に手で急いで道を開ける





真白な髪が垂れた白縹色の浴衣に包まれた背中を追いかける様に



そして案じるかの様に不安気に花々が揺れ、花びらが舞う





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