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Doho gesammelt (仲間探し)

サバゲーって本当に楽しいですよね!

作者もたまにやんですが予算的にハンドガンオンリー何ですよねw

ちなみに使ってるのはイタリアはベレッタ社のM93R シルバースライドです!

翌日、俺は孝宏と一緒に教室へと向かっていた。

俺と孝宏のクラスは特別士官クラスと言って中等部の頃に優秀な成績を取っていた上位三十人で出来た未来の司令官を育成するためのクラスだ。

このクラスの生徒はそれぞれ陸海空のどれかを専攻している。それぞれ専攻した分野に特化した授業を受けるためだ。ちなみに、俺と孝宏は陸海空のすべてを専攻している。

そんなクラスの為、セキュリティがとても厳重だったりする。


「瑛紀と孝宏おはよっ!」


俺達が自分の生徒手帳をドアの横にあるリーダーにかざして教室へ入ると声をかけられた。

その声に振り向くとそこに居たのは孝宏の妹の琴音だった。

琴音と孝宏は同学年だが双子ではない。孝宏が5月生まれで琴音が早生まれの3月なので同じ学年になるのだ。


「なんだ、琴音。部屋にいないと思ったらもう教室に来てたのか。」


俺の後ろにいた孝宏がそう言った。

とりあえず、窓際の自分たちの席へ行く。席は俺が窓際の一番後ろで前が琴音、隣が孝宏と三人ともかたまっているからだ。


「お前たち席につけ、SHRを始めるぞ。」


その後、昨日の模擬戦のことを三人で話していると、担任である快斗先生が教室に入ってきた。

立島快斗先生、階級が少佐の現役の空軍将校であり俺の父親の直属の部下だ。

本当は戦場で作戦の指揮を取る立場の人なんだけど…。そこらへんのことはまあ、また今度話すとして、とりあえず今は俺達の担任としてこの学院の先生をしている。


「お前たちはすでに知っていると思うがこの学院は基本的に能力で待遇が変わる。昨日は何かイレギュラーなヤツのおかげでおかしな結果になったが、今のところお前たちは上級生たちより立場が下だ。自分たちの待遇を良くしたければ強くなれ以上だ。今日は特にやることは無いからもう帰ってもいいぞ。」


一時間目のHRの時。快斗先生はこの学校のルールを説明して簡単にHRを終わらせた。時間的には一分ぐらいで終わった。

はやすぎるだろっ!。しかも半分ぐらい俺への嫌味だったし。

そんな俺の心も知らずにクラスの奴らはそそくさと帰る準備を始めていた。


「ああ、そうだったお前らしばらくは上級生に逆らわないほうがいいぞ〜。潰されかねないからな。」

「「いや、それしっかりと言っとこうよ!!!」」


生徒たちより先に教室を出ようとしていた先生はふと思いだしたように言ったその一言に教室にいたみんなが一斉にそう言ったのは仕方ないことだと思う。

…俺にはあんまり関係ないんだけどね。だって昨日倒しちゃったしw。



というわけで放課後昨日の約束通り俺は孝宏に付き合って第五会議室に来ていた。

何でもここで今後俺達と一緒にミリバトを行動する部隊の人員を選ぶらしい。

部隊はオペレーターを覗いて一つ大体5〜6人で構成される。今俺の部隊のメンバーが俺と孝宏、そして琴音の3人なので、後3人か4人はほしいところなのだ。

この第五会議室には今、二人の生徒が来ていた。背中の真ん中ぐらいまで伸ばした髪をポニーテールでまとめたペッタンッコの少女と目の下の隈のせいかやけに暗い感じのする小柄な少年の二人だ。


「えーと?それじゃあ二人共自己紹介をしてくれない?」


人員を選ぶと言っても何をすればいいかわからなかったのでとりあえず自己紹介をしてもらうことにする。

すると、少年のほうがはじめに話しだした。


「…磯葉忍。密偵、偵察、暗殺などが得意。」

「私は大鳳瑞希です。周りに誇れることと言ったら足が早いのと、あと運がいいとよく言われます。相手の部隊に特攻して囮になるぐらいの活躍はできるのでよろしくお願いします!」


少女の方の自己紹介が終わると隣にいた孝宏が持っていた紙に結果を書いて渡してきた。そこには男○、女×と書かれている。

ふむふむ、よし。


「うん、じゃあ二人共これからよろしくね!」

「というわけだ、よろしくっておい!なんでそうなるんだよ!」


孝宏のことを無視して自分の出した答えを言うと、隣から絵に書いたような乗りツッコミが帰ってきた。

うん、孝宏お前ツッコミの才能あるよ。


「なんでって、二人共楽しそうだしいいじゃん。」

「うちも二人共合格でいいと思うよ。」


俺が孝宏に向かって主張すると琴音もおれの意見に同調してきた。


「ま、まあ瑛紀がそう言うならいいや。これからよろしく。」


それからも少し渋っていた孝宏だけど、結局俺と琴音に言いくるめられる形で二人が仲間になることを了承してくれた。

それを聞いて少し不安そうにしていた二人もほっとしたように胸をなでおろしていた。

肩を叩いてやると何故かすごい目で睨まれてけどあれはなんでったんだろう…。


「よしそれじゃあ、みんなで部隊の名前を考えようぜ!」


こうして、俺達5人は晴れてフォックスという部隊名でチームを結成した。

このフォックスが後に学院のランキング一位に輝く日は一体何時になるのだろうか。





今回は、たくさんの新キャラが登場しました。

作者の一番好きなキャラも今回が初登場です!

さて一体誰でしょう?

ヒントは第一話の前書きと名前です。

正解した人には作者が金一封を持ってあなたのところへ駆けつけますww

さあ、皆さんで当ててみてください。期限は次回の投稿まで、そこの前書きでこたえを発表しま〜す。

でわでわ、お楽しみに!

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