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天井裏のウロボロス  作者: 夙多史
Volume-04
158/228

Section4-7 狼たちの戦い

 場所をひと気のない廃工場に移した。

「んで?」

 天明朔夜は奥のコンテナの上に腰かけて足を組む。そして右手を左肩の後ろにやると、まるで手品のように今までなにもないと思っていたところ――いや、意識を逸らされていたところから一本の刀を取り出した。

 妖刀〈朱桜〉。

「力づくでオレからこいつを奪うっつう話だが、やれんのか?」

「逆に訊くが、先輩は奪われないと思っているのか?」

 コンテナの上から叩きつけてくるような圧力の質問を孝一は受け止めて跳ね返した。今や工場内に集まっている孝一の後輩たちは十九人。紘也を追わせていた二人と、昨夜の戦闘での重傷者を除けば全員だ。

「余裕、と言ったら?」

「あんたは確かに最強かもしれないが、オレたちだって牙が抜けたわけじゃない。ずっと戦ってきた。舐めてくれるなら歓迎だ。そこにいくらでも噛みつくチャンスがある」

「安心しろ。この数の後輩相手じゃ流石に余裕はねえ。オレもお前らも暗殺者だ。集団で狩る訓練は積んだが、集団を一人で相手にすることは得意じゃねえからな。まぁ、五分ってとこか」

 ――それでも互角だと思っているのか。

 昨夜の戦闘データから割り出した孝一の見積りでは二:八だ。当然、二がこちら側になる。十六人で同時に襲いかかって掠り傷一つつけられなかったのだから。

 ただ、それはこちらの被害がゼロ――死亡者なしと仮定しての計算だ。妖刀を奪うだけなら十人ほど犠牲にすれば可能だろう。

 無論、紘也を守るためならまだしも、なんの関係もない『払暁の糧』のためにそんな選択は決してしない。

 後輩たちがこれ以上傷つくことはリーダーとして許さない。

「勘違いしてもらっちゃ困る。天明先輩、あんたの相手はオレ一人だ」

 瞬間、後輩たちに動揺が走る。天明朔夜も少しは驚くかと思ったが、彼は口の端を歪めて楽しそうに笑っていた。

「撤回はしねえ。五分だ。なんせ勝利条件が違う。お前はこの刀さえ奪えば勝ちだが、オレはそれを諦めさせせなきゃならねえんだ」

「……そうか」

 どちらにせよ、天明朔夜は油断しない。余裕ぶった態度もあらゆることを想定し警戒しているからだと思われる。

 全力でぶつかるしかない。――そう覚悟を改めた孝一がナイフを抜いた時、工場の入口から声が聞こえてきた。

「ちょ、ダメっスよ!? あんたが行っても先輩の邪魔になるだけっス!?」

「そんなことない! 私だって魔術の勉強はしたんだからちょっとくらい役に立てます! たぶん!」

「あんたは天明朔夜の戦闘を見てないからそう言えるんスよ!?」

 工場内に新しく入ってきたのは腹に包帯を巻いた後輩のジョージと――美良山仁菜だった。

「美良山!? なぜ来た!?」

 孝一は思わず怒鳴り声を上げてしまったが、その理由はたった今聞いたばかりだ。

「私もお手伝いします、孝一先輩!」

「ダメだ! ジョージ、すぐに連れて帰れ!」

「了解っス!」

「いいじゃねえか。せっかく来てくれたんだ。観戦させてやれよ」

 コンテナから飛び降りた天明朔夜がナイフを投擲した。それが孝一に向けられたものなら防ぎようはあったが、ナイフは孝一の脇を擦り抜けて入口の真上――二階部分から吊し上げられていた鉄パイプの束の紐を切った。

 支えを失った鉄パイプが落下し、二階部分の通路の底を破ってその瓦礫と共に入口が塞がれてしまう。

 トラップだ。この工場内に案内されてすぐに孝一は気づいていた。恐らく孝一たちを逃がさないように天明朔夜が予め仕掛けていたのだろう。逃げるつもりはなかったので無視していたが、まさか美良山まで駆けつけてくるとは計算外だった。

 ――文海さんはなにやってるんだ!?

 美良山と一緒に行動していたはずの糸目商人に内心で罵声を吐く。

「あの嬢ちゃんは魔術師だな?」

「手は出させないぞ?」

 不敵な笑みを浮かべて美良山を見る天明朔夜に、孝一はいつでも戦闘を始められるようにナイフを構える。

「だから何度も言わせんじゃねえよ。オレが狩るのはクソ魔術師だけだっつの。あの嬢ちゃんからクソな臭いはしねえ。オレとお前の一騎打ちに水差して来ねえ限り殺しゃしねえから安心しろ。他の後輩共もな」

「……その言葉、信じていいんだな?」

 天明朔夜の情報が昨日の時点だったら信用できなかっただろう。尾行し、直接話をした結果、彼はこの戦いでそういう騙し討ちをするような性格ではないことはわかった。

「美良山、大人しく見てろ」

「……はーい」

 美良山は不満そうだったが、渋々と後輩たちに守られる形で脇に退いた。天明朔夜はその様子を眺め、場の空気が整ったことを認めて孝一に向き直る。

「さあ、とっとと始めようぜ。先攻は後輩に譲ってやる。かかってこい」

 言われた刹那、孝一の姿が消えた。

 一瞬遅れて金属音が響く。相手の背後を取った孝一が刺突したナイフを、天明朔夜は振り向くことなく妖刀で受け止めていた。

 競り合いは数秒も続かない。

 床を蹴り、コンテナを蹴り、壊れた加工機を蹴り、孝一は三次元的に様々な角度から天明朔夜を強襲する。だがその一撃一撃を天明朔夜は全てかわし、妖刀で防ぎ、ナイフを放って反撃までしてきた。

 正確無比に投擲されるナイフだが孝一にも当たらない。天明朔夜が大振りで妖刀を薙ぎ払ってくるのを飛んでかわし、そのまま踵落としを脳天に叩き込む。

 天明朔夜は左腕で受け止めると、口元をニヤリと歪めて孝一の視界から消失する。

 下からの衝撃。

 蹴り上げを尻にくらった孝一はミサイルのように打ち上げられた。痛みは走るが無視できる。孝一は空中で体勢を整えると、天井近くの鉄骨に着地して膝を屈め、蹴り出す。

 ビュン! と。

 風を切って落下する勢いを乗せた両手のナイフで天明朔夜を斬りつける。僅かなバックステップでかわされる。コンクリートの床が罅割れるほどの着地と同時に孝一はそちらへ飛ぶ。

 ナイフによる目にも留まらぬ連撃と妖刀が衝突し、削岩機のような継続的な金属音が工場内に響き渡る。

 常人だと恐らく戦闘の音だけしか聞こえないだろう。まるで心霊現象のように周囲の廃棄された機材ばかりが傷つき、切断されていく。

「頑張るじゃねえか。そんなにこの妖刀を持ち主に返したいってか?」

「まさか」

 孝一は一度距離を取って両手のナイフを投げつける。今までの打ち合いで既にボロボロに刃毀れしてしまったナイフだ。惜しくはない。

「だろうな。お前のそれは忠犬の目だ。ご主人様の命令を命懸けで遂行するってだけの動機だろうよ」

 二本のナイフは妖刀で器用に打ち返された。新しいナイフを抜いた孝一はそれを最小限の動きで回避し、再び〈気配遮断(ステルス)〉を駆使して相手の死角を狙う。

「命を懸ける理由なんざ訊く気はねえ。恩に報いる相手が現れて、守りたい世界を見つけて、牙が抜けないように戦い続けてきたお前たちを否定するつもりも別にねえ」

 だが、天明朔夜は孝一の〈気配遮断〉に慣れてしまっている。その逆も然りだが、お互いに暗殺者としての最大の特徴が効かないのだから戦いにくい。

 向こうは妖刀。ただのサバイバルナイフだけでは刃を毀すことも叶わない。

 切り札はあるにはあるが、魔術の臭いに敏感な『ラッフェン・メルダー』の暗殺者が相手では通用しないと考えるべきだ。

 ――通用はしないが、使えはするか。

 問題はタイミングだ。どこかで天明朔夜の隙を見つけなければ――


「秋幡辰久の息子」


 一瞬、孝一の時間が止まった。

「――ッ!?」

 隙を見せてしまった孝一に妖刀が袈裟斬に振り下ろされる。かろうじて体を斬られる前にナイフを割り込ませたが、衝撃を殺し切れず盛大に吹っ飛ばされてしまった。

 妖刀を受け止めたナイフが砕け散る。

「ハハッ! やっぱそれが今のお前らが全力で守ろうとしてる奴か」

「か、関係ない話をするな!?」

 床を転がった孝一はすぐさま飛び上がって追加のナイフを抜き、天明朔夜に投擲する。もはや作業だとでも言いたげな動作でナイフを弾いた彼の懐へと瞬時に入り込む。

 喉元を狙ったナイフの一閃を天明朔夜は涼しげな顔でかわし、笑う。

「いや、ちょっと興味があってよ。もしもオレが『そいつを殺す』って言ったら――」

 シュッ。

 天明朔夜の頬がさっくりと裂け、つーと血が流れた。

「……お前らの力がどれほどオレの予想を上回るか、見てえだろ?」

 血を舐め取り、天明朔夜は目を細くして静かな殺気を放ち始めた孝一を見た。孝一だけではない。この場にいる天明朔夜と美良山仁菜以外の全員が、静かで、冷たく、そして鋭い殺気を口にしてはならない発言をした愚か者へと向けている。

「……」

「もしもの話だ。そう熱くなるな。いや、逆に冷めてんのかこれ?」

 天明朔夜は手を振って孝一たちを諫めながら少し距離を開けた。ビビったわけではないだろう。孝一たちからこの状態を引き出すためにわざと禁句を口にしたのだ。

 その証拠に、彼は後輩たちの真価の一片を見れて嬉しそうだ。そしてなにかを思いついたような企み顔で妖刀の切っ先を孝一に向けて翳す。

「そういや、オレが勝った時の条件を決めずに始めちまったな」

「ふざけるな。そんな条件があるなんて聞いてないぞ」

「まあ、オレも今思いついたしな。つーか、そうじゃねえとオレがわざわざ戦ってやるメリットがないだろ」

 襲いかかってくる気配はない。戦いは一時中断して、その条件を決めようということか。

「オレには戦い自体を楽しんでいるように見えたが、気のせいか?」

「ハハハ、間違いじゃない。確かにオレは後輩たちとの戯れを楽しんでいる。だが、それとこれとは話が別だ」

 天明朔夜は顎に手をやり、妖刀の背で肩をポンポンと叩いて数秒ほど逡巡し――


「オレが勝ったらお前ら全員、オレと来てもらおうか」


「断る」

 即答だった。似た誘いはキリアンからもあった。驚く隙も考える暇もない。秋幡辰久を裏切るような行為を孝一たちがするはずがないのだから。

 だが、天明朔夜は引き下がらない。

「組織の崩壊からだと十年以上か? そんだけ守り続けて来たんなら充分恩は返したはずだ。もう自由になれ。お前らが自分で鎖を外せねえってんなら、オレが代わりに噛み千切ってやるからよ」

 天明朔夜は根っこからの悪人ではない。寧ろビックリするほどの善人だった。だから冗談でもなく、悪意もなく、彼なりの善意から『こっちの仲間になれ』と言ってくれているのはなんとなくわかる。

 しかし、どんな善意だろうと、孝一にも譲れないものがある。

「悪いな、先輩。もうオレたちはとっくに自由さ。自由意思で今この場所に立っている。たとえあんたがありもしない鎖を噛み切ったとしても、結局は今と変わらない居場所に戻るだけだ」

 秋幡辰久は孝一たちを縛ったりしていない。この街で普通の生活を送れるようにしてくれただけだ。ただ孝一たちがそれを納得しなかった。この仕事を願い出たのは間違いなく孝一たちの意思だ。

「お前らの手は血みどろだ。もし平凡に暮らしてる人間がそれを知っちまったらどう思う? そこに居場所はあるのか?」

「あるさ」

 今度も即答だった。

 この生き方を選んだ以上、正体がバレてしまうことを考えなかった日はない。何度も何度も何度も何度も何度も苦悩し、注意し、考えて行動してきた。いっそ全て話してしまった方が楽なのではないかと思ったことだってある。

 だがそれは過去の話だ。

 そんな問い、今はとっくに答えを出している。

「紘也も、愛沙も、その程度の()()()()()で親友を軽蔑するような奴じゃない。オレはあいつらを信じるよ」

 騙してきたことにショックを受けるだろう。自分のために孝一が手を汚し続けてきたことを知れば止めるだろう。それでもこの十年で築いた親友の絆が失われるイメージなど浮かばない。

「でも、隠すんだな?」

「まあな。知らなくて済むならその方がいい。紘也は一般人であることを望んでいる。ならオレもそう在るべきだ」

 ――まあ、これからはちょっと風向きが違ってくるかもしれないが。

 話は終わりだ。

 こちらに条件を飲む理由はない。勝ってしまえばいい。

 孝一はまた別のナイフを両手に持つ。すると、天明朔夜の目つきがより鋭くなった。

 ――流石に一瞬で気づくか。

 形状は今までのサバイバルナイフと大差ないが、これはいわゆる魔剣と称される魔術的な力が備わった短剣だ。効果はありきたりで大したことはない。この短剣でつけた傷が多少治りにくくなる程度だ。

 効果などどうでもいい。

 必要なのはこれが魔剣で、天明朔夜はその力までは悟れないという事実。

 魔術師ではない孝一たち暗殺者は、こういう魔術道具や術式を瞬時に嗅ぎ分けられて対処できてしまう。それほどまでに、魔術に対して()()に作られた。

 だから――二本のナイフが妖刀に弾かれて宙を舞う。


 そこに隙が生まれる。


 最初からナイフを囮に使うつもりだった孝一は、力を込めた掌底を突き上げるようにして天明朔夜の顎を殴った。

 初めてまともに一撃を入れた。

 弧を描いて吹き飛んだ天明朔夜は、それでも意識を失わず空中で一回転して足から着地する。

「やるじゃねえか」

 口の中を切ったのだろう。流れた血を拭って天明朔夜は孝一と向き直る。

「ったく、後輩にこれだけ想われてる秋幡辰久の息子は幸せな奴だな。――やめだ」

 皮肉めいた笑みを浮かべてそう言うと、彼は持っていた妖刀を放り投げた。カラン、と乾いた音を立てて妖刀が両者の丁度中間に転がる。

「……どういうつもりだ?」

「あー、なんかアレだ。興が醒めた。これ以上ノロケ話を聞いてると胸焼けしそうだ」

「ノ!! ロ!! ケ!! 話!! 孝一先輩と秋幡紘也先輩のノロケ話だと!? はいはいはーい!! 私、もっと深いところまですっぽりしっぽり聞きたいですムッフーン!!」

 興奮して駆け寄ろうとして後輩たちに抑え込まれている美良山がそこにいた。なんか椅子に座っているわけでもないのにガタッと音が聞こえたような気がした。

「……なんだあの嬢ちゃん、腐ってんのか?」

「……気にしないでくれると助かる」

 向こうで「詳しく! 詳しく!」と叫びながら後輩たちを千切っては投げ始めるバーサーク・美良山に、中学三年時の黒歴史(おもいで)まで蘇ってきて頭が痛くなりそうな孝一だった。

「とにかく、返すっつってんだ。オレの気が変わらねえ内に拾え」

 話を戻すために改めて天明朔夜がそう言った、次の瞬間だった。


「そらおおきに。ほな、遠慮せず拾わせてもらいまっか」


 暴れていた美良山のローブの中から一枚の和紙が飛び出してきた。

 描かれていたのは〈八卦〉の陣。光を撒き散らして弾けた和紙から、漢服を纏った丸眼鏡の優男が出現した。

「文海さん!?」

「ちょっと!? また乙女の懐になに仕込んでたんですかぁあッ!?」

 飄々とした食えない笑顔を浮かべる劉文海は足元に転がっていた妖刀を拾う。天明朔夜が親の仇を見るような眼で睨み、舌打ちした。

「おい、クソ魔術師、てめえいつから見てたんだ?」

「せやなぁ、仁菜ちゃんと同じタイミングからやなぁ。彼女の視界をちょこっとジャックして共有しとったさかい」

 と、孝一の眼前で朱銀が閃いた。

「――ッ!?」

 咄嗟に後ろに飛んでいなければ、今頃は頸動脈を切られて死んでいただろう。誰もが今起こった光景を理解できず、場が静まり返る。

 劉文海だけがニヤニヤと笑っていた。

「惜しい。孝一はんをゾンビ化できればこれからの一仕事、楽できる思たんやけどなぁ」

「あんた、なにを……っ!?」

 背筋に冷たいものが走る。頭の中で警鐘がけたたましく鳴り響く。

 劉文海は、今、なんと言った?

「キリアンに()()()()妖刀が守備よく蒼谷市に持ち込まれたまではよかったんやけど、まさかそこのあんちゃんに奪われるとは計算外やったわ。めっちゃ焦ったでぇ。危うくボクの真の目的が叶わんなって、会長にどつき回されるとこやった」

「待て待て待て!? 真の目的ってなんの話だ!? キリアンに盗ませただと!?」

「今な、こっちもボクの予想外なことにええ具合に舞台が整ってんねん。このタイミングで戻って来てくれてほんま助かったわ」

 全て仕組まれていた?

 疑問はあった。キリアンは本当に単独犯だったのか、という疑問は。

 あれほど大がかりな神殿化の構築を一人の人間が短時間でできるはずがなかった。そこに『払暁の糧』が絡んでいたのなら全てにおいて納得できる。

 秋幡辰久はこのことを――いや、知っているはずがない。

「おい、後輩。やっぱりこいつはクソだぞ」

 天明朔夜がナイフを抜く。後輩たちも一斉に戦闘モードへと切り替える。

「悪いけど、あんちゃんたちの相手しとる暇ないんや。ここでさいならさせてもらいます」

「待て!?」

 孝一が飛びかかるが、〈八卦〉の和紙がばら撒かれて大爆発を引き起こした。幸い工場は崩れなかったものの、爆煙が消えた後に劉文海の姿は影も形もなかった。

 転移魔術で逃げられたようだ。

 一体、どこに……?

「すぐに文海さん――いや、劉文海を探せ! 嫌な予感がする!」

 脳裏に浮かんだのは、秋幡紘也たちの顔だった。

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