【※ネタバレ注意】公募用あらすじ
世界魔術師連盟の魔術実験が失敗し、世界中に多くの幻獣が召喚されてしまった。実験の責任者だった秋幡辰久は、人を襲う幻獣から息子を守るため、自分の契約幻獣を派遣することにした。
その息子――秋幡紘也はまさに幻獣に襲われていた。魔術師の息子ながら魔術を使えない紘也は簡単に取り囲まれてしまう。そんな紘也を一人の少女が助けた。圧倒的な強さを見せる彼女の正体は、幻獣ウロボロスだった。
ウロボロスと契約を交わした紘也は、彼女の鬱陶しいスキンシップをスルーしながら、日常を過ごしていく。その中で多種雑多な幻獣に襲われたり、陰陽剣士の葛木香雅里に睨まれたりと、いろいろなトラブルに巻き込まれていく。
やがて一人の少女が紘也を訪ねてきた。それは父親が紘也を守るために派遣したウェルシュ・ドラゴンだった。ウロボロスがそうだと思っていた紘也は驚愕する。
ウェルシュはウロボロスを討伐しようとする。
紘也はウロボロスが嘘をついて紘也に近づいたことを知ったが、それでも彼女のおかげで助かった事実は変わらない。
紘也はウロボロスとウェルシュの戦いを止めるために動く。彼女たちが張っていた結界を破って戦いに割り込み、どうにか場を納めることに成功。ウェルシュとも契約を交わすことになった。
ウロボロスとウェルシュ。二倍に増した騒がしさに、紘也は頭痛を抑えることができなかった。