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月は優しく桜を照らす  作者: 華ノ月


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42/47

42.


「……何処に向っているんですか?」


 正志が運転する車に揺られながら、優樹が行き先を尋ねる。


 昨日約束した待ち合わせ場所に優樹が行くと、正志はすでに到着していた。そして、正志に車に乗るように言われて車に乗ると、「ほな出発や」と言って、正志はどこかに向って車を走らせる。でも、どこに向かっているのかがさっぱり見当が付かなくて、優樹はそう尋ねたのだった。


「まっ!それは付いてからのお楽しみや♪」


 正志はそう言って、運転をしながら鼻歌を歌いだす。


 その間、優樹は何処に向っているのか分からなくて、どことなく不安な表情をしていた。


 やがて、車は少し山道のような場所を昇り、その場所に車を停める。そして、正志からここからは歩きだと言われて、優樹は正志の後を付いて行く。


「……あれ?」


 優樹が歩いている途中で地面にさしてある看板に気付く。その看板には『私有地』と書かれていた。


「あの……ここって入っちゃ駄目なんじゃ……」


 優樹が前を歩く正志を呼び止めて、看板を指差しながらそう言葉を綴る。


「大丈夫や~」


 正志がそう言って私有地に足を踏み入れて歩きだす。優樹は「大丈夫かな?」と感じながら、正志の後を追っていった。




***


「……あのね、奈緒ちゃん……。昨日、美影に言われたことがあるの……」


 美月が奈緒の膝の上でポツリとそう言葉を綴る。


「……なんて言っていたの?」


 その言葉に奈緒が美月の頭を撫でながら優しい声でそう尋ねる。


「優樹さんのこと……」


 美月がそう口を開いて、美影と昨日会話した内容を奈緒に話しだした。





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