高身長の小学生
僕は同級生と昨日のテレビ番組について話していた。
「昨日、テレビに出てた小学生、めっちゃデカかったね」
「百八十センチって、とんでもないよな。初めて見たよ」
どこかの学校を取材していたが、そこに高身長の小学生が出ていた。担任の先生よりも大きく、どっちが大人か分からない感じだ。
「だけど、話すと子どもって感じがしたから、ほっとした」
「つーかさ、一番大きい小学生って何センチなんだろう?」
同級生が問うので、僕は答えた。
「投稿特ホウ王国って番組で、百八十九センチの男の子が出てたよ」
「なんか見たような気がする。江本、よく覚えてるな」
僕は自分と対して年齢が変わらないのに、こんな大きい人がいるなんてと思っていた。
「じゃあ、テレビじゃなくて、リアルでは?」
何人かが百七十センチくらいかなと答えていた。そんな中、僕は自信を持って答える。
「ひとつ上の先輩(男)で、百八十一センチがいたよ」
それに対して、みんなびっくりするだろうと思っていたら反応が違った。
「いやいや、そんなことないから。たぶん、間違いだよ、それ」
「もし、本当だったら、テレビ出るだろ」
「小学生のときって、小さいから大きく見えたんだよ」
なんと、みんな僕の言ったことを否定し始めた。
「本当だって。先輩、その後は伸びなくて、中学卒業時は百八十五だったらしいけど」
「なんかの間違いだよ、証拠ある?」
そんなのあるわけがなかった。学年が違うから、卒業アルバムにも映っていない。
「まっ、見間違いだから、気をつけろよ」
結局、なぜか分からないけど、信じてもらえなかった。
今回の話で出てくる、百八十一センチの先輩(男)ですが、本当のことです。
野球をやっていて投手でした。小学生にしては、けっこう速かったらしい。高校でもやってましたが、強豪校ではなかったです。卒業後は専門学校に進んで就職。結婚を機に転職して、子どもが二人います(自分は見たことない)
何人かに話をしたら信じてもらえなかったのは覚えています。ただし、大学のときではなく、高校のときだったかも。なお、テレビ朝日の「ナニコレ珍百景」に、百九十センチの小学生が出てました。




