表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
96/109

視覚障害の同級生と大学進学者数

「佐川さんの同級生で、男で〇〇って名字の人いました?」

 僕は佐川と休憩がかぶったので聞いた。

「いや、いなかったと思う」

 僕は佐川に同級生のことを話した。視覚障害のある女子で、どっちか分からないけど片方の目がほとんど視力がなかった。黒板を見るために理科で使うような器具を使っていたことなどを話した。


「彼女、兄弟が多くて末っ子だったんです。一番上は十個くらい離れていて、もしかしたら同級生かもって」

「うーん、やっぱり聞いたことないな」

 佐川は僕より十五くらい上だから、さすがにかぶらなかったようだ。僕は続ける。

「おそらく家が貧しくて、お風呂にも入れてない可能性があって。父親が自営業をしているみたいで、上のお兄さんたちは手伝っているって言ってました」

「そんな子がいたんだ。かわいそうに」

「彼女、公立じゃなくて特別支援学校に行った方がよかったんじゃないかって思ってるんです。そっちに行けば、もっと手厚い指導を受けれたんじゃないかって。でも、彼女が公立に進んだのは、仲のいい同級生がいたからだと思ってます。その子も知的障害まではいかないんですけど、少し足りてないみたいで。二人とも高校は同じところに進んでますね」


 僕は彼女たちの進んだ高校名を言うと、佐川も反応した。

「あそこ、誰でも入れるバカ高じゃん。相当ヤバいな」

「まあ、うちの中学の女子だと最後の砦ですからね」

 偏差値三十台なので、よほどのことがない限り入れる高校だ。そんな話をしていて、僕は気になって聞いてみた。


「そーいや、佐川さんの同級生って、どのくらい大学に行ってますか?」

 僕の問いに対して、佐川は少し考えて答えた。

「五人くらいかなあ」

佐川については、コチラを参照

https://syosetu.com/usernoveldatamanage/top/ncode/2097070/noveldataid/28074222/


もっと年上の人に、大学進学者数が五人と言われた話

https://syosetu.com/usernoveldatamanage/top/ncode/2097070/noveldataid/25989489/

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ