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小中時代の同級生の父親の弟

「今日、駒井さんの家でお茶したんだけどさ」

 母が話しかけてきたので、僕は「ふーん、そうなんだ」と返した。

 駒井というのは、小中時代の同級生(女子)で、少なくとも二年間は同じクラスだった。高校進学時、少しレベルの高い学校を受けていた。落ちる可能性が高いと思われていたが、見事合格した努力家だ。


「それで、純一に一番言いたいのは、駒井さんのお父さんの弟さんが言ってたこと」

「何で?」

 母は少し間を置いてから言った。

「あの歯医者さんと同級生なんだって」

「えっ、そうなの」

 あの歯医者というのは、一年くらい前に近所でオープンした歯医者のことだ。母校(中学校)の先輩だったので、僕はびっくりしたことを思い出す。


「弟さん、言ってたわ。あの歯医者、〇〇くんだったんだ。すごいな、大学に行って歯医者になってって」

 母の話だと、駒井のお父さんの弟も驚いていたようだ。

「それで聞いたのよ、大学に行った人、どのくらいいたんですか?って」

 僕は気になっていた。なぜなら、五人という信じられない数字を言われてたからだ。

「何て言ってた?」

 母は答えた。

「五人くらいかなあって」


 僕も半信半疑だったが、やはり嘘ではなさそうだ。母校(中学校)は、かつてマンモス校で一学年が八クラスで三百人超えていた。それなのに大学進学者が五人しかいない、果たしてそんなことがあるのか?

「あんた、オーバーなところがあるから信じてなかったけど、本当だったみたいね」

 僕は母校の学力格差も、とんでもないなと思っていた。

< 近所の歯医者は、母校(中学校)の卒業生>

https://syosetu.com/usernoveldatamanage/top/ncode/2097070/noveldataid/25989489/


初めて歯医者に行ったときのことは、コチラに書いてあります。

信じられないと思いますが、本当の話です。

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