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新一年生の自己紹介、反省会

「さあ、嘘つき出て来ーい」

 廣川が言うと、三人が前に出た。去年の自分たち同様、新一年生は驚いているようだった。嘘をついた三人は訂正して自己紹介した。

「新一年生の自己紹介タイムを終わります。ありがとうございました」

 最後はみんなで一年生を送り出して終了した。


「二年は残って反省会をしようと思います」

 そう言った後、廣川はポンと手を叩いて言った。

「先輩たちも何かあれば、アドバイスをお願いします」


「じゃあ、このあと用事があるので一言だけいいかな」

 手を挙げて言ったのは、付属高出身のバスケ部の男性だ。

「二年生、お疲れさまでした。今年も楽しませてもらいました。ひとつだけ気になったのは、新入生が付けてる名札。名前、間違ってないよな?バレなくてよかったけど、日野のび太くんが本名でつけてるよ」

 もぐり役の山滝は名札を見て、はっとしていた。

「最後にバスケ部は部員もマネージャーも絶賛募集中です」

 そう言って、教室から出て行った。一年経っても変わってなくて、みんな笑っていた。


「他にある方、いらっしゃいますか?」

 すると何人か先輩が言ってくれた。

「もぐりの設定で同性愛があったが避けた方がいいのでは?」

「初対面なんだから、もう少し平等に接した方がいい」

「時間見て!少しかかりすぎ」

「くじはよかった。列ごとにやると自分の順番が回る前に何を言うかばかり考えてしまうから」

「最後に名札を外すように言わないと。慣れてないから、つけっぱなし。学内はいいけど、外に出たら個人情報漏洩」

 先輩たちから、ありがたいお言葉を言われた。そのあとも、二年生だけで反省会をした。人によって温度差があるため、けっこうキツイ言い方をするのも出てきた。ただ、僕はそんなにやる気がなかったのだが、なぜかやる気があると思われてたのだった。

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