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部活の合宿

 八月中旬、僕は高校(母校)の部活の合宿に参加した。毎年、お盆の時期に河口湖でやっている。最初から参加したかったのだが、アルバイトがあったため途中からの参加になった。店長から休み希望が多いことを指摘され、休めなかったからだ。もちろん、自分の懐事情も苦しい。後輩から「先輩が卒業して寂しい」というメールも届いた。なお、男子部員は彼一人という状況だ。


 電車を乗り継ぎ、約三時間ほどで河口湖駅に着いた。そこから合宿場所までは離れてないので歩いて向かった。この日は暑くなかったから、体を動かせてよかった。

「こんにちはー、遅くなりました」

 挨拶もそこそこに僕は久々に楽器を吹いた。全然、吹けないのだけれど、やっぱり楽しい。


「先輩、大学生活は、どうですか?」

「彼女、いないんですか?」

「埼京大に入ったのに吹奏楽やらないなんて、もったいない」

 同級生の妹でもある後輩に言われた。

「いやいや、全国大会金賞だから難しいよ」

 全国大会に出てる強豪校だということを知ってるのに、何でそんな軽いことが言えるんだろう?僕が今まで通っていた学校は、音楽に興味のない児童・生徒が大半だ。だとしても、普通に言えるのが信じられなかった。しかも、吹奏楽部員なのに。


 合宿最終日は、恒例となっている焼肉と花火。僕は後輩にお願いされたのと、大人っぽく見せるためにロケット花火を買った。お菓子も合わせると五千円ほどで痛い出費だったが、楽しい思い出ができた。久々に吹奏楽に触れたことで、ストレスが解消した。僕は何か活動しないといけないなと思った。

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