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補助教員ボランティア 七日目

「おはようございます」

 僕は図書室に入ると、すでに生徒がいた。

「おはようございます」

 とても元気な挨拶をしてくれたので、僕はほっとした。


「あー、夏休みも終わっちゃうな」

「宿題、終わった?」

「まだ」

「じゃあ、頑張って終わらせよう」

「うん」

 中学一年生なので、天真爛漫という感じだ。


 時間になると、生徒たちがやってきた。最初は静かだったが、だんだんと騒がしくなる。

「あれっ、今日はハゲの人、いないんだ」

「ほら、ハゲとか言わないの」

「だって、ハゲじゃん。すぐ怒るし、怖いし」

 たしかに、そうだけどと僕は思っていたが態度に出ないようにしていた。


「なんか、あの先生いない方が集中できるかも」

「あっ、いつもより進んでいるね」

 他の先生が気づいて声かけをした。本人もうれしそうだ。このとき、僕はどのくらい進んだかということも見なきゃいけなかったと反省した。しかし、肝心の教室は、相変わらずの騒がしさだ。結局、うるさいまま終了した。


「やっぱり、八木さんの存在が大きいわ」

「でも、あの中一の女の子にとっては、プラスだったみたいね」

 最終的に「今日はどんな感じでしたか?」と副校長に聞かれ、ありのまま話した。翌日、副校長が生徒に話をしますと言ってくれた。あー、やってしまったなと僕は思った。

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