表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
101/109

補助教員ボランティア 初日

「行ってきます」

 僕は朝七時半過ぎに家を出た。打ち合わせのときもだけど、スーツを着ていた。鏡で自分の姿を見て、大人になったと勘違いしてしまいそうだ。中学校に着いたのは、九時半分頃。あれっ、大学に行くのと、たいして時間が変わらない。


「おはようございます」

 僕は図書室に入った。今日は自分を含めて、ボランティアの先生は五人。九時五十分になると、生徒たちが続々とやってきた。当たり前だけど、幼く見えた。でも、三年生とは、四つしか変わらない。学年ごとに分かれて座ってもらったが、一年生が一番多かった。


「それでは、挨拶をします。おはようございます」

 女性の先生が、ビシっと言う。僕も気が引き締まった。

「では、せっかく学校に来てるんだから、しっかりと勉強をしましょう」

 それぞれが宿題を持ってきているので、勉強を始めた。


「ほらほら、集中してやらないと」

「こんなに多くの先生たちが来ているんだから、分からないところは聞く」

 けっこう、ビシバシ言ってくれるので、こちらとしても助かる。初日は大きな問題なく終わった。最後は校長室に行って、コーヒーを飲みながら少し雑談をした。


「江本くん、吹奏楽やってたんだ。私もやってて」

 他大学から来ている女性、少し大人っぽいと思ってたら、大学四年生だった。

「コンクールの予選の会場が普門館だったから、もう満足って感じで」

 吹奏楽をやっている人は、みんな憧れるという普門館。なんと予選の会場だったとのこと。これには、僕も驚いた。副校長も吹奏楽をやってたみたいで、盛り上がった。

「じゃあ、明日もよろしくお願いします」

 昼過ぎに終わり、僕はゆっくりと帰宅した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ