何一つなし
ようやくですね
「ここか」
地図によるとどうやらこの森のようだ。
「よし、入るか」
そう言って俺は森の中に入っていった 入った瞬間モンスターとエンカウントする
「グギャァ!」
そいつは目的のゴブリンだった
確か3体倒せばいいのだ。
まあ、目の前には軽く10体程度いるが。
「はぁ、やってやる」
「【衝撃放出】10%」
ドォン!!軽く3体くらいが吹っ飛んでいった。
あれ、これ案外楽なのでは。
それと今分かったことがある【衝撃吸収】でリサイクルできるのは20%程度と言うことだ。
「次々いくぜ」
俺は迫ってくるゴブリンに切り上げをお見舞いする。
「よしもう一体」
まあもう依頼はとっくにクリアしているが初戦闘がこれじゃ面白くない。
「よし!魔法を試してみるか」
この世界の魔法について昨日いろいろ学んだ。
まず基本的にこの世界の魔法は詠唱が必要、じゃないんだなこれが
実際には自分にあるマナを実体化するのが魔法のようだ。
例えば風を出したいなら自分の中の魔力に働きかけてそれを具現化する 魔法はイメージが大切らしい。
風を出し、それをどうゆう形にするかどう工夫をするかどう動かすか。
それを考えることでより高度な魔法になるみたいだ。
とは言え初心者には工夫も限界があるので初心者におすすめと言われた型通りの魔法使う。
【ウインドカッター】
風の刃がゴブリンを切り刻む。
「よし!成功」
「次は・・・」
俺はその後、ゴブリンを倒すこと10分あらかた近くのゴブリンは倒しつくした
「ふぅ~」
やっと終わった しかし、奥に進むにつれてだんだんと数が増えて行った。 そのおかげでなかなかに疲れた。
とは言え数があるだけで飽きてしまった
「さて、休むか」
このままで帰るのも味気ない。
そう思った俺は少し休憩することにした。
そいえば先ほどこの世界の魔法は詠唱が無いと言ったが。
あれは一部分嘘だ。どうやら回復魔法と召喚魔法は詠唱が必要らしい。
回復魔術に関してはどうやら水、風、光、熱の属性を持っている人で
その中で才能がある人が使えるみたいだ。
そして召喚魔法は詳しくは分かっていないけどこの世界ではどちらも、習得している人は少ないようだ。
そうだもう一つ思い出した俺のスキルにあった【鑑定】だ。
まあよくわからないが百聞は一見に如かずだ。
俺は自分を見ながら鑑定を使う
「【鑑定】」
【ステータス】
《人間》
・Lv.4
・HP……420/420・MP……45/80
・魔力……59・力……58
・防御……42・魔防……39
・運……43 ・俊敏性……41
・魔法適正……雷、風、熱
【スキル】
〈ノーマルスキル〉
・鑑定
〈アーマースキル〉
・毒耐性+10
・雷耐性+200
・風耐性+200
〈マスタースキル〉
・剣術Lv5
・風魔術Lv4
・雷魔術Lv2
〈キングス〉
・衝撃放出&吸収
(衝撃を吸収しそれを放出することが可能)
・キャパシティ………63%/100%
「なるほど魔物を倒したらレベルが上がった」
レベルが上がったのは上がったのだろうが全く実感がわかない
そろそろ休憩は終わりにしよう。
だがやることが無いのでさらに森の奥にはいってみようと思う
~~10分後~~
何もなかった、いや正確にはゴブリンはいた
いたがあまり強くはなかったしかも数も少ない
なので正直飽きてきた。 もっと強い敵と戦いたい そんなことを考えていても。いないものはいない。
「帰ろう、暇だしな」
そうして俺はギルドに戻ることにした。
え、何にもないのかって。ねえよそんなもん
そうして俺の初戦闘は終わった。 もちろんゴブの角はとってある。
ー-番外編ー-
金の価値
鉄貨=1ダール
銅貨=10ダール
銀貨=100ダール
金貨=1000ダール
火魔術の型一覧
・ファイアボール
・ファイアアロー
・ファイアウォール
テンプレートは簡単な魔術入門用の魔法です
あとほか魔法は基本的に自分で作るか教えてもらいます