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ありふれた異世界転生の中で  作者: アイスマシーン
プロローグ
4/67

緊急事態?

~~翌日~~


俺は朝早くからギルドに来ていた。

「遅いぞ」

いきなり不満げにグレイがそう言う。


「いやあの、すいませんした」

俺は返す言葉もなく謝罪する

でもしょうがないと思うんですよ集合時刻6時ですよ6時、朝のね

そんなもの一端の大学生ができるわけにじゃないですか。


レオンはどうしたって?

あいつ俺よりぐっすり寝てやがりましたよ。

それでもレオンがお咎めなしなのはいつもどうりなのだからか?

「まあいいじゃん」

「はぁ、まあいい」


そしてグレイがため息交じりにそう言った。

その時後ろから声が聞こえる 。

「ねえ、まだ?」

その声はレノさんだった。

「あ、はい今行きます」

そう言って俺は皆と受付に向かう。

「で、今日は試験の代わりの依頼で良かったよね?」

「ああ、もちろん」

「じゃあこれ」

と言って一枚の紙を渡してくる。


「えーと」

「内容はゴブリン3体の討伐ね」

「場所はここから北東の方角にある森の中」

「一応、ゴブリンの角をはぎ取ってきて」

「あ、これが地図ね」

「了解」

「じゃあ行くか」

俺はレオンたちに声を掛ける。


「まって」

レノさんが呼び止めてきた 何かあるんだろうか?

俺は疑問に思いながら振り向く。


「レオン、緊急事態だわ」

どうやらただ事ではなさそうだ。


「どうしたんだ?」

「実はさっき、ギルド長から連絡があって」

「国境の近くに新たにダンジョンが急に現れたらしいの」

「そこで今一番の実力者のレオン達のチームが行ってほしいって」

「本当か」

「ああ、俺でよければ全然いいけど」

「じゃあ、お願い」

「分かった、すぐ行こう」


「うん、ありがとう」

「じゃあ、気をつけて行って来てね」

俺の件は、などと言える状況ではないことは分かった。

俺は空気を読める人なのだだからここは大人しく従っておくことにする。

そもそもなんとなく分かる俺が行っても足手まといだろう。

「じゃあ俺は一人で行きますよっと」

「ごめんな、レイ」


おいおい確かに俺はあの中じゃあ最年少ではあるが20だ

子守をされる年齢じゃない。

「レイの実力があれば簡単ですよ」

「おう、任せろ」

俺が胸を張ってそういう。


「じゃあお互い頑張ろう」

「ああ、じゃあな」

俺は一人、王都の外に向かった。

なし!

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