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3回目:告白

リンチかっ!?リンチなのか?

流れで、神谷はヤケになって告白してしまう。

果たして結果は・・・

その後、3時に会う約束をした。

「俺の家は自由に使ってていいから。

絶対、ついてくるなよ」

「分かってるよ。がんばれよ!

時間あったらメールで報告しろよ〜」


それから2時半に家を出た。

だが、俺は気付いていなかった・・・・

目的地まで5分でついてしまうということを。

2時40分に約束の公園到着。

やっぱ早すぎたな・・・

てか、本当にくんのかな?

そういえば告白しなきゃいけないのか。

そんな事を考えながら待っていると

10分も経たないうちに麗ちゃんが現れた。


早いなぁ。と思いつつ

「おはよう」

と挨拶をする。

「おはよ。待った?」

そう聞かれる。

「いや。っていうかまだ約束の時間じゃないし」

「そうだね」

さっきあんな気持ち悪いメールしてたのに普通に話せてるよ・・・

でもこれからリンチって可能性も・・・

そんな俺の思いとは裏腹に

公園のベンチで「久しぶりだねー」とか話した。

緊張していて意識して見れなかったけど

改めて麗ちゃんをみてみると可愛くなっていた。

「長くなりそうだったらうちで話す?」

「俺は別にここでいいけど」

「でも、雨ふりそうだし。おいでよ」

この流れで麗ちゃんの家に行く事に。

あっ。でもこのまま家でリンチっていう可能性も・・・・

家に行くまでは会話がなくて、そのせいで

被害妄想が更に膨らみ物凄く怖かった。


麗ちゃんの家のリビングに通された。

昔に何度かきたことがある。

麗ちゃんがコーヒーをだしてくれる。

「あ、ありがと」

コーヒーを入れてもらった後、物凄く気まずい雰囲気になった。

これも全てメールのせいなのか?


コーヒーを何口か飲んだ後に麗ちゃんが口を開いた。

「さっきのあれって・・・いたずら?」

「え?あれって?」

みすったああ。

分かっているのにとぼけてしまった・・・・

「・・・好きって言うやつ」

麗ちゃんの顔は軽く赤い。

ふぅ。

ここまできたらやるしかないか・・・・

「いや、俺はかなり本気なんだけど」

「だってちくわとか言ってたじゃん・・・・」

そういえばちくわぶとか送ってたな。

そりゃいたずらと思われても仕方ない。ってか実際

いたずらな訳で。

どうやって弁解するか・・・

「あれは照れっていうか、ちょっと誤魔化そうとしただけで!」

キタな。

流石、俺のフォーク。上原もビックリのキレだぜ。

「そうなの?」

「うん」

納得・・・してくれたのかな?

まぁここでちょっと念を押しとくか。

「本気だから」

別に恋愛感情があるわけでもないんだから結果がどうであれいいんだ。

友達も結果なんて気にしちゃいないだろう。


「あたしのことが好きなの?ほんとに?」

「うん」

「ありがと」

ありがと?ごめんは良く聞くけどありがととは?

「ありがとう?」

俺にはわからない事だらけで、つい聞き返してしまった・・・

「ん・・・神谷くんはあたしのこと、何で好きなの?」

「何でそんな事聞くん?」

うわっ。俺さいてーだ。応えられなかったしっ!

「気になるから。最近会ってなかったし」

なるほど。

ってか、どこが好きかなんて考えてなかった・・・

ここを流すことは出来なそうだ。

「良くわかんないけど、前からすきだった。

麗ちゃんって優しいし」

全く。俺の口は。

しばらく俺は麗ちゃんの顔を見れずにいた。

麗ちゃんも黙ったままだった。

ジラース。

軽いいたずらの筈が何故か告白にっ。

結果は次回!

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