四話 里と鬼と鬼巫女と…
不定期更新が悪化してきてますね…しっかり更新出来るよう頑張ります
「さて、白雅、ちょっとお使い頼んでいいかしら?」
「え、良いですけど僕、地形とか全然知りませんよ?まさか地図だけで行けと言うんですか…?」
「いやいや…そんな鬼畜みたいな事はしないわよ?案内役としてそこの鬼、連れて行ってくれてもいいから」
ん?鬼…?
「あり?見つかっちゃったー?…まぁお使いの案内位はやってもいいよ?勿論、お礼はお酒でー♪」
「え…なんかこの人角生えてるし…見た目は子供ですよね?お酒飲んでもいいんですか!?それにもう酔ってるし…」
「だから萃香は鬼だってば…幼いのは見た目だけよ…」
「あぁ……成る程…?まぁ、お使い行ってきます」
「じゃ、これに書いてる物買ってきてー…あ、これ代金ね」
僕は霊夢さんにメモとお金を貰った。
へぇ…昔のお金だ…じゃあ、出発しますか!
「あ、そーだ、自己紹介してなかったねぇ…私は伊吹萃香だよ、あんたは?」
「あ、僕は神月白雅です」
「ふーん…気に入った!里に着いたら良い酒が売ってる店、紹介してやるよ!」
「いや僕未成年なんですけど!?」
in人間の里
「はぁー…人がいっぱい居ますねぇー…」
「じゃ、まずは酒だ!白雅!こっちだ!」
萃香さんがさっさと走って行ったので僕も走る
「待ってくださいよ!」
「えー…」
と言いつつ歩いてくれた
「さ、ここだ!」
萃香さんが紹介してくれた店は木で出来た大きな看板に『雨之酒屋』と書かれていた。