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5:案内されたアイリス・モル。或いは、連れていかれたミル・ロリス

※事件回なのでややエログロ注意。

 罰が当たったんだ。僕はずっとそう思っていた。

 身体が弱かったのは姉さんで、僕はそうじゃなかった。僕は自由に外を歩けたし、走り回ることも平気だった。だけど成長するにつれて姉さんは健康になり、反対に僕が病気がちになる。


 「ファイデ!隣町に釣りに行こうぜ!あっちで凄い魚釣れるんだ!」

 「うん!行く行くっ!」


 あの頃の僕はまだ、男友達と外で遊んでいた。家の中、一人で退屈な姉さんを置き去りにして。窓からそれを眺める彼女は、それがどんなに憎かっただろう。

 あの頃は店と工房が一緒になっていて家は家としての作りしかなく、両親が出掛ければ家は姉さん一人になっていた。その世話を任せられていたのに、あの日の僕は友達の誘いを断れず、意気揚々と家から出て行った。そう。それが間違い。姉さんは家にやってきた強盗と一人で戦う羽目になる。

 想像するだけで恐ろしいよ。その場にいたのが僕だったなら、きっと同じ事は出来ない。それでも彼女にはそれが出来た。口先だけで相手を追い払った彼女は、その日を境に大きくなった。精神的に強くなったというよりは、自分を大きく見せることが上手くなった。はったりやブラフを口にした駆け引き上手になったと言うべき?

 病は気から。それなら心が強くなった彼女は明るく健康になった。だけど病も気から。罪悪感と恐怖の想像により、僕は弱く臆病に。特に酷い病気にかかっているわけではないのに、運が悪いのか何なのか。

 外に出れば直ぐに怪我をする。馬車にはねられたり、転んで骨を折ったりねんざをしたり、近くを病人が通れば必ず風邪を移されて吐いたり何日も寝込んだり。僕も両親も嫌になるほどそれを味わったから、僕は一人で外に出てはいけない。

 あれからというもの僕の人生はそんなジンクスに縛られている。それを破っただけで、僕は何度死にかけるし、何より治療費が馬鹿にならない。それなら家で仕事を手伝わせた方が良い。両親はそう考えた。

 それでも時々必要にかられて外に出ることはある。勿論一人ではない。誰かと一緒なら安心するから?何故か事故は防げるが、風邪の方は防げない。どんなに万全な装備を調えても駄目だ。風邪の流行る時期はまず出歩けない。工房から店までの短い距離を行き来する時も、風邪の少ない時期にしか……

 不幸中の幸いというか、僕は仕立て屋の才は継いでいたのかそちらで芽を出した。だから外を走り回れないことも……次第に苦痛ではなくなった。服を作ったり、それを喜んで貰えることは確かに嬉しい。……それでも。


(あれは、報いだったんだ)


 *


 夜中の内に旅の仕度は調えた。僅かな食料と最低限の着替え。重くならない程度の宝石、金品。それから台所から盗んだイノンドと、銀のナイフ。魔除けとしての力はどの程度あるか解らないが、無いよりマシだ。それから眠気覚ましのミントの葉。相手が夢魔ならば、眠気を振り払えばまやかしを打ち破ることも可能なのでは。ファイデはそう考えたのだ。

 それでも噂のことを知っている人に、一言残さなければならなかった。大人は誰も信じてくれないだろうから、あの噂を教えてくれたロンドを頼ることにした。この不運と身体では誰かと一緒でなければ、姉を捜すことだってままならない。

 彼女は一応信じてくれたようだが、身体を気遣い邪魔をする。普段怖い話ばかりするが、それでも優しい彼女なら、一緒に着いてきてくれると思った。だから邪魔をされたのは想定外。こっそり家を抜け出さなければならなくなった。それで危ない目に遭うのだとしても、姉が今は大変なのだ。二度も姉を見捨てられない。姉をまた見捨てたら……後悔の念に押し潰されて、今度こそどうにかなってしまう。

 しかし昨夜のことで、余程疲れていたのだろう。狸寝入りのはずが夕方まですっかり眠っていた。度重なる己の失態を後悔しつつ……それでもファイデは落ち着いた。多少、この出来事を客観的に考えることが出来るようになっていた。

 あの男は何者?何者だとしても、だ。現実的に考えるなら、まだそんなに遠くには行っていない。冷静になればそれは解る。


(追いつけないはずがない)


 誘拐から犯行まで日が空くのは、奴らが移動するから。それは攫われた者自身が操られ、自分の足で?或いは船か馬車で移動するから。


(この街の馬車屋は一軒しかない。それに小さな店だ)


 父がまだ帰ってきていないことから、姉は足がない。ロンドが部屋に忘れた新聞を盗み見たが、何処かの店か家から馬や馬車が盗まれたという話もなかった。そもそも姉が操縦出来るとも思わない。


(事件には必ず裏がある)


 陰で糸弾くのがあの道化師だとしても、現実世界に他の犯人が居る。姉は誰かに攫われた。その形跡がまだ無いのなら、今逃げているのは姉自身の足。

 それだって誰にも見つからずに逃げるというのは無理な話だ。移動は夜の間だけ。まだ遠くへは行っていない。それでも今じっとしていればまた距離が開く。だけど今は夕暮れ。仕事帰りの人で街は賑わう。ファイデも何度か通行人にぶつかった。それでも謝る暇などない。息を切らしてファイデは走る。こんなに走ったのは何時ぶりだろう?いつの間にか、夢でも見ているような浮遊感。その位、身体が軽くなる。通行人にもぶつからない。そもそも見当たらない。


(なんだ、これ……)


 何かがおかしい。それを感じた足が自然と止まる。迷い込んだのは見慣れない街並み。

 とは言ってももう何年もこんなに遠くに来ていない。家から離れた場所の景色にはあまり自信が持てない。


(それにしたって……)


 街の空気が何時もと違う。人の気配が無い。温度を感じない、埃っぽい空気。行ったことなどないけれど、何処かの廃墟や遺跡を探索しているような感覚。古びたその街並みは商店街のよう。古びた店々の看板がファイデを出迎える。その中の一軒。仕立て屋の文字がある。ひび割れ砂埃に侵されたショーウィンドウ。その中には雨風に殺されたのか、汚れて切り裂かれた見るも無惨なドレスがあった。


 「これ……姉さんの」


 ファイデは目を見開いた。そこに飾られていたのは昨日自分が姉に送った服だった。


 「これって……どういうこと……?」


 似たようなデザインをした人が昔、この街にいた?違う。確かめればちゃんと襟にはミュラーの名前が刺繍されたタグがある。この仕立て屋の看板の名前はそうじゃない。書いてあるのはEll Rimという文字だ。


 「仕立て屋エルリム……?」


 この服屋はどうにもおかしな品が多い。商品名もさることながら、服らしい服なんて殆ど無いのだ。服なんてあの服一着あとは品切れのように商品名と値札だけが貼ってある。


 「Roiled Mills撹乱する工場、Soldier Mill兵士工場、Idol Millersアイドル粉屋……?Doll Slimierよりぬるぬるした人形、Droll Simileおどけた直喩、Die Slim Roll貧弱なロールになって死んでください、Lied Mis Roll嘘をつかれた惨めなロール、Drill Mise Loドリル協約見よ、Dis Lime Rollライム・ロールをばかにしてください、Idler I Molls怠け者I情婦、

 Smiled I Roll私がよろよろ歩くと笑いながら言いました、Deli Mills Orデリカテッセンは粉にしますあるいは……な、なんだこれ……?」


 服の名前にしては余りに意味が分からない。こんな物買った人がいるのか?会計に置きざられたメモには配達先だろうか?幾人かの名前だけが記されている。ザッと見たところでは……


 Lido Millersリド・ミラーズ

 Ed Mill Lorisエド・ミル・ロリス

 Deli Sir Mollモル・デリカテッセン卿

 Slide Mi Rollスライド・ミ・ロール

 Dell Loris Miデル・ロリス・ミ

 Dole Mill Sirドール・ミル卿

 Midis El Rollミディ・エル・ロール

 Dill Lire Omsイノンド・リラ・オーム

 Dill Emir Solイノンド・アミル・ソール

 Dill Em Lorisイノンド・エム・ロリス

 Dill Rem Siloイノンド・レム・サイロ

 Dill Rem Soliイノンド・レム・ソロ

 Dill Roe Milsイノンド・ロウ・ミル

 Dell Limo Sirデル・リムジン卿

 Dell Moil Sirデル骨折り仕事卿

 Model Ill Sir模範的な悪い閣下

 Dill Rose Milイノンド・ローズ・ミル

 Drill Lei Omsドリル・レイ・オーム

 Drill Leis Omドリル・レイ・オーム

 Drill Em Siloドリル・エム・サイロ

 Drill Em Soliドリル・エム・ソロ

 Drills Lei Omドリル・レイ・オーム

 Dills Lire Omイノンド・リラ・オーム

 Dills Roe Milディル・ロウ・ミル

 Lord Lies Milうそ卿ミル

 Lord Isle Mil島ミル卿

 Lord Leis Milレイ卿ミル

 Olds Miller Iオールズ・ミラーI

 Olds Lire Milオールズ・リラ・ミル

 Rod Lisle Milロッド・ライル・ミル

 Dill El Sir Omオーム・イノンド・エル卿

 Mild Lire Sol温和なリラ・ソール

 Mild El Loris温和なエル・ロリス

 Dim Ell Loris薄暗いエル・ロリス

 Doll Lire Mis惨めな人形リラ

 Doll Elm Iris人形エルム・アイリス

 Led Iris Moll案内されたアイリス・モル

 Led Mil Loris連れていかれたミル・ロリス


 名前の一部がやけに被っている。変な名前の爵位持ちも居る。かと思えば人形?意味が分からない。ファイデは目眩を感じつつ、朧気にその名前を見つめる。


 「ミラー……ミュラー!?」


 そうだ。これらの名前はミュラーと同じ綴りの文字を使っている。いや、それだけではない。


 「……Soldi=Miller。姉さんの名前だ」


 これらの意味不明の単語の羅列、それら全ては姉の名前のアナグラム。

 ファイデがそれに気付くと、店の中の商品達が本当の姿を現した。ドレスだけじゃない。ブラウスにシャツ!ブラウス飾りのリボン。姉が履いていた靴!髪飾りの刺繍リボン!それから下着に靴下まで!店のあちこちに乱雑に捨てられている。こんな寒い中、丸裸で何処に連れて行かれたのか。嫌な予感ばかりがして気が急ぐ。ファイデが飛び出した街の中、歪んだ景色が蜃気楼のよう脈打った。


(姉さんっ!)


 誘うように、遠くから……微かに聞こえるヴァイオリンの旋律。追いかけるように走り続けると、夕暮れはあっと言う間に過ぎ去った。生温い風に流されるよう日は沈み、雨雲は去り、美しい星空のカーテンが下ろされる。


(逃がさない!逃がすもんか!)


 ぜぇぜぇと息を切らしながらも走り続ける。怖いなんて思わなかった。彼女のためなら強くなれるような気がした。世界が今この瞬間だけは自分を軸に回っているような、全てを味方に付けたような錯覚。自分が物語の主人公にでもなったような主人公補正、それに守られているようにも思う。だってそのお陰で冷えた空気を吸い込んだ、身体は全然辛くはないし、確実に奴を追い詰めている。ヴァイオンリンの音は確かに近付いてきているのだ。

 今ならばきっとなんでも出来る。息苦しさはあるのだから、確かにここは現実の何処か。それでもここが……あんな物を生み出すある種の幻想、夢の領域ならば……それを上回る妄想をすればいい。信じれば良い。


(僕は……僕は絶対に負けない。姉さんを助け出す)


 僕の足は風のように速くなる。必ずあいつを追い詰める。銀のナイフは魔を祓う剣に変わり、あの男の息の根を止めるだろう。そうだ、やれる!僕なら出来る!

 自分に強く言い聞かせることで、この幻想をファイデは支配した。過去の……昨日の自分とはもう違うのだ。脅えて震えるだけの自分ではない。

 そんな強い自信を感じながら、奇妙な感覚。振り返っても誰もいない。それなのに遠いところから誰かに見られているような気がした。それが道化師かとも思ったが、ヴァイオリンの音はその視線の方向からは聞こえない。今は気にしていられないと、ファイデは前を見据えて足を速めた。走って走って、夜を追いかけ曲がりくねった道を抜ければ……何時の間にやら人がいる。その人々もヴァイオリンに誘われるよう、音色の方へと歩いている。彼らが向かうのは、薄ぼんやりした妖しい灯りの繁華街。その中の一軒からヴァイオリンの音は聞こえる。

 店の中の客達は皆皆喪服のような黒いドレスとタキシードに身を包み、喪服の晩餐会を行っている。誰かの葬式でもあったのか?その割りに、誰も悲しんではいない。泣いていない。そもそも素顔が解らない。その者達は皆、血のように赤いワインを浴びるほどガボガボ飲み、手袋が汚れるのも気にせずに、手掴みで皿の肉を食う。彼らは酔っているのだろうか、ファイデがやって来たことにも気付かず酒を呷り続ける。


(この辺り……なんだか臭い)


 鼻をつまみたくなるほどの嫌な匂い。屠殺屋にでも迷い込んだんじゃないか?そう思ってしまう程、ここは血生臭い。乾燥しているような、それでもまだ真新しいような……気持ちの悪い血の匂い。それを乗せた風が舞う。その風邪の気持ち悪さと言ったら無い。

 咳き込みそうになりながら、それでも咳き込んだら道化師に自分の存在が知られてしまう。そんな気がして、ファイデは必死に咳を抑え込む。苦しさに耐え鼻口を袖で覆い、一歩一歩着実に、ヴァイオリンの聞こえる方へと歩みを進めれば、ようやく憎き男の姿が見えてくる。


 「さぁさ皆様良くお揃いで此方をご覧下さいな」


 店のお立ち台の上には高飛車な笑みを浮かべたあの男。その傍には白いシーツをヴェールのように被せられた少女が見える。


 「歌うこの子が愛しいヴァイオリン今から奏でて見せましょう」


 笑って道化師が指を振るうとシーツが風に飛ばされて、今日の獲物が顕わになった。

 美しい金髪の少女が纏うのは、白い素肌と両目を覆った黒いリボン。それから後ろ手を縛る縄。唯、それだけだった。


(姉さん!)


 良かった、まだ生きている。そう安堵する暇もない。少女の裸体を目にした客達が奇声や歓声で暴れだし、舞台になど近づけない。ファイデは急いで店の裏に回り込み、裏口からの侵入を図った。興奮に冒された店内の熱狂は凄まじい。身体をかがめて調理場へと侵入。カウンターを潜り抜け舞台へと近付くまでに、店の熱気でファイデの額にも冷や汗以外の汗が浮かんだ。


 「この変態っ!私が何をしたって言うのよ!」


 その場の興奮と緊張感を切り裂くような、凛とした少女の声。その声はまだ遠い。

 それでも道化師も観客達も今は彼女に夢中。罵りの言葉さえ、睦言のように感じる変態共は、ますます歓声を上げ囃し立てる。けれどその言葉はとても人間の物とは思えない、獣じみた咆吼だ。


(恥ずかしいだろうけど、もう少しの辛抱だ。姉さん、頑張って!)


 「嗤われたと思うのはねお前の根暗な性癖が!この上なく歪すぎて歪んでいるからなのよ!」

 「反省の色がまるで見えぬこの娘に、目隠して……目には見えぬドレス纏わせて放り投げりゃ……明日には、仕上がった笑い者が川を流れ行く」


 明日が楽しみだねと、少女に向かって道化師が嘲笑う声。それが先程より遠い。


(あれ……?)


 おかしい。なかなか辿り着けない。調理場を抜けたつもりなのに、カウンターを潜って舞台に近付くとまた調理場の中に戻っている。

 繰り返せば繰り返すほど、姉は遠離っていく。今度は裏口まで戻された。


 「ど、どうなってるんだ!?」


 ガチャガチャとドアノブを回しても、もう勝手口は開かない。川縁に吹く冷たい風にファイデは咳き込み涙ぐむ。そんな少年の肩を、後ろからポンと叩いた者が居る。振り返れば三日月。にたりと此方を嘲笑う、悪魔の笑みがそこにある。


 「その位にしておいてあげようよ」

 「お、お前は!」

 「やぁ、昨日ぶり」


 朗らかに笑い手を振る道化師。


 「君がどうしても見たいと言うのなら、見せても構わないんだけど。今の君には現実を正しく現実として受け止められるだけの力がない」

 「な、何が言いたい!」

 「君は今現実に戻っている。それなのに何故僕が見えている?それは君が現実逃避をしたがっている証なんだよ」

 「い、意味が分からないっ!」

 「それじゃあよく耳を澄ましてご覧、さぁ。君が強いというのなら、耐えられるなら」


 道化師が指を振るうと、生じた光。眩しい閃光に目が眩む。直後、ざわざわと人が噂する声。ファイデが目を開ければもうそこにあの男の姿はない。目が眩むような眩しさは太陽の輝き。今、この街は夜ではなく昼だった。


 「ここは……」


 昔の記憶にある風景。まだ自分が外を走り回れた頃……友人と共に釣りに訪れた隣町!店の裏を流れる川……向こうのアーチ橋には人だかりが出来ていて、表の通りの人々は其方の噂をしているようだ。十字を切る人々は、死して尚救われない少女の魂に冥福を祈っているのか……他人事だと思って、哀れんで。


 「身投げですって、可哀想に」

 「自殺なのか?」

 「そうでしょうよ、もう生きてはいけないでしょうよ。あんな目に遭えば」


 表通りで配られる新聞の号外、それはこの街で起きた悲劇を綴った記事だった。川に投げ込まれた少女の死体。それは彼女自身が飛び下りるところを見た者がいたことから自殺と断定されたが、その際彼女は見に何も纏っていなかった。慌てて目撃者が助けに飛び込んだが、岸まで引き上げた頃には既に息を引き取っていたと書いてある。


 「嘘だ……だって、僕は今……」


 さっきまで姉さんの声を聞いていたのに。どうして姉さんがもう、死んでいるんだ?

 信じられない現実に、少年は打ちのめされる。

アナグラム楽しい。

おかしな文章はsoldi millerのアナグラム。それを翻訳サイトにかけた物。1219個の中から抜粋。



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