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3:夜への誘い

 高飛車ピエロ。私が最初にそれを聞いたのは誰からだっただろう。そうだ、それは六月が間もなく終わる頃……確か商品の配達に行った先の家。


 「いつもごめんねソルディちゃん」

 「いいえ、配達が遅くなってすみません」

 「この時期は衣替えで注文が殺到するのね。でも日が長いからってあんまり遅くならないようにね。貴女可愛いんだから、高飛車ピエロに気をつけるのよ」

 「何ですか、それ?」


 その婦人は多分、変な意味で言ったのではない。帰り道に気をつけて。その程度の感覚で口にしたのだ、してしまったのだ……その言葉を。


 「あら、最近の若い子は知らない?高飛車ピエロの話」

 「高飛車、ピエロ……?」


 なんとも変な単語。ピエロが高飛車?変なの。笑われる存在が、プライド高いなんて矛盾している。どんな話なんだろう。その日の私が興味を持ったのは確かだ。


 「でもそれは良いことねぇ。この街をもう何年も奴が離れているってことなんだから」


 婦人は昔を懐かしむように遠い目で、溜息を吐いていた。


 「私が子供の頃に流れた噂なの。いいえ、もっと昔からこの国に似たような伝承は伝わっているわ。忘れた頃にそいつはまた同じ場所に帰ってくる。それとも別人なのかしら、それは誰にも解らないけど……ある日突然子供を狙った誘拐事件が起きる。その子は遠く離れた街で発見される。何とも惨たらしい姿でね。私の友達にもいたのよ。その被害に遭ってしまった子……」

 「え、ええと」

 「ふふ、驚かせちゃった?ごめんね。本当は違うと思うわ。色々世の中物騒になって来たでしょ?こんなの人間の犯行じゃない。こんな酷いこと人間に出来るはずがない。そういう人々の現実逃避が有りもしない悪魔の存在を肯定してしまっているんでしょうね」


 苦笑する婦人は、納得していないことを無理に納得しようとするような……まるでそれを自分に言い聞かせるような響きで言葉を紡ぐ。そんな姿がとても印象的だった。


 「帰り道には気をつけてね、ソルディちゃん」

 「は、はい!今後ともご贔屓に!」


 それから二ヶ月くらい私はそれを忘れていた。季節は夏になっていた。近くの街で起きた変死体発見事件が切っ掛けで、この噂に火が付き街中で噂されるようになったのだ。私はそれを誰にも話していないから、出所は不明。それでもどの世代の大人達も一度はこの噂に出会しているのだ。この国に暮らす人で、一度も高飛車ピエロの話に遭遇しない人はおそらく居ない。唯、その事件に直面した時、その惨劇を忘れたいと思う。だから自ら口にはしないだけ。みんな知っているのよ。噂をするような人は、結局他人事なんだ。あの婦人だってきっと、友達の友達の友達とかの話。自分の身に降りかからなかったことだから私にそれを話せたのだ。


(高飛車ピエロ……)


 それは良くある伝承だ。早く家に帰らない悪い子は悪魔に攫われるよという意味の、教訓を含んだ物語。それを現実の事件と結びつけた奴が居る。それがこんなろくでもない噂話として蔓延したのだ。まるでウイルス。風邪や病気。人の噂はそんな風に飛び火して、遠くまで流れていく。


(ロンドもファウストも馬鹿みたい)


 面白がってあんな噂に乗っかって噂を拡散させる。どうしてそんな話を信じるの?


(みんな、何処かへ行ってしまいたいの?)


 今に不満がある。そこから連れ出してくれる王子様みたいに思っているのか。馬鹿みたい。結局殺されるっていう部分がすっぽり抜け落ちているじゃない。


(私は……)


 暗い部屋の中、一人膝を抱えて考える。

 今の生活に満足している。不満なんてない。何処にも行きたくない。でも、それは本当?


(違う、私は……)


 煩わしいと思ったことが、一度もないと私は言えるの?

 頼りない弟。迷惑な友人、弟にちょっかいを掛けるお針子。うんざりした事がない……そうは言えない。


(それでも死にたい何て、思ったことはないわ)


 それだけは絶対にそうだ。強く強く頷いた。


(え?)


 その時首筋を撫でるような隙間風。振り向く先に、閉めたはずの窓が開く。


 「ああ、君はとても現実的だ。だから解ってしまう。十年後、二十年後。君は何をしている?平凡に妥協した人生。一度も心を躍らせることもない。そこそこ幸せでそこそこ不満な人生がある」


 女の人生なんてそんなものさと悪魔が笑った。全てを現実的に考えてしまうお前には、胸震わせるような恋は訪れない。何もかも妥協をするだろう。幻想を否定するその性質は、夢も希望を思い描けない。だからこそ、惹かれてしまう非現実からの魔の手。この先生きていて楽しいと思えることが何もないのなら、果たして生きている意味はあるのだろうか。悪魔の暗い瞳がそんな疑問を投げかける。


 「高飛車、ピエロ!?」

 「ごきげんよう、お嬢さん」


 その手を掴むだけで、この心はこれまで知り得なかった何かを知る。誘うように悪魔が私に微笑んだ。


 *


 「来たわね変態」


 不安に押し潰され思考が沈んでいたのは否めない。それでも相手が現れたのなら強気になれる。すぐに気持ちを切り換えて、少女……ソルディは真夜中の来訪者を睨み付ける。

 ここまで見事に見える幻覚ならば、無視は出来ない。信じたくない物であれ、どんなに否定しても否定すればするほど、その男は現実味を帯びてくる。弟を傍に置く事も考えた。自分が安心できれば、この男の存在を自分の中から抹消できるのではないかとも。

 それでもソルディにはそれが出来ない。恐がりの弟がこんな物を見てしまったらどうなるか。万が一、弟も目を付けられたらどうしよう。そう思うと怖かった。そんな気持ちを思い出し、ソルディは安堵する。


(私はちゃんと、あの子が大事)


 夢魔に精神を惑わされそうになったが、大切なことを思い出せた。そうだ、こいつは幻だ。ソルディは自分に強く言い聞かせる。相手は実体を持たない。精神を操らせさえしなければ命を落とすことなどない。


(私は大丈夫。こんな奴に負けるものか。こいつは私が見ている幻覚。私が生み出した幻なんだ。ファウストから感染して移された幻覚なんだ)


 弱音は吐けない。大声も出せない。幻覚の感染を防がなければ。これがファイデのところまで向かうことは避けたい。ロンドの口から既に噂は弟の耳に届いている。


(あの女、いつも余計なことをするんだから)


 お針子のロンドは、いつもファイデにちょっかいを出す。その多くは街で流れる噂話。面白い話なら別に構わないけれど、彼女は弟が恐がりだと知るや、ろくでもない話ばかりを集めるようになった。滅多に外に出られない弟にとって、その話は新鮮な物ではあるし、外の世界を知るための手段。ついつい耳を貸してしまうのだ。


(そうして何時も、頼られる私の身にもなって欲しいわ)


 もしソルディがそう溢すのなら、ロンドはこう言う。「それなら私が泊まり込みで添い寝でも」って。そんなの任せられるわけないじゃない。ソルディはお針子の顔を思い浮かべて舌打ちをする。そんな彼女の姿に道化師はけたけた笑っている。


 「本当に君は面白いね」

 「何よ」

 「僕という脅威を目の前にしながら、他の人に苛立って文句を呟く子なんて初めて見たよ」


 人を小馬鹿にするように、道化がぶはっと笑いを堪えきれずに吹き出した。地味にこの反応腹立つわと、ソルディは目の前の男を再び睨んだ。


 「いやいや、それにしてもまたとは言ったけどね。まさか一日でここまで来られるとは思わなかった。君は言葉と心が随分と違った位置にあるようだ」


 変態の言うことだ。聞き流すに限る。そう思っても、この幻覚の言葉は勝手にソルディの中へと入って来てしまう。この男、声は良いのだ。聞き心地の良い旋律のような声は優しささえ感じる。だから耳が勝手に受け入れる。その言葉の意味を脳が理解し拒絶しようにもそれは手遅れ。


 「僕は犯人であって犯人じゃない。存在しない存在だからね。要するに全ての事件は僕が唆したことではあれど、現実では別の人間が行った犯行だってことだよ。今僕がここにいるのだって、お嬢さん。君が自分の手で窓を開けたんだ」

 「何よ、それ……」


 不意に自分の居る景色が変わる。座っていたはずの寝台ではない。ソルディは窓際のテーブルに腰を下ろし、窓に触れている。狐につままれたような夢見心地は尚この部屋にあり、振り返らずとも幻想であるはずの道化師が窓硝子に映る。実体を認識する程の幻覚。これも幻覚だというのなら、日暮れに迷い込んだ街と同じ。この場は既に道化師によって支配されている。


(逃げ場が、ない……)


 殺される。今度は私が殺される。誰も私を助けてくれない。

 これが幻覚だと否定出来なければ、私は命を落とすだろう。それが解っていても、目の前の道化師は消えない。ソルディの強がりにも、次第に焦りが生じてくる。


 「君も知っての通り、僕は生きた人間じゃあない。そう言う意味では幽霊でもあるし、夢魔っていう下っ端悪魔に分類されもする」

 「そうよね、実体も無いんじゃ下っ端よね。あんた自分で直接誰も殺せないんでしょ?情けないわね」

 「あ、笑ったね。馬鹿にしたね!今僕を見下したね!」

 「そう思うのはそう思う方の心と頭に問題があるのよ。私は全く悪くない」


 それでも解決策はある。この幻想を否定できれば。心の底から疑えれば、この場を脱することはまだ叶う。そうだ、道化師の言葉にも理性的に対応すれば此方の精神が冒されることはない。そう判断した上で、ソルディは極力冷静な対応に努めようとする。


 「大体あんたなんなのよ。あんたのこと馬鹿にするような奴幾らでもいるじゃない。なんだって子供ばっかり攫うわけ?不公平じゃない?ちゃんと中年とか熟女とか老婆とかも攫いなさいよ」

 「あっはっは!嫌だよそんなの。僕の趣味じゃない」

 「何よそれ」

 「幼い少女は女だが女ではない。故に愛しい。幼い少年は男でも女でもない。外見は少女にも見えても女の陰湿な所がないから愛せる」

 「あんた馬鹿でしょ」

 「そう、その目だよ」

 「はぁ?」


 これまで歓談していたはずの道化師が、突然眉をしかめてソルディを睨んだ。


 「女って生き物は何時だって男を下に見る。心の底では僕を馬鹿にして居るんだ。その癖謙ったような仮面を付ける。嘘を吐く。何一つ本心を語ることはない」

 「あんた、馬鹿でしょ。あんたがどんな人生送ったかなんて、今の私達に何の関係があるって言うのよ」

 「良いね、その目。実に腹立たしい!」


 手を叩き、腹を押さえて道化師は笑い出す。


 「お嬢さん、僕が何故獲物の選り好みをするのか教えてあげようか?僕はね、僕が許せる子しか攫わない。それ以外は目障りだったら殺すけどね」

 「は?だって噂じゃ……」

 「ああ、勿論攫ったら殺すよ?」

 「あんた、支離滅裂過ぎ」

 「ところでなかなか良いところに住んでいるんだね。仕立て屋さんか、色々可愛い服が飾られていて良いね。秋の新作だっけ?可愛いけど君にはあんまり似合いそうにないね」

 「あんたも十分失礼よね、その癖自分が笑われると腹立つって矛盾してない?我慢しなさいよそんぐらい」

 「あはは、嫌だね」


 この男、殴りたい。殴れるんだろうか。試しにソルディが男を殴ってみると、まやかしであるはずの男が殴れた。


 「……っ!?」

 「侵食が進んだか。そろそろだな」

 「きゃあ!何すんのよ変態っ!放せ馬鹿っ!」


 手首を掴まれ引き摺られ、ソルディは思わず甲高い声を出す。そこで焦った様子を見て取り、道化師はにやりとほくそ笑む。


 「この様子じゃ家に誰かいるのかな?それも僕に会わせたくないような……可愛い子なんだねなるほどなるほど」

 「だ、誰もいないわ!」


 高飛車ピエロは同じ街から連続で攫わない。自分が攫われれば弟は安全だ。他の街にしばらくこいつは移るから。咄嗟に口を吐いて出たソルディの言葉。それを道化師は鵜呑みになどしない。


 「これだから女は。息を吸うように嘘を吐く。でも君は散々僕を馬鹿にしてくれたしね、今更見逃せない。お望み通り、攫ってあげるよ」


 道化師に抱き上げられて、窓から外に飛び出た。そこで遅れて室内に飛び込む弟の姿。


 「お姉ちゃんを、……姉さんを放せっ!」

 「馬鹿っ!早く逃げてっ!」

 「そ、そんな……そんなの駄目だ!」


 弟が二人を追いかけ窓から屋根へと降り立つと、距離を置くよう、隣家の屋根に道化師が飛び上がる。弟の脚力じゃここまでは届かない。

 それでも普段は臆病な弟が、震える手で鋭い鋏を此方に向けている。道化師に向かってソルディを放せと訴えてる。そうしなければこれを投げるぞと。それだけでも十分、この弟としては頑張っている。それでもそれを道化師は馬鹿にして嘲笑った。


 「白くて綺麗な手だね。僕の見立てでは君の仕事は刺繍とデザイン。鋏を使うのは他の誰かに任せていないかい?ほら、手が震えている。君はみんなに大事にされているんだね。それともそそっかしいの?そんな大きな鋏は扱えないと思われているんだ?」

 「な、な……何なんだよ!お前はっ!」


 知らないはずがないだろう。それでも弟は言わずにはいられなかった。道化師も尋ねられたら答えましょうとにやついて、屋根の上から高らかに名乗りを上げる。


 「はじめまして、可愛らしいお坊ちゃん。僕が噂の高飛車ピエロ。以後お見知りおきを」

 「た、高飛車ピエロ……!?そんな、本当に……う、嘘だ、そんなの……」

 「あ、疑ってる?うんうん、解るよ解る。突然こんなこと言われても信じられないよね。幽霊だしね僕。擦り抜けると思う?そうだね、それじゃあ触ってみる?ほらほら、何処でもいいよ。あ、手が塞がってるし触りやすい別の所でも」

 「ぎぁあああああ!」


 ソルディを片手でしっかり拘束したまま、いそいそと服を脱ぎ出す道化師。何を思ったのか、再び同じ屋根の上に降り立つ愚行。馬鹿だとか変態だとか以外に形容する言葉が見つからない変態行為に、純真な弟が悲鳴を上げて目を瞑る。その様に思わずソルディも道化師の顎に頭突きをかました。


 「うちの弟に変なもん見せんな変態っ!胸元はだけんな!社会の窓寛げんなっ!ああもうっ、この変態っ!!何この絵面っ!半裸の変態に抱きかかえられてるなんて最悪っ!ファウストもこんな男の何処がいいのよっ!!」

 「イケメンなのに変態。このギャップが良いんじゃないかな。後、半裸が嫌なら全裸になろうか我が儘なお嬢さん?」

 「気持ち悪い自己分析すな!!後これ以上脱いだらまた殴るわよ!!ていうかファイデももう少し頑張りなさいよ!こんくらい何よ!あんたも男でしょ!折角相手が隙を見せてるんだから急所を鋏で狙うのよ!」

 「そ、そんなの無理だよ……」

 「ったく!だらしないわね!くそっ!」

 「はっはっは!君も攫いたくなるくらい可愛いね。二人一緒に攫いたいくらいだよ。でもまぁ、決まりは決まりだし。悪魔って言うのはこういうところは真摯じゃないとね。いやぁ、迷うなぁ!どーちーらーにーしーよーおーかーなーっと」


 ファウストを襲った時とはまた違うテンションに、ソルディも呆気に取られたが、苛立ちは最高潮に達していた。非日常も幻想も一気に白けるほどに、この男が腹立たしい。こんな変態にまだ抱きしめられているかと思うと違う意味で死にたくなる。


 「あんた馬鹿!凄い馬鹿!どうしようもないくらい馬鹿っ!あんたみたいな変態殺されて当然よ!」


 ソルディが叫んだ言葉に、忙しなかった道化師が固まった。恐る恐る見上げれば、驚くほど冷ややかな目で男はソルディを凝視する。


 「な、何よ?」

 「……言ってはいけないことを言ってしまったね、高飛車なお嬢さん。やはり君には一度死んで貰う必要があるみたいだ。でなければ僕は君を許せそうに、愛せそうにない」


 今回は其方の少年は諦めよう。そう道化師が冷ややかな笑みを浮かべ、片手を指揮者のように振るい出す。するとすぐさまその場に巻き起こる、目も開けていられないほどの強風。反射的に目を伏せて、開けばもうそこは自分の家じゃない。ソルディを抱きかかえたまま鼻歌交じりに道化師が、人気の途絶えた古い街道を歩いていた。


 「ど、何処に行くつもり!?」

 「誰も君を知らない街へ、次の公演に行くんだよ」


 ソルディの悲鳴のようなその声に、足取りも軽くなった道化師が楽しそうに答えてくれる。


 「君は僕を笑った。だから次は君が笑われる番だよお嬢さん」


 その目はまだソルディを許していない。それでもこれから始まる何かのために、深い色の瞳は歓喜と興奮に打ち震えている。


(誰も私を知らない街……)


 ファウストの時のようにはいかない。誰も私を助けてくれない。恐怖と不安に押し潰されそうになりながら、ソルディはぎゅっと再び目を閉じる。この男は幻。すべては夢に違いない。ちゃんと今を否定できれば、まだ私は家に帰れるはずだ。

 そう思っても自分を強く抱いた男の腕や体温は確かにそこにある。目を瞑ったことにより、幻想はその息遣いを増していくのだ。


(どうしよう……私)


 どうしてこんな事になったのか。全く意味が分からない。沸々と湧いてくる怒りは涙も殺し、唯理不尽さだけを胸に刻んだ。

次回は注意回。

ようやく最初の歌の1番にさしかかります。


文章にしてたら道化師さん、ギャグ入れたくなる病の所為で段々違う意味で変態になってきた。どうしよう。

そんなつもりなかったのに。変態のレパートリーが欲しいです。

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