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緋蒼ライフ  作者: 百瀬日和
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3/9

Date3 紫

今日は始業式WW


はぁ……



どーぞ♪

夏休みが終わり、とうとう席替えの日が来てしまった。



恋をすると成績が下がるって言うけど、アタシの場合、明らかに成績は上がってた。





決まった席は……司とちょっと離れてしまった。





しかもあろうことか、司の隣は、司のことが好きだという水鳥優子(みどりゆうこ)




ブリッコで、正直アタシは嫌いだ。




でも、司が優子を嫌いだとは言いきれない。





しかも、司と優子が付き合っているという噂まで流れはじめた。





嘘だと思ってたけど、









司と優子が一緒に歩いて帰っているところ、見ちゃった……







しかも、あの笑顔を見せてる……




本人に確認する勇気はなくて、少し避けてたけど、司はいつも通り接してくれる……












授業中でも、司のことを考えちゃって涙が溢れてくる。





慌てて拭おうとしたその瞬間――






「日和」







いつの間にか休憩時間になっていたらしい。

名前を呼ばれて、そのまま顔をあげてしまった。






「!!!!」






しかも、声の主は司であった。





「あ、え……わ、悪い………」




女の子の涙におどおどする司に、アタシはなるべくの笑顔を見せた。





「な、なんでもないの!!!あ、あくびしただけ!!!!!」





「なら良かった。んと、前借りてた雑誌。……遅くなっちまって悪かったな」







わざわざアタシの席まで来てくれたことが嬉しかった。




いつまでもそばにいてほしくて、会話を延ばした。








その笑顔、アタシしか知らないって信じていたかったのに……





でもそれはもう無理だって、わかってるから切なくなる。






「席は離れちゃったけど、これからも勉強教えてもらってもいい……?」






「当たり前だろ?いつでも俺んとこ来いよ!!」






なんでだろ、

司の一言一言が、アタシの心を軽くして

そして奪っていくんだ……







アタシは司が好き






たとえ、司が他の人を愛していたとしても……

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