第二十話 ダンジョン攻略1
投稿が遅くなり本っ当!!に申し訳ありませんでした。
第二十話 ダンジョン攻略1
SSランク冒険者になった俺は、ここに来た目的である覇龍の迷宮の攻略を始めた。
「ここが、覇龍の迷宮か~楽しみだな、ヴィーシャ!!」
「ん」
短く受け答えした後、早速入り口に向かう。
入り口に二人、衛兵のような人物がおり、入ろうとすると止められた。
「おい、兄ちゃん。ここぁ難易度Lランク指定の覇龍の迷宮だぜ?兄ちゃんのような細身のやつが行っちゃぁ、死んじまうよ」
「そうだぜ兄ちゃん、最低でもAはランクがねぇと・・・」
「これで、いいか?」
俺は、冒険者カードを取り出し、衛兵らしき男たちに見せる。
衛兵たちは、それを見て暫く顔を合わせた後・・・。
「すんませんでした!!」
といって、頭を下げ、快く通してくれた。
俺は、その横を通り過ぎダンジョンに入場する。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
第一階層
ここは、広大な草原が広がり。
スライムやゴブリンなどの雑魚魔物がダース単位で襲い掛かってくる。
認知した瞬間、大量の魔力を込めた送風で吹っ飛ばし初級火魔法《着火》と土魔法で地面から取り出した硫黄で爆破、一気に殲滅した。
あまり困ることなく次の階層につながる階段を見つけたのでサッサと二階層へと歩みを進めた。
第二階層
そこは曲がりくねった洞窟のような形に階層全体がなっているのか穴の奥に入り込んだような形をしており、ザ・ダンジョンというような雰囲気を出している。
ここでも、知能もステータスもあまり高くない雑魚魔物が出現するばかりであったのでさっさと次の階層へ向かった。
正直なところ、強いといえる魔物はあまり見つからなかったので第35階層まで戦わずに侵入した。
第三十五階層
そこの景観は、荒廃した街・・・とでもいった方がいいような岩山だった。
そこにいる魔物たちは、出会った頃のヴィーシャとおおよそ同レベルのステータスと高い知能を持っていた。
IQ換算で130はあるだろうかと思うほどの超高次元の知能だ。
強さ、という観念から見るのであれば恐らく元のヴィーシャよりも強い。
ギュルァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ
ガギンッ
ガガガガガガガガガガガガガガガガガ
今俺は、アームドグリズリーという魔物と戦っている。
ステータスは全て100000を超えておりスキルも浸透波、皮膚強化、気配察知、回復力超強化、爪撃、噛みつき・・・など非常に効果の良いものを持っている。
更に、コイツが厄介なのが・・・。
ウェイブを使えることだ。
十万を超えるステータスとウェイブによる走りで時速150kmはあろうかというほどの突進、からの噛みつきにより指が二本ほど持っていかれた。
空力を使い、徐々に生えてきてはいるが・・・。
シュッ
ドガンッ
サクッ
くぅっ、左の首の筋肉をいくつか持っていかれた・・・!!
コイツ・・・やっぱりつぇぇ。
だけどな、ウェイブの使い方やらステータスやらではこっちが勝ってんだよ!!
俺は腰に差していた覇刀《霊虚》を抜刀。
「川蝉」
抜刀したわずか0.1秒後アームドグリズリーの体は三つに輪切りに、首もきれいに切断された。
ふぅ、素手で行けるかと思ったけど流石に無理があったか・・・。
やはり猛獣相手に妥協は厳禁だな。
命を懸けないと・・・。
グリズリーによりつけられた傷は全て回復しており。
近くにあった下に続く階段で更に深部を目指した。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
約三時間後、俺は第四十五階層に到達していた。
「ここが、今の所の最高到達階層か・・・。」
そこは、広大なジャングルが広がっており薄く霧がかっていた。
ここ、覇龍の迷宮は五十階層からなる巨大迷宮であることは分かっているが。
最高到達階層は四十五層かつてのSSランク冒険者が数十人パーティーで挑んでの記録だという。
ちなみにこの迷宮が五十階層というのは、迷宮が生まれてからの時間に比例し階層ができるからだという。
グギャァ
グギッ
グルゥ
出てくるのはホリータイガーとブラッドモンキーという魔物だ。
両方ともステータスはオール1000000越えでかなり強力だが、如何せん知能が低い。
総合的な強さならアームドグリズリーとの方がいくらか強いと思う。
俺は霊虚に風纏を使い切断力を向上、全て首を一刀両断していく。
進んでいると、とある木が目に留まった。
「なんだこれ?」
木に、模様のようなものが彫ってあったのだ。
なんだこれ、よ、読めねぇ。
俺は、特殊部隊の頃、あらゆる暗号や言語を読み解く訓練がされていたためどんな文字でも見ればおおよそわかる。
だが、この文字は究極までに無駄な書式が省かれており文字が分かっても片言にしかならず更に文字自体もかなりの種類があり解析の難易度を上げる。
「ウツロ右に進んで」
「ん?どうした?いきなり」
急にヴィーシャが右に進めと言い出す。
「これ、近道が書いてある」
「え!?ヴィーシャこれが読めるの!?」
「これ、魔物言語、魔物や魔族が扱うことができる文字、私は魔王だから読める」
そういや、最近忘れていたけど、ヴィーシャって魔王だったな・・・。
「じゃあ道銃を教えてくれるか?」
そういって、ヴィーシャの先導で森を進む。
すると巨大な深い竪穴が現れた・・・。
これが・・・近道・・・?
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