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なろうの海へ

作者: すみいちろ

恋愛は

あまり

したことがない


人生経験は

あまりに

乏しい



僕という人間の

心の裏側にある

人に伝えれるようなものは

なにひとつ

持ち合わせて

いない


卵の殻の方が

よほど価値がある


それくらい

何も無い


からっぽだ


面白い創造も

体験したリアルも


あまりに乏しい


情けない話

自分というものの

空っぽさに

呆れる



じゅっこくらいの

詩?なのかなにか

分からぬものを

かいてはみたものの


はや

ネタ切れ


連日の

投稿者さんたちの

熱量に


頭が

下がる


書くことの

難しさ


そこに向けられる

エネルギー


生まれた作品の

数々


それらを

生んだ

なろうの

投稿者の方々


世に

虜にするような

美男美女が

いるように


見向きもされぬ

者たちもいる


なろうの

海辺に

糸を

垂らし


今日も

何も

釣れなかったと


夕日を

背に

ひとり


帰り支度


毎日

糸を垂らすが

釣れぬ日々


今日も何も

釣れなかったと


ひとり


帰り支度


空っぽの

クーラーボックス


魚の餌の

ミミズだけ

持ち帰る



今日も

なろうの

海に

糸を垂らす


何か

釣れると

いいな


今日も

釣れなかった


釣れなくてもいい


なんて

言えない


釣りたいんだよ

大物を!!


釣りたいのは

みんな一緒で

釣れなくてもいいなんて

そんな

強靱な作家さんなんて

本音で

いるのかな?


尊敬する

なろう作家の

投稿者さんたち


連日

エネルギーを

注いで


いざ


なろうの海へ

糸を垂らす


僕も


なろうの海へ

糸を垂らす


餌も

ネタも

感じる心も

乏しい


けれど

10年続けよう


千個の詩を

かいてみよう


死ぬまでに


あくまで

目標だが


何か

変わるかもしれない


10年

続くだろうか?


難しい


はや

挫折


10年ほど前に

詩を書くことに

ハマったが


ある日

ものすごく

客観的に

自分の詩を

みれてしまって


あまりにも

がく然とした


なんだ こりゃ?


こんな

ガラクタ

どうしようもない


そりゃ

見向きもされぬわな


恐ろしく

震えた


それ以来

かいてなかったが


約10年ぶりに

かいてみた


なろう作家さんたちの

作品に

触れ


あ かいて いいんだ


思えた


だから

また


かきはじめた


はるか

山頂を

目指して


登れんの?


早々と

下山しようか

迷ってる途中


また

あきらめても


つまらないじゃないか


なんか

自分との

闘いに なってね?


強靱な

登山家さんたちは


誰かの

賛同を得るために


登ってるんだろうか?


なろうの海へ

今日も

飛びこむ

美しい表現を求めて


なろうの山へ

今日も

挑む

厳しい山頂を求めて


いざ

なろうの世界へ!


さあ

なろうワールドの

冒険の世界へ!!


みんな

なろう世界の

冒険者さんたちだったんだね


この

世界を

旅しよう!!


ルーキーの

僕がいうのも

なんだけど


旅を続ける

仲間さんたちや

偉大なる

先輩の方々へ


よろしくお願いします!!


今日も

生きてるよ


今日も

元気だよ


返事の

代わりに


詩?

なるものを

かきます


おこがましくも


たよりなく



たよりなら


あるよ


ああ

これが

たよりか


なろうの海へ

僕が

投稿することが


なろうの海へ

みんなが

投稿することが









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