表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
忍び猫ニャニャンの大冒険  作者: 路世 志真
7/10

便利な物は何個あっても困らないよねの巻



地図の10の指し示す、山の麓にやって来た3匹。しかし、鍵はどこにも見当たりません。

「山のてっぺんニャのかもしれニャい!山を登ろう!」


そう言って、みんなで山を登りました。ニャニャンは必死で山を登りました。


山の山頂に着く頃には、ニャニャがいない事に気がつきました。どこかに置いて来てしまったのでしょうか?でも、探している時間はありません。もうすぐ夕暮れです。ニャニャンの2匹は先を急ぎました。


山頂の山小屋には、たっぷりと白い髭をたくわえたおじいさんネズミがいました。

「おじいさん、宝箱の鍵を知りませんか?」

ニャンが丁寧に、おじいさんにききました。


「知ってると言えば知っているが、知らないと言えば知らぬ。」

おじいさんネズミはそう答えました。


「じーちゃんボケてんじゃニャいの?」

ニャオがニャンに、ひそひそ声で言いました。それが聞こえていたのか、おじいさんネズミはニャオに怒りました。


「なんチュ~失礼な猫じゃ!ニャニャを少しは見習ったらどうかの?」

「ニャニャ!?どうして先に?」

ニャニャは焚き火でマシュマロを焼いていました。


「ニャに言ってるの?ロープウェイに乗って先に来たの。」

そうです。この山には、ロープウェイという乗り物があります。ニャニャンの2匹も乗れば良かったのにね。


「おじいニャン、チーズとマシュマロ焼けたよ!」

そう言ってニャニャはみんなにチーズやマシュマロを配りました。


「ん~!美味しい~!」

みんなで焼きたてのチーズとマシュマロを食べました。


しかし、ニャンはカリふわのマシュマロを食べて言いました。

「美味しいけど……こんな所でマシュマロ食べてる場合じゃニャいんだ!」


口いっぱいにマシュマロをほお張ったニャオも、やっと気がつきました。

「そうだった!鍵を探さニャいと!」


その2匹の様子を見て、ネズミのおじいさんが髭を撫でながら言いました。

「ん?鍵なら持っているじゃろ?」

「え?」


よく見ると、鍵にマシュマロが刺さっていました。

「この鍵はマシュマロを焼くのにちょうどいいんじゃ~」

「ええっ!」

「大丈夫だよ?刺す前によく洗ったから。」


ニャニャはもっとたくさんのマシュマロとチーズを持って来ました。

「え?これのどれが本物の鍵?」

「これ全部じゃ。」

「全部~!?」


なんともありがたみに欠ける宝箱の鍵ですね。


「これ、全部でニャン本あるの?」

「100本じゃ。」

「どうしてこんニャにあるの?」

「そりゃ、たくさんあると何かと安心じゃろ?」


ネズミのおじいさんは残りの、沢山の鍵の入った箱を持って来て、3匹に見せました。


「じーちゃん、これ一本もらってい~い?」

「いいぞ~!これ、色々便利じゃろ?こうやってハンガーをかけても…………それはいいんじゃが、ちと困った事があってのう……。」


鍵は手に入りました。でも、ネズミのおじいさんの困った事って何でしょう?


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ