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忍び猫ニャニャンの大冒険  作者: 路世 志真
5/10

思い込みの勘違いってよくあるよねの巻


どうやらジュリーはネズミの城に戻った様子。ニャニャンの2匹とニャニャは、ネズミのお殿様の城に戻りました。


「見つけたぞ!ジュリー!」

「チュチュ!?」

お城の部屋でチーズを食べていたジュリーは驚きました。


「君達、どうして僕を追っているんだい?その宝箱に必要なのは、お殿様の鍵だろう?」

そうです。ジュリーはお殿様ではありません。


「え?」

「どうして?」

「わからニャい。」

誰も、どうしてジュリーを捕まえに来たのかわかりません。


「も~!お兄ニャン、しっかりして!」

ニャニャは怒り出しました。


ニャンはニャニャの機嫌を直そうと、鐘を鳴らしました。

「チーン!」


それでもニャニャは怒っています。

「プン!」


今度はニャオがまな板叩きました。

「カーン!」


まだまだニャニャが怒っています。

「プン!」


ニャンが鐘を鳴らして

「チ~ン!」

ニャニャが怒って

「プン!」

ニャオがまな板を打って

「カ~ン!」

ニャニャが怒って

「プン!」


もう一度。


「チン!」

「プン!」

「カン!」

「プン!」

「チンプンカンプンだ~!!」


みんなでちんぷんかんぷんです。確かに、どうしてこうなったのか、ちんぷんかんぷんです。


それを見ていたジュリーが笑いだしました。

「あははははは!ネズミのお殿様に騙されちゃったんだね!」

「そうか!そうだったのか!」

大事な事に気がついたニャンは二人に説明しました。


「ネズミのお殿様に、ジュリーに騙されたって言われたら、ジュリーが鍵を持っているって思い込んじゃったんだ!」

「君達、僕が鍵を持ってる所を見たから、勘違いしちゃったんだね?」

「宝箱の裏にはネズミのお殿様って書いてあるのに、忘れてた!」


こうして、またネズミのお殿様を探さなければならなくなりました。今度はよく考えてね、ニャニャン。


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