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忍び猫ニャニャンの大冒険  作者: 路世 志真
3/10

ニャン法でネズミ語もペラペ~ラの巻


とうとうニャニャンの2匹は、ネズミ城の一番上に着くと、ネズミのお殿様に言いました。


「妹を返せ!!」

「忍び猫、ニャン!」

「忍び猫、ニャオ!」

「2匹合わせて、ニャニャン!」


ポーズもしっかり決まりました。


しかし、そこにニャニャの姿は見当たりません。そこには、ネズミのお殿様だけでした。


「チュ!?チュ!?チュチュン!!」

「チュチュンじゃなくて、ニャニャンだよ。」

「チュ~!チュチュチュ~!」


どうやら、ネズミとは言葉が通じないようです。


「ニャン法!ネズミ語の術!」

「ニャニャをどこへやった!?」


言葉の通じたネズミのお殿様は少し怒って言いました。

「あの猫、僕達の事を食べようとするんだ!怖いから、夢の世界へ行ってもらったよ!」

「ニャンだって!?夢の世界!?」


どうやら、ニャニャはネズミ国の国王のいる、ネズミーランドへ行ったようです。


「いいニャ~僕も行きたいな~」

「ニャオ、ニャニ言ってるんだ!僕達には、お宝を盗み出すニャン務があるじゃないか!」

「そうだった!」


怖くなったネズミのお殿様は、宝箱の鍵を持って逃げて行きました。


「ここには宝箱はないんだ!この鍵さえ守ればいい!逃げろ~!」

「あ!待て~!」


ネズミのお殿様が逃げ込んだのは、ネズミーランドでした。ネズミーランドは、お姫様や王子様、可愛い動物達が楽しく暮らす、夢の国でした。


「楽しそうだニャ~!」

「あっちに乗り物もある!」

「どこからか、歌も聞こえて来た!」


あらあら、ニャニャンの二匹、任務の事もニャニャの事もすっかり忘れて、遊び始めてしまいました。


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