ニャン法でネズミ語もペラペ~ラの巻
とうとうニャニャンの2匹は、ネズミ城の一番上に着くと、ネズミのお殿様に言いました。
「妹を返せ!!」
「忍び猫、ニャン!」
「忍び猫、ニャオ!」
「2匹合わせて、ニャニャン!」
ポーズもしっかり決まりました。
しかし、そこにニャニャの姿は見当たりません。そこには、ネズミのお殿様だけでした。
「チュ!?チュ!?チュチュン!!」
「チュチュンじゃなくて、ニャニャンだよ。」
「チュ~!チュチュチュ~!」
どうやら、ネズミとは言葉が通じないようです。
「ニャン法!ネズミ語の術!」
「ニャニャをどこへやった!?」
言葉の通じたネズミのお殿様は少し怒って言いました。
「あの猫、僕達の事を食べようとするんだ!怖いから、夢の世界へ行ってもらったよ!」
「ニャンだって!?夢の世界!?」
どうやら、ニャニャはネズミ国の国王のいる、ネズミーランドへ行ったようです。
「いいニャ~僕も行きたいな~」
「ニャオ、ニャニ言ってるんだ!僕達には、お宝を盗み出すニャン務があるじゃないか!」
「そうだった!」
怖くなったネズミのお殿様は、宝箱の鍵を持って逃げて行きました。
「ここには宝箱はないんだ!この鍵さえ守ればいい!逃げろ~!」
「あ!待て~!」
ネズミのお殿様が逃げ込んだのは、ネズミーランドでした。ネズミーランドは、お姫様や王子様、可愛い動物達が楽しく暮らす、夢の国でした。
「楽しそうだニャ~!」
「あっちに乗り物もある!」
「どこからか、歌も聞こえて来た!」
あらあら、ニャニャンの二匹、任務の事もニャニャの事もすっかり忘れて、遊び始めてしまいました。




