肉球で足音しないのに、喋ったらそりゃバレちゃうよねの巻
僕猫の忍者がいい~!そう言われた事がきっかけで、6歳児の願望を書こうと思いました。どこまで書けるかわかりませんが、読み聞かせができるようにがんばります!
山奥の山奥、そのまた山奥に、忍び猫の里がありました。ニャンとニャオの兄弟は、忍ニャの里で修行をして、立派な忍ニャになりました。
「忍び猫、ニャン!」
「忍び猫、ニャオ!」
「2匹合わせて、ニャニャン!」
ニャニャンの2匹は、ネズミ城のお宝を奪いに行く任務を、猫のお殿様、猫野様に命じられました。
ニャンは、猫野様に言いました。
「猫野様!かニャらず、お宝を盗み出してみせます!」
「期待して待っているぞ!ニャニャン!」
こうして、猫野様と約束をして、ネズミの城へ向かいました。
ニャンとニャオの兄弟には、ニャニャという妹がいました。
「お兄ニャ~ン!ニャニャも連れて行って~!」
「ニャニャ、お前はまだ忍ニャとして、半ニャン前だ!ここでお留守ニャンしてなさい!」
「そんニャ事ないよ!私だって、もう立派ニャ忍ニャとして働けるよ! 」
そんな調子でニャーニャーニャーニャー言っていると、あっという間にネズミ城についてしまいたした。
一番お兄ニャンのニャンが言いました。
「お前達、ニャーニャーうるさい!これじゃ、すぐに見つかってしまうぞ!」
「くせ者~!」
「あ、もうバレた!」
3匹はニャー!と言いながら、ネズミから逃げて行きました。
いつもはバレたりしません。肉球があるので、足音を立てずに城に侵入できます。今日はニャニャがいるからです。
しかし、気がつくと妹のニャニャがどこにもいません。ニャニャは逃げ遅れて、捕まってしまったのです。