新たなる人生
#1
はぁーあ、あと何十年こんな退屈な日々を過ごさなければならないのか。まだ18歳だというのに、、、。
受験戦争とたまに聞くが俺には関係ない、なぜかというと簡単すぎて話にならない。頭の悪い教師がつくったテストをいくつ受けようと、結果は見えている。まあ、そんなわけで人生を退屈に感じていたのであった。
チュンチュン、チュンチュン。
今日も退屈な1日の始まりかーと、うん?
どういうことだ?俺はベットの上で朝を迎えたはずなのだが、、、う、浮いている?まさかそんなはずは、、、。
「おぎゃあー、おぎゃあー。」
驚いた。自分が泣いているとはな。
誰だお前は!目の前には知らぬ女がいた。
「やっと生まれてきたのね、ずっと待っていたわ。」
待たせたな!、、、。そんなことより、てっ手が小さい!俺の手がーーーー!
「あなたはこれから私たちの家族になるのよ。」
バタン、勢いよくドアが開いた。
「はぁはぁ、う生まれたか。」
「ええ、元気な男の子よ。」
「そうか、、、男か。名前はどうする?」
「ユリアス、ユリアスにしましょう。」
「ユリアスか、いい名前だ。」
何故にユリアス?まあいい。ようやく、理解できてきた。どうやら俺は、別世界に来ちまったようだ。アニメで何度か見たことがあるが、まさか本当に起こるとは夢にも思わなかった。だが、なぜだ?
現実的な話をすれば、死んだ人の魂は身体を離れ、神の選別によってまた新たな身体に埋め込まれると聞いたことがある。前世の記憶をそのまま持って生まれるなんてことがあるのか?聞いたことがない。もしこのことがバレれば俺は、、、研究材料として身が滅びるまで調べ尽くされるのではないだろうか。恐ろしい。そ、それはなんとしてでも避けなければ。(主人公の妄想は膨らむばかりである。)
でも逆に両親に年齢に合わない天才的な言動を見せれば、すごいことになるのではないだろうか。例えば神と崇められたり、、、ふふふはははははぁー!どこの世界でもやはり俺が最強だぁ!いや待てよ、、、ということはその逆もあり得るな、悪魔の子だと殺される可能性が。やはり、普通の子供を演じることにしよう。うん、そうしよう。
そのとき思った今まで天才と呼ばれたものたちは皆、前世の記憶を持っていたのではないかと、、、。