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第1章 俺の命がけ学校生活の始まり

皆さんは魔法は好きですか?

この世界には二種類の魔法があります。

一つ目は、国家魔法省公認の公式魔法

二つ目は、国家魔法省非公認の非公式魔法

がある。非公式魔法は殺害、窃盗、破壊などの危害を加えるもののことである。


そして、俺の名前はレオン=ノクタス。

黒い髪に赤い瞳、平均的な身長の魔法高校卒業寸前の男子だ。

俺は初期魔法しか使えないが父親が盗賊鍛冶屋をしており、その魔法と運でなんとか試験を出し抜いて魔法騎士団を生み出すためにある大学レガントヘルムに入学したが、盗賊魔法は非公認魔法。俺は父が盗賊魔法で一流の鍛冶屋を営んでいるのを見て魔法はこれだけあればいいと思い、魔法をしっかり学ばなかった。


だがある日父が非公認魔法を使っていることがばれ殺されてしまった。そこで俺は今まであるだけで読まなかった、魔法書を読みあさり盗賊魔法を盗賊鍛冶魔法を作り上げた。


俺だってやればできると確信した瞬間だ。


だが、俺はすぐ国家魔法省にばれた。

魔法省はこの優れた魔法を対敵国相手にのみ利用することを了承した。


しかし、今年レガントヘルムに入学し卒業時に一番の成績で魔法騎士団に入ること。


それが出来なければ即処刑だ。


俺は残りの一ヶ月必死で勉強した。小学生の範囲から魔法を学び直し初期魔法は覚えた。

父は殺され母は俺を生んですぐどこかへ行ってしまった。


なので、アルバイトをしながらの生活だったため一ヶ月はすぐ経ってしまった。父の遺産を使って俺はレガントヘルムの入学試験を受けた。


俺は実技試験はボロボロだったが、なんとか選択問題で受験者の最低点で合格した。


そしてこれから、俺の命のかかった学園生活が始まる。


「待ってろ!国家魔法省。見てろよ親父!」


俺は張り切って自分のクラスに入った。


最初の時間は先生が小さなパーティをいくつか作った。このパーティがこれからの学園生活で苦楽を共にする仲間だ。


そしてこれが俺のパーティメンバー達だ。


一人目は、ノーラ=セイレーンと言う、青で優しそうな目で肩まである銀髪の女の子だ。

耳の前の髪を黒いヘアピンでバッテンに止めている。なかなかの美女だ。優しく、協調性が強い。


二人目は、メイ=リオナ。茶色く短い髪を後ろでくくっている。そして目は黒色でキリッとしている。こちらもノーラと同じでなかなか美人だ。性格はツンデレで仲間思いだ。


3人目は、イオ=アルベスト。青髪で筋肉が少し付いている。そして目が緑色で鋭い。俺となかなか気の会う男だ。


この3人が俺のパーティメンバーだ。


そして最初の魔法授業は実力計測もかねた、キマイラとの格闘だ。


俺は魔法を作ったことで新聞に載ったため、皆から注目を浴びている。皆はまだ俺が初期魔法しか使えないことをしらないのだ。


「なぁみんな、俺さ初期魔法しか使えないんだ」


少し恥ずかしかったが俺は言い切った。


みんなは驚いた顔をした後


「マジかよレオン。まぁ俺らにあかせろ」


イオが自信ありげに言った。


ノーラが優しくこちらを見て


「えぇ!大丈夫です!」


と言った。


「ちょ、ちょっと!あんた魔法を作ったんでしょ!?なんで初期魔法しか?」


メイが驚いた顔をしたまま言った。


しかし、答える前に俺たちの番が来た。キマイラ相手に俺は攻撃することなく。逃げ惑った。

まぁそのせいで、俺には天才からクソ雑魚と言われるようになった。


みんなが強かったおかげで俺はなんとか生き延びた。


先生がどうとか、授業はどうとか普通の生徒と同じような話を辺りがしている時、警報がなった。


「な、なんだ?」


みんなが慌ててうるさい中俺は、耳をすませ、他国の騎士軍が攻めて来ていることを知ると、パーティに戦うことをつげた。


しかしみんなは心配すると同時に、勝手なことをしてパーティに罰が与えられることをきにしていた。この学校は規則を破ったりすると、パーティメンバー全員に罰が下される。


だが、先生は教える専門で戦うことは得意じゃない。かと言って国の軍が来るまでは時間がかかるだろう。


敵国相手なら盗賊鍛冶魔法が使える。

だから俺は敵軍に突っ込むかにした。みんなにはなんとかイオが説得してくれると言った。



敵軍が剣を魔法でコーティングした。すると一斉に飛びかかって来た。


「あんなしょぼい武器じゃだめだ」


俺は強い武器を必死に探し、学校にある英雄王の剣 エクスカリバーを思い出した。あの剣は選ばれた者しか抜けないが、俺の魔法で魔術式に変えて取り込めば刺さっている剣は無くなり、魔法陣を使ってどこにでも一つだけなら出せる。


そう考えて俺はエクスカリバーの元へ走り出した。


騎士軍も俺を追い走りだした。


なんとかエクスカリバーの元へたどり着き、剣に触れるとエクスカリバーに魔術回路が現れ俺の手に入っていった。


そして俺は、魔法陣を空中に作り出し、エクスカリバーを錬成した。


そして、その剣を握り掲げるとエクスカリバーが光り出した。それを騎士軍に向けて振り降ろすと、一瞬にして血が上った。それを見た軍の生き残りは驚き撤退を始めた。


「人を、人を殺してしまった。親父ですら殺さなかったのに」


俺はレガントヘルムを守るため沢山の騎士を殺した。俺はエクスカリバーを魔術式に戻してからだに取り込んだ。


あとで先生に呼び出されたが、レガントヘルムを守ったのでなんとか罰せられなかった。そして、エクスカリバーを戒めとして預かることになった。


国からは敵国相手だったため許してもらえた。


俺はクソ雑魚から人殺しと言われるようになった。

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