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ウオーター  作者: 竹仲法順
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第80話

     80

 夕方まで読書し、午後五時過ぎにキッチンで夕食を作って取る。休み疲れはあった。だが、明日からまた仕事だ。パソコンに向かうことになる。仕事をしている時の方が、気が紛れていい。常日頃からそう思っていた。まあ、いろいろとあるのだが……。

 食事後、バスルームのシャワーを温めにし、浴びながら寛ぐ。疲れを取った後、眠るまで読書した。午後十一時にはベッドに潜り込み、休む。夜間に覚醒するかもしれないのだが、一、二度なら平気だ。もう以前のような暑気はないんだし……。

 午前七時に起き出す。洗面所に行き、蛇口を捻って水を出した。普通の水が出てきたので、手で掬って顔を洗う。歯を磨き、髭を剃って髪を整えた後、キッチンで朝食を取った。コーヒーを一杯淹れて、ヨーグルトを口にする。

 午前八時半過ぎにはパソコンを立ち上げてキーを叩き、データを入力していく。何かと冴えないのだが、仕事になると、気持ちを切り替えた。在宅ワークは案外大変だ。いくらバイト感覚でも。慣れていても、疲れてしまう。

 昼になり、キッチンで食事を作った。取って、また午後からも通常通り作業する。時間に追われるようにして、キーを叩き続けた。手元は見ないで、ブラインドタッチのまま、入力作業を続ける。午後三時過ぎに温くなったアイスコーヒーを淹れ直すため、椅子から立った。キッチンでインスタントコーヒーの粉末をグラスに足し、水を注ぎ入れて、氷を浮かべる。一口飲むと、頭がすっきりした。また淡々と作業を続ける。夕刻まで。(以下次号)


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