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ウオーター  作者: 竹仲法順
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第54話

     54

 午後五時になり、パソコンを閉じて、キッチンで夕食を作る。夏バテで疲れていたのだが、いつの間にか八月に入っていて、気が付かないまま、毎日を送っていた。食事後、冷たいシャワーで汗を流し、風呂上りに冷蔵庫からミネラルウオーターのボトルを取り出して飲む。失われた水分を補給し、軽く息をついた。

 午後十一時まで読書し、ベッドに潜り込んで眠る。規則正しい生活をしていた。この時間になると、自ずと眠くなるのだが、健康第一と思い、休む。今夜は眠れるかな?それとも、途中で覚醒?枕に頭を置き、目を閉じる。自然と眠気が差してきた。

 ちょうど明け方頃、一度目が覚め、寝床を出てトイレに立つ。やっぱ不眠症か?用を足した後、水道で手を洗い、ベッドに戻る。脳が疲れてるんだろう。昼間の仕事の刺激の余波で。夜間熟睡できないことは辛い。だが、遠慮なしに一日は始まる。夜明けと共に。

 午前七時に起き出し、洗面所へと行く。顔を洗うため、水道の蛇口を捻った。普通の水が出てくる。毎日繰り返していることも、いったん慣れてしまえば楽だ。確かにいろいろ感じるのだが……。

 洗面し終わり、髪を整えて朝食を取る。コーヒーとヨーグルトで済ませた。朝は胃にたくさん物を入れない。食事後、パソコンを立ち上げて、キーを叩き出す。日々同じことの繰り返しだ。何も感じないことはない。人間の脳は常に何かを感覚しながら、動いている。

 メールなどで仕事の受発注があるから、欠かさず目を通していた。疲労を覚えた時、合間に休む。コーヒーは一日に五、六杯ぐらい、ブラックで飲んでいた。

 昼になり、キッチンで昼食を作る。食事を取らないと、健康を損なう。気を付けていた。体を壊さないように。もちろん、仕事での緊張感とかストレスも、疲労の原因になる。極力、無理しないようにしていた。ペース配分などをしながら……。(以下次号)


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