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4 庭の探検  探険開始!

ルノアが生まれて一年、ルノアも同じく魔法使いを目指す身


あの、ボケ神のおかげでルノアは今じゃ国の高等祈祷師も敵わないくらいの

治療魔法の使い手、かくいう私も攻撃魔法はママりん以上

サポート魔法はそれなりに使えま~す!


「セシル、ちょっと来い!」

おっと、ディアお兄ちゃんから呼び出しですねぇ~、私なにかしましったけ?

とんと身に覚えがないです、ハイ、本当に。


「な~に、おにいちゃん?」


「あのな、実はこれから探検をしようと思う!

 だから、一緒に行かないか?

セシは庭を全部周ったことあるか?ないだろ、

 庭の広さがとんでもないからちょっとうずうずしてね!」


う~ん、なんと男の子らしい考え方でしょう、

さすがは、わが兄ですね、


そういえば、私も庭の全部は見たこと無いですねぇ

いいでしょう、協力しましょう!!!


「兄ちゃん、なんで私を誘うの?セレナ姉ちゃんだって居るじゃん!」


「いや、母様が

『セシちゃんは魔法の天才よ!

 今じゃ半径10kmを攻撃できる魔法が使えて

しかも、

  全然疲れた様子を見せないの母親として誇りだわ!』

って言ってたから、

    もし魔物に出会ったときにと思って・・・。」


ママりん、褒めてくれるのは嬉しいけど、

他の兄弟の前で、そういうこと言っちゃだめじゃん!

焼きもち焼かれちゃうでしょ!


「でも、兄ちゃんだって剣術凄いって

父さんが言ってたよ

 まぁ、協力はするけどね!

それだったら兄妹みんなで行こうよ!

 セレナ姉ちゃんも魔法使えるし、

ルノアは治癒魔法の腕がすごいんだから!」


「セシがそういうなら、みんなで行こう!」


ふふふ、兄ちゃんは妹に弱いですね。


「じゃあ、二人を探さなきゃ、どうすんだよ!こんな広いいえの中で」


「それには、及ばないよ!」


っと、セレナ姉ちゃん登場ですね、

よく「壁に耳あり障子にメアリー」って言うけど本当でしたねぇ。


「話は聞いたよ!私の名前が出てこない時には

        ママにチクろうかと思ってたんだから!」


セレ姉ちゃんは敵に回すと怖い相手ですね、

こんどからルノと話すときは周りに注意しないと!


「じゃあ、残りはルノだな、セシ、どこにいるか分かるか?」


「当たり前でしょ、お兄ちゃん!

  私を誰だと思ってんの?ママに認められてるのよ!」


《ルノの居場所を!・リサーチ》


ええっとどれどれ、ここは庭ですかね、しかも移動のしかたが早いですね

もしかしてルノ、ミルに乗ってお散歩かな?くそ、もふもふを独り占めしやがって


《ルノの前へ!ロコモート》


っと、着きましたビンゴでしたねぇ、

 ルノがミルに乗って走ってきます。

もちろん、兄ちゃんたちも一緒に転移させましたが、

 驚いてますねぇ~。


 ((ルノ、セシだよ!))


 ((あ、鈴姉どうしたの?))


 ((ルノ、鈴姉じゃないでしょ、まぁいいんだけど

  ええっと、これからねお兄ちゃんたちと

 庭の探検をすることになったの

  だから、治癒魔法の使い手として一緒に来て!))


 ((わかったよ、セシ姉!))


では、全員揃ったところで出発としますか・・・・。

とその前に


《彼の者達、我が装備を!ガルーキ》


成功ですね、やっぱ服から気分をださないと、

ええっと、間違えないよね

ディア兄ちゃんが剣士の格好

セレ姉ちゃんが賢者の格好

ルノがナース服っと


で、私は魔法戦士の格好、この国の本で見てから憧れてたからね


 ((セレ姉?なんで、私だけナース服なのよ!))


 ((だって、あんた治癒魔法使えるでしょ、

  お似合いだと思うけどなぁ~

 嫌なら(⦅(これで良いよ!⦆))

  案外気に入ってんじゃない。))


 ((うぅ))


「セシ、凄~い!どうやったらこんなこと出来るの?

             こんな格好憧れてたんだ~」


おっと、案外セレ姉からは好評ですね!

で、ディア兄ちゃんも気に入っているようですね、剣の素振りなんかしちゃって



「じゃぁ・・「じゃ、いくぞぉ~~~~~~~~!」


この阿保兄、私の言おうとしてたセリフを!!!!

今度は言わせないよ!

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