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26 道具屋

またまた、約2ヶ月ぶりの更新となりました。

楽しみにしてくださる方に申し訳ないと思いつつ...。


それでは、26 道具屋をお楽しみください!

「カランコロン...カランコロン..」

扉を支える手が変わる度になる扉のベル

珍しい、こんなところ客かと思いつつ重い腰を上げる


「今日はもう終わりだよ!帰りな!!」

面倒臭くなればいつもそういって客を追い払ってきた

今日も素直に帰ってくれると思っていた。

しかし、扉のベルは鳴りやむ気配を見せない

そして、3つ目のベルが鳴った時に感じた気配

今まで感じたことの無い、

....いや遠い昔に長らく側に居た懐かしい魔力の温かさ。

まさか、とは思いつつ期待の灯が胸に灯る。


「ごめんください、ししょーいらっしゃいますかぁ~?」

「だから終わりだと言ってるんだ、ほら帰った帰った。」

店に入ってきたのは、ケイカだった

私が彼処(ギルド)から引退する直前に入ってきて

最後に教えた弟子だ。


要領は良かったのだが、時たま調子に乗る癖があって何度も失敗をした

「おや、ケイカか。

 だか、さっきも言ったが今日はもうおしまいだ、帰ってくれ。」

ふと、気配のする方を見てみると仕立ての良い服を着た子供が立っている

この世界では、まずあり得ないほど、仕立ての良い服だな。

そう言えば、あれがここに来たときもあんな服を着ていたな。


「ししょ~、こんな日の高い内から終わりにしてちゃ

 商売立ち行かなくなりますよぉ~?」

ケイカは諦めが悪いのは知っているし、尚且つこの魔力が気になる...

「それは大丈夫じゃ、昔冒険したときの蓄えがまだある。

 それから王宮からの注文がある内は安泰じゃよ

 まぁ、どうせケイカの事じゃ。

 帰れ!と言っても帰らんのじゃろ?

 して、何のようじゃ?」

言葉を区切るとケイカの顔が嬉しそうに輝き出す

昔から変わらんな、こやつは。


「あっ、はい。

 実は魔力想定を行いたいんです」

「ふむ、魔力想定か。

 それならばギルドの水晶玉で済むだろうに、どうしてここなのだ?」


冒険者登録をするときには、ギルドの水晶玉での魔力測定が基本となる

魔力の適性が無いものは、魔力を込めても淡く属性の色が灯るだけ

普通に魔法を使うなら水晶玉自体の色が変わるほどの明るさが必要である

極稀に、本当に稀に水晶玉を破壊してしまうくらいの魔力を持つものが現れる

そう言えば、彼もそうだった私がギルドの受付をしていたとき...


何故だろう?今日は昔の事ばかり思い出す。

あれの魔力と似ているだろうか?

...回想をしていて思い当たってしまった。

「ふむ...まさか、とは思うが割ったのか?水晶を。」

「流石~!我がししょーね!

 そのまさか、なんですよぉ。」

「とりあえず、そのししょーと言う呼び方をやめんか

 後ろの子達もポカンとしておるぞ。」

ケイカについて着た子達は三人、

どこかの制服・・を着た二人と幼いのが一人


同じ様な服を着た二人は雰囲気や顔立ちが似ている

まぁ、街を歩いていれば振り返るであろうな。

一番小さいのは、まだ幼さがあるが将来は可愛くなるのは

確定事項であろう。


しかし、一番小さいのは上二人とは少し顔立ちが違うな。

「あぁ、ごめんねほったらかしになっちゃったね

 紹介するよ、私の魔法と薬学の師匠ジル・ヘインズさんよ

 彼女の作る回復薬の効果は凄くてね、

 一度は王宮就きにならないか?って話があった程なのよ!」

「こら、ケイカ!

 余計な話をしすぎだ。それよりそこの三人さんは?」

今、この場に貯まってる魔力

僅かだが、感度が鋭いものならすぐに気づく位のものだ

そしてこの魔力はよく似ている。そう、あれの魔力に。


「えっと、師匠

 こちらは私の隣が久保鈴音さん、

 その隣が久保彩音さん、そして、久保心音さん

 三人はギルド登録をしに来たんだけど、さっき言ったように

 鈴音さんが測定用の水晶玉を割っちゃって、

で詳細が知りたいから、ここへ連れてきたって事です!」


えっへんと胸を張って言い切りおる。

はぁまた随分な、厄介事を持ってきおって。

やれやれじゃな

でも、まぁ久しぶりに面白そうな仕事じゃないか。

どれ、いっちょやってみるか!


「魔力測定となると、魔力水が良いかの?

 あれなら、準備もすぐ出来る

 と、その前に、そこの三人さんちょっとこちらへ来なされ

 少し君達の魔力を少し触らせておくれ」

一人づつ手に触れていく。

この温かく、そして透き通った穢れを知らぬ魔力

あれが纏っていたもの、いやそれ以上だ。

そして、更に驚いたことがある。

この者達の姿は変化魔法で生み出されたもの、ふむと言うことは...。


「お主達、少し奥へ来て貰えるか?

 確認したいことがあるのじゃ。」

途端に不安そうになる、三人の娘達

まぁ、それもそうじゃろうな。

よくも知らん婆についてこいと言われたのだものな


「大丈夫よ、その人何にもしないわ

 魔術に関してはこの国では指折りの存在だしね。」

「ケイカさんが、大丈夫っていうなら....ね。」

流石ケイカだね、会ってすぐなのに信頼されているね

「さぁ、子供達ついておいで」

これから楽しくなりそうじゃな、

よもやこの歳になってまで、かように胸がときめくとは

ふむ、長生きはして見るものじゃな。


「少しばかり、散らかってるけど

 さぁ、お入りな。

あ、そこら辺のものは勝手に触るんじゃないよ?

危険なものがたくさんあるからね。」


さてと、じゃあ魔力水を取ってくるか、

あれはどこへ置いただろうか?

魔力測定の水晶玉が出来てからというもの

繰り返しの効かない魔力水は廃れたからねぇ。

どうでしたでしょうか?

新しいキャラクターも出てきましたね。


そして、彼女も何らかの秘密を持っていそうですが...?


毎度毎度ではございますが、

誤字・脱字等あれば、ビシバシツッコミお願いします!

レビュー・ポイント・感想で、作者のやる気は2600%!


次回、27 魔力測定です!

お楽しみに~♪


11.1誤植修正

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