幕間 プール開きとかき氷
さてさて、水が溜まったね!
では、プール開きと参りましょー!
〈ガフォメン・城中に声を拡散させよ!〉
「ええ、ああ、聞こえますかー?
ええっと、これよりエドラー家のプール開きを開催致します。
エドラー一家と手の空いているメイドさんはサンルーフに集合してください」
これで、人が集まってくるね。
司会進行はどうしようか?
〈ガフォメン・『アルバス・ルーニン執事』至急サンルーフへお願いします〉
我が家の執事長さんなら上手くやってくれるよね。
「セシルお嬢様、御呼びでしょうか?」
おぉ、さすが早い。
「えっと、ですね。
今から、エドラー家のプール完成記念の式典とプール開きをしたいので
司会進行をお願い出来ないかなー?と思って呼んだんですが。」
「司会進行ですか、進行表は出来てますか?」
あっ、忘れてたぁー。
「えっと、それが無いんですけどお任せ出来ます?」
「分かりました、お任せください。
ただ、開催式の前に旦那様とセシルお嬢様との打ち合わせを
お願いしたいのですが、宜しいでしょうか?」
さてさて、だいぶ集まってきましたね。
パパりんは何処かなー?
「おーい、セシル!」
探さなくても向こうから来てくれた!
「あっ、パパりん!ちょうど良いところに!」
「えっ、なんだ?それより、セシル!これはいく『はいはい、お説教は
後で聞きますから、とりあえず来て!』
「あ、旦那様!この度は立派なプールの完成おめでとうございます!
施工業者についてなにも聞いていないのですが、
どちらの業者にお頼みになったのですか?」
「えっ、いや、あのそれがなんだがセシルが
『熱すぎるからプールを作る!』と言って着工許可を出したんだが
まさか、ここまで凄いものを作るとは......。」
なんか、パパりんにスゴく甘く見られてたみたいね!
私は、なにかやる!っていったら完璧を目指すんだから!
「ほうほう、作用にございましたか
セシル様、どのようにお造りになったので?」
「へ?あぁ、穴掘りの呪文と地固めの呪文とあとは文字入れの呪文の
3つだったかな?
あっ、そうだあとは湧水の呪文とそれの固定化の呪文で5つか。」
「5つ.....、セシル、規格外って言葉知ってるか?」
えっ、たったこれだけで規格外認定!?
「セシルお嬢様は、将来が有望でありますな!
勇者の一行になるかもしれませぬ。」
冗談じゃなくなるから、やめて欲しいんだけど。
「それより、ルーニン執事、打ち合わせしませんか?」
「ああ!そうでございましたね。
プールの完成式典の打ち合わせでしたね。
手短にですが、これからの流れを説明させて頂きます。」
ルーニン執事長の話によれば、流れは
開催の挨拶→一家当主であるパパりんの挨拶→
プールの施工者である私の挨拶→そして、私によるプール開きの言葉
で、閉幕の言葉の順に行ってくとの事。
「では、次にエドラー家の当主であります、ダンヴィブ・エドラー様より
ご挨拶を頂きます。それでは旦那様、壇上の方にお願い致します。」
「え~と、この度は当家にとって新しい設備の完成を迎えられたことを
誠に嬉しく感じて下ります、
これも、一重に日頃エドラー家で働いて下さっている
メイドの皆様と執事の皆様のお掛けでございます。
プールは、いつでも開放していますので、休みの時などは
皆さんでご自由にお使いください!」
なんか、パパりん固い。緊張してんのかな?
「旦那様、ありがとうございました。
続きまして、
施工者であるセシル・エドラー様より挨拶とプール開きの言葉を頂きます。
お嬢様、壇上へお願いします。」
うーん、どうしようか?暑かったので作りましたー
なんて言ったらママりんに怒られそうだし。
そんなこと?気にしててもしょうがないか!
「はい、え~と只今紹介に預かりました、セシルです。
今回、プールを造った理由はですね、単純に魔道具
無しの暑さに耐えられなかったからです!
(あー、やっぱり笑われた、特にパパりん大爆笑だし。)
はい、そこ!笑わない。先生、そんな風に教えてませんよ?
まあ、とりあえず楽しんでもらえれば嬉しいです!
皆様にお願いします、プールに入水する際は必ず準備運動をしてくださいね
もし、せずに入水して、溺れても先生、責任とれません。
以上を以てプール開きの言葉と代えさせて頂きます。」
「はい、お嬢様ありがとうございました。
以上を持ちまして、エドラー家のプール開きを終了します。
なんとか、つつがなく終わりましたかね?
と言うか、喋りすぎて喉が渇いた、うーん、かき氷食べたい!!
この世界、かき氷あるのかな?
ええーい!めんどくさい!作ってしまえ!
どうせなら、器も氷にしますかね。
〈ラーアンシュ・氷の器を作り上げろ〉
大体、サイズはお茶碗だよね。
次は〈スノーラ・器に雪を山盛り降らせろ〉
積もらせてる間に、シロップ考えよー!
うーん、そうね。
果実を絞ってかけても良いけど、食べたいのはそれじゃない!
あぁーー、カル〇ス味が食べたい!!
あの、食べてる途中に溶けてきて最後は飲める
あの感じが好き!!
よし、カル〇ス出しちゃえ!
〈アーライル・カル〇スよ出ろ!〉
おー、懐かしやカル〇スさん!
ちょうど、氷もいい感じに積もったね。
じゃあ、食べましょうか!!
やっぱり、夏はこれだよねー
いい氷だから頭にはキーンてこないし最高!
「あのさ、セシルなに食べてんの?僕も欲しいんだけど」
ディアはこういうことに関しては鋭いよね。
ディアから、せがまれて作ればメイドさん達やパパりんやママりんにも
遠目に見てたから全員分作って、最終的にかき氷が
エドラー家のおやつのラインナップとして、加わりました。
こんな感じで、三姉妹揃った始めての夏は過ぎていったのでした。
幕間 プール開きとかき氷
いかがじゃったかの?やはりセシルはチートだと言うことが
パパりんの一言でよくわかったの。
さて、次回じゃが、二章に入るか登場人物紹介を挟むか
悩んでおる、なので今のところは未定じゃな。
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