15 お説教の時間 前編
彩姉の転生が終わり
またしても、ボケ神の重大なミスが発覚
そこで、呼び出しをおこなうことに!
セシルは相当お怒り、ボケ神はこれを
どう治めるのか?
(ルノ、部屋を出た後で良いんだけど、
ステータスの確認をさせてもらっても良い?)
(うん。)
(えっと、鈴音?なんか私のステータスも変なんだが)
(彩姉、今そこでステータスを開くとダメだから
ボケ神の所で確認するわ)
「パパ、眠くなったから寝るね。」
「ルノも寝る!」
「そうか、それゃ疲れたよなおやすみ、セシ、ルノ!」
「あっ、それから、ありがとう!
お前たちのお陰で可愛い妹を迎える事ができた!」
(良し、じゃあ呼び出しをしますか!)
(エイサ、エイサ、オー!)
(鈴音、ストップ!呼び出しってどうやるのさ?)
(えっと、目を閉じて「ボケ神」って念じながら
寝れば呼び出せるよ)
(了解!)
(((せーの、「「「ボケ神~~~!!!」」」)))
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その頃、ボケ神は----
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「いやはや、ワシはなんでこんなにミステイクをするんかの?
貧乏神でも、憑いておるのか?」
この時ボケ神は、まだ気づいていない
これから起こる最大の逆鱗に触れていると言うことを
「そう言えばそろそろ、あの三姉妹の三人目が
産まれる頃やったかの。どれ、覗いてみるか!」
「ええっと、浄玻璃鏡、浄玻璃鏡っと
はて、どこやったかの確かこの辺に・・・あった、あった!」
では、ポチっとな!
『ブゥヲン』
浄玻璃鏡と言ってボケ神が点けたテレビには
丁度、出産が終わり間違えが発覚した場面がセシルの
顔のアップで写し出された。
グハッ!なんなのだ、この威圧は!
ま、まさか、また間違えて・・・、
よりにもよって、あの三姉妹でバカを仕出かすとは!
急いで、呼び出しの対応準備に取り掛かるボケ神であった。
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「うん!成功だね!」
「おぉ、ここか以前来た時と変わって‥‥‥‥‥」
(なぁ鈴音、あそこで土下座して固まってるのって)
「って!おい!」
「なぁ、ボケ神さんよ!分かってんだよな?」
「その節は、平に平にお慶び申し上げます、
つきましては、私を踏んでいる右足を下ろしては
頂ければと思います。」
「ねぇ、ボケ神さん!自分が何をしでかしたのか
分かっての物言い?分かってたらそんなこと言えないと
思うけどねぇ」
「誠に、誠に申し訳ありませんでした!返すことばもございません!」
「分かればよろしい!」
「おい、鈴音いくらなんでもやり過ぎじゃないか?」
「そうだよ、セシ姉。ボケ神さん泣いてるじゃん」
「あのね、こう言う奴は甘くするとダメだから
ミスしたらこうなるって覚えて貰わなきゃ。」
「ほら、現に少し甘い言葉掛けられてら直ぐに、調子戻して。」
「あっ、本当だ、鈴音の言う通りね」
「そうだね、ボケ神さんには少し覚えて貰わなきゃね。」
14 ボケ神の呼び出し 前編
如何だったでしょうか?
セシルを怒らせると恐いですね。
そして、作中に出てきた浄玻璃鏡とは
本来は地獄の裁判の際に閻魔大王が使う
亡者の生前の行動を映す鏡です。
それが、何故ボケ神の所にあるのか・・・・、
何かしらの秘密がありそうです。
さてさて、毎度ではございますが
誤字・脱字等あれば、遠慮なくツッコミをお願いします!
感想、レビュー・ポイントなどを付けてもらえれば
作者のやる気は1000%!!!
次回、15 お説教の時間 後編
お楽しみに~~♪




