表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

4/5

第4話

バレた…


バラされた…


あちぃ…


大学生も夏休みに入った。


お盆、実家に帰るわけでもなく、アパートで溶けていた。


盆前の忙しいバイトも乗り切った。


通知音


「しばらく距離を置かせてほしい」


両思いから1ヶ月、あってから一週間。


何故だ。


昨日まで仲良しだったじゃないか。


訳を問う。


彼女いわく


親友に、自分たちのことを話した


親友に、アプリで一回あっただけの男と付き合うような人だと思われ幻滅される。


混乱する。


ひとまず距離を置く。


ということだった。


頭の中をぐるぐるとネガティブな想像が…


納得がいかない


親友なら、いきなり幻滅せずに話くらい聞けよ…


なんで俺が避けられなきゃ…


あまりの急展開。


脳が付いてこない。


ついてきても納得いかない。


やるせない。


待つしかない。


いつまで待つか。


一週間か、1ヶ月か…

………



2日だった。



ひょっこりラインが来る。


「僕と話をしない措置は違うと思った」


どうも親友とは話にならないらしい。


時間をかけて解決をすると。


心配かけてごめんねと。



心配かけやがって…


ようやくでも、まあ日常が、訪れなかった……




親友が、彼女の家族と、そしてその親戚周りに話した。


彼女の家は、田舎の家の、ちょっとした集会所的な感じ。


田舎の密なコミュニケーションで、誰しもが知ってる存在に。


集会所の娘なのにそんなこと…


彼女はいろいろと責められたらしい。


だいぶ心も弱っていた。


どうして、一人の女子高生の色恋を


大人がみんなして責め立てる


受け入れられないのはわかっていた。


でも彼女一人がかぶるのはおかしい。



僕が釈明しに行くか、それとも、距離を置くか…


それで彼女に平穏が戻るなら…



トラブル続き、少しだけすり減った心。


ここでも強かったのは彼女だった。


「君のためなら頑張れるよ」


「君だから耐えれるよ」


「一緒にがんばろ」


思わず笑顔がこぼれる。


自分の女々しさが嫌になる。


でも、それすらも受け入れてくれる彼女がいる。


一緒に乗り換えようとしてくれる彼女がいる。


頑張ろう。


来月は、彼女の文化祭。


遠いけど、遊びに行ってみるつもり。


こんなとこで別れない。


大好きだから。


また少しずつとりとめのない話を積み上げて、少しずつ二人に笑顔が戻っていく…










シリアス展開ですが、話し始めてからは、割と仲良く話しています。


勉強を教えたり、この頃は、僕が彼女に英語の教材作って、送ったりしてました。


50日?くらい私が迎えて、お手紙を書いたり。


仲良くカップルしてましたよ。


次回は、彼女の高校の文化祭に行きます

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ