表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

3/5

第3話

いよいよ会います。

とりとめのない話を続け、1ヶ月がたった。


豪雨の災害によって、止まっていたJRも復活した。


忘れもしない8月10日(日)、初めて彼女と会った。


僕の住むアパートから、彼女の住む実家までは80kmほどあり、話し合った結果、中間くらいにある小さな町で会うことになった。


僕の方が先に着いた。


改札の前で待っていた。


一人の女の子が歩いてきた。


こっちを向いて笑った。


可愛い八重歯の女の子。


彼女だ…


はにかんだ顔でこっちにやってくる。


「はじめまして」


ぎこちなく挨拶を交わす。


初めて会って、初めてデート。


ちなみに緊張しすぎて一睡もできていなかった。


その時のことを彼女に聞いてみた。

「私はしっかり寝たよ」

「第一印象は、思ったより小さい。今でもふとみるとそう感じる」


彼女の方が、なんか彼氏っぽい…


まあいいや


とりあえずス○バへ…


彼女はピーチのフラペチーノ


僕はダークモカのフラペチーノ


一応勉強を教えるお約束。


近くのテーブルを見つけて彼女に英語を教える。


顔が見れない…


よっぽど緊張していた。


彼女がからかってくる。


緊張がほぐれてくる…


ぽつり、ぽつりと、いつものとりとめのない話をする。


あ、お昼だ


お互いお弁当を作ってきて、交換する約束をしていた。


彼女はオムライス


僕はそぼろご飯


美味しかった。


彼女がケチャップ忘れてきた。


美味しそうに食べている。


かわいいな…


写真を撮った。


食べ終わる。


腹ごなしに、近くを散歩する、手なんか繋いでみる。


徐々に笑顔が増えていく二人。


公園へ、


ベタベタだが、ブランコに腰掛ける。


正式に付き合うかどうか、今日決める。


僕の心は決まってた。


彼女の方を見る。


不思議そうな顔をしている。


「好きです。僕の彼女になってください。」


ベタベタな告白。


「よろしくお願いします。」


彼女が微笑みながら答える。


安堵する僕。


彼女が頭を撫でてきた。


照れくさい。でも、嬉しい。


あ、やばい。


彼女の帰りの電車の時間だ。


二人で駅へと戻る。


行きより少しだけ手を握る力が強くなる。


僕の彼女だぞ。


誇らしい気持ちになった。


帰り際、ほっぺにキスをした。


最後までベタベタなデートだった。


帰り道、何だろう不思議な感覚。


なんとも言えない。


充足感と虚無感。


でも、しあわせ。


「ありがとね」


一言ラインする。


今度はいつ会えるかな…


行きの電車は、あんなに長く感じたのに、帰りはあっという間だった。






初デート。

書いててくすぐったいくらい青臭かったです。

でも、こんなんもありだとおもいます。


次もまた、会うかも。もしかしたら、一話挟んで合うかも。


惚気多めです。


そのうち少しシリアスになります。


この時、彼女は、友達と勉強するって、ご両親に嘘ついて来ました。


しばらくしてバレます。そのうちこのことも殴り書きます。


お楽しみに

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ