腐っても悪魔召喚
悪魔召喚。
そして魂からなる絆と言う単語でアスラはホモを生産すべく悪魔召喚に挑んだ!!
絶賛後悔中でもあった
それもそうだ、父であるメギは一度の召喚で2体の悪魔召喚を成功させていた。
俺も2体CP召喚しちゃうんじゃないか・・・と
思ってた時期もありました。
セレメアのアドバイスをもらい魔法陣を展開したのもつかの間現れたのは青みがかった髪を持つ細く鋭い瞳と美しい顔をした悪魔であった。
失敗したあああああああああ!!!!!!!!!
いや、コレはコレで美男子悪魔召喚しちゃった!!!と喜ぶべきか!?
腹黒そうなところがまたナイス!!!!なんだが????
1体・・・だと???
いや、ある意味成功しただけでもいいのか?
わからん、この世界のレベル基準とか前々俺わからないよ?
美しい悪魔は口を開く
「初めまして、私をお呼びくださりまずお礼を、ありがとうございます。
名も無い悪魔でございますがお見知り置きくださ・・・い」
狐のような笑みを浮かべ社交辞令のような挨拶を悪魔はしたと思えば
俺の姿を見るなり言葉を詰まらせた。
それは表情にこそでてはいないが驚愕の証。
俺の姿はおそらく人間年齢6歳程度の外見だ
そんな子供に召喚されたのだから。
只見るからに相手は悪魔の中でも貴族っぽい服装、立ち振る舞いをしている
前世の書籍から見ると上位な悪魔ほど美しい見た目を持ちその性質は悪質という
中級やそれなりに力のある悪魔は力を見た目に示すためがたいが良い化け物の用の外見が多いと
悪魔で元居た俺の世界の話しだこの世界ではどういう物なのか?
悪魔は跪いて肩を震わせていた
「・・・わ、」
?
「わ?」
悪魔は震えたように唇を開く
こんな小物に私が使えられるか!!!!と叫び殺されそうなのを想像し少し緊張が走る
悪魔は作り物の顔を破顔させ歓喜に震えた声で言う
「私のような小物が貴方のような御方にお使えする事をお許しいただけるのでしょうか?」
本気の顔に俺は驚く、小物なのかコイツは?わからん!この世界の基準分からんけど母が言うに襲いかかって来る悪魔が居ると言う中ひどく低姿勢な悪魔だ。
セレメアと言えば後ろで愉快愉快とでも言うような凶悪な表情を浮かべうんうんと頷いていた。
「ははうえ?」
たすけてと視線を送るとセレメアは口を開く
「御主、さすが魔将クラスと言うだけあってほんに・・・なかなか見る目がある。しっかり力の差を理解し身を弁えて居るではないか。気に入ったぞ、我が息子に歯向かうようなゴミが現れでもしたらどうしてやろうかと考えておったが御主が使えるのを妾は許可しよう。」
視界に入っていなかったのか今気づいたかのようにその悪魔は母に目を向けた
「貴方は主の母でありましたか、失礼いたしましました。」
「よい、悪魔は力有るものに引かれるのであろう。この子しか目に入らなくても仕方の無い事、だがこの子はまだ生まれて間もなく自分の力を全く理解しておらぬ。アスラよ奴と契約を交わせ、名を与えるだけで良いさすればこの悪魔は御主の初めての下僕じゃ」
「!私が一番の僕に・・・!」
状況は把握したがこの悪魔いいの?
それでいいの?俺の下僕になっちゃうんだぞ?
だがなぜか嬉しそうだ・・・
だがセレメアの許可が下りた以上ここで名前を与えておくべきだろう
なににしよう・・・
悪魔は名前がある物だと思っていたが名も無い悪魔と言っていた。
「バエルよろしく」
俺はちいさく微笑んだ。
幼い声はその日初めて誰かに名前をつけた。
不思議な感覚だ。
この悪魔は本当に嬉しそうにしているように見えた。
悪魔は跪き俺の足に触れつ爪先にキスを落とした。
「我が名はバエル。至高の主にお使えする悪魔でございますこの世界に及び頂けたご恩、貴方様に出会えたご恩、貴方様にお使えすることを許されたご恩、この名を頂いたご恩、全てをもって貴方様に忠義を誓わせて頂きます。」
驚愕と・・・最高のシュチュエーションに美男子に萌えるが・・・・
何で相手が俺なんだッ!!!!!!!!
解せぬ!
心の中ひっそりと涙を流した。
この場を隠れてみる者か壁か、天井だったならば、相手が俺ではなく別の魔族だったならと・・・
キャラクター紹介
名前はバエル
魔界序列1位だった所アスラの召喚で更なる力と名を与えられた悪魔。アスラ厨で今後こじらせて行く事となる。