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青春1周目
平成28年3月1日火曜日
今日、僕は高校を卒業した。
僕は大学受験に失敗した。
彼女も出来ず、部活にも入っていなかった
高校生活で青春らしいことは
何一つ出来なかった。
だけどそんなことはもう過ぎたことだ。
今更後悔してもどうしようもない。
僕はきっとなんとか受かった
Fラン大学で充実した
キャンパスライフを送るんだ
「さらば僕の高校生活」
僕は三年間過ごした校舎に別れを告げ校門から
一歩を踏み出した。
その瞬間。
視界が歪むような目眩と頭痛が僕を襲った。
ーーーーーーーーーー
「おい藤庭!」
僕は聞き覚えのある怒鳴り声で目を覚ました。
「入学早々居眠りとは何事だ?
あとで職員室に来い。」
教室にクラスメイトの笑い声が響く。
僕の頭は混乱した。
入学早々? どういう事だ?
僕は確かにさっき高校を卒業した。
卒業した筈だ。
……なのにどうして一年の時の担任が僕の目の前に立っている。
どうして僕は一年の時のクラスにいる。
「あぁ、そうかーーこれは夢だ。
僕は夢を見ているんだ。」
僕は自分に言い聞かせるように何度も呟いた。




