ユリとツバキが喧嘩して
「かれこれ三年ぐらい冒険者やってる
けど、まさかギルドカードに『あんな』機能がついてたなんて知らなかったわ・・・」
「『あんな』機能がついてるなんて誰も考えませんからね・・・」
私達はギルドから宿に向かって歩いていた。
「私、ちょっと寄り道して帰ります」フウカは戦場の華が所有する屋敷へと歩きだす。
「ちょっと待って、どこに寄り道する気よ」ケイトはフウカを追いかける
「ちょっとユリさんとお話を・・・」
「手を出さないんじゃなかったの?」
「手は出しませんが、もしもユリさんが負けた場合慰めようかな~なんて」
「まぁ私もツバキと話したかったからいいか・・・」
私達は戦場の華の屋敷の玄関の扉を叩こうとすると・・・
『もう、いいですっ!!』ユリが飛び出していった
『ちょっと待ちなさいっ!!話を・・・ダメだありゃ』ツバキが出てきた。
「私、ユリを追います!」フウカは走っていった
「どうかしたの?」
「あぁ、ケイトさん来てたのか。ユリと話をしたら、『こんなのツバキさんらしくないっ!!』て怒って出てってしまった」
「お宅も喧嘩するんだー」
「喧嘩ぐらいするさ、私達を仏かなんかと勘違いしてないかい?」
「仲良し子吉の五人組じゃなかったの?」
「今は二人組だよ」
「大変だね~まぁ一応受け入れの準備は一応整えたから、後は頑張って」
「感謝する」
『はぁ、パーティーって大変だね~』
二人はため息をつくのだった。
感想とかレビューとか待ってます。
今後の展開の要望とかも・・・