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白vs黒+蒼

作者:「久々の戦闘だー」

レン:「嬉々としてるね」

作者:「戦闘シーンって書くの面倒だけど、一番小説書いてる感があるんだよね~(まあ、これ書いたの二ヶ月前だけど)」

俺はケイトさんの後ろを高速で飛行していた。


神共の戦闘に巻き込まれない為にも急いで飛行していた。

 

「ソウジ君、やっぱり例の白フードなの?」

 

「たぶんですが」

 

「加勢は…出来ないからこのまま振り切るしかないわね」

 

直後俺は見えない壁に激突した。

 

「いったぁーー、なんでこんな所に壁が?」

 

「壁ね、それもここだけじゃ無いみたい」

 

「ちょっと行って片付けてきます。ここで待ってて下さい」

 

俺は返事を聞かずにレンの元に戻る。

 

レンは俗に言うガトリング砲を手に持っている。

 

その矛先は白フードと複数のレンの集団

 

レンのガトリング砲が大量のマズルフラッシュと共に大量の弾丸を吐き出す。

   

白フード達は片や錠前付きの魔法陣を展開して防御障壁とし、片や即座にその場から離脱する。

  

「バカ!ヤツの前に防御障壁は」

 

弾丸は容赦なく、防御障壁を張ったフードを襲い容易く防御障壁ごとソレを塵に還した。

 

「あははは、僕特製M134の前にそんな障壁、いやどんな障壁も無駄だよ。これには絶対貫通と無限弾の概念を内包してある。これの前には空間の切れ目も関係ないからね」

 

レンは秒間百発近い弾を永遠と打ち出して白フードを狙う。


白フードは絶えず動き回って弾道から逃げ続ける。

 

無限対有限

 

勝負は端から付いている。

 

だがもっと速くこの場を片付けることもできる。

 

俺は予めフウカさんに教えて貰いながら作った水晶球に触れる。

 

俺が一番よく使う魔法を入れたそれは淡く銀色の光を灯す。

 

視界が一気にスローになる。


そう、いつものアレ「タイムフルブースト」を簡易だが水晶球に入れたのだ


そして、俺はリーダーっぽいヤツに狙いを定めて高速接近、そのまま刀に引っ掻けて飛び去って壁に叩きつける。

一度、タイムフルブーストを解除して話しかける 

 

「死にたくなければこの場から退け」

 

「ふっ、笑わせるな。転生者ごときに殺される程柔ではない」

 

「お前を殺すのは俺じゃない」

 

俺は再びタイムフルブーストを発動して一気に退避する。

 

少し遅れて鉛玉が俺の横をすり抜けていった。

 

俺もやって見たかったことをここで実践してみようと思う。

 

ここ数週間で俺は魔力を流す感覚というのを覚えた。

 

魔法をかなり多用したことが切っ掛けだと考えている。

 

まあ、そしたらやってみたくなるよね?

皆もやったことあるでしょ?

ホースに水流しながら振って斬撃みたいにする遊び

俺はやったよ?

修学旅行で買った木刀を改造して切っ先から水が出るようにして遊んだよ。

そのあと木刀は燃えるゴミになっちゃったけど。

 

それを今度は木刀じゃなくて真剣で、水じゃなくて魔力でやったらどうなるか?気にならない?


普通に斬撃が飛ぶんでしょ?って?


たぶんそう

 

まあ、飛んでも飛ばなくてもやりたいからやるんだけど…

 

俺は魔力を掌に集めて、そこから刀も体の一部であるように魔力を流し込む。

 

なるべく圧縮して、魔力を流しながら左から右へ横に振り抜く。

 

剣閃に添って魔力の刃が徐々に形成されながら弾丸より少し遅れて、かつ少し上に向かって飛ぶ。

 

魔力の刃に歪な形を描いて右側から徐々に結界に当たって結界を切り裂いた。

 

上手く行かないもんだな

 

俺は諦めて白フードに向けて氷の弾丸を撃つ。


氷の弾丸はレンの弾丸を軽く追い抜いて白フードの頭部に向かう。

 

詰まらないな

 

と思ったが、予想に反する事が起こった。

 

白フードは首を傾けて弾丸を回避した。

 

「それ避けるのっ!?」

 

白フードはその後ろから迫る弾丸を全て避けて上昇して行く

 

が、やっぱり動きは遅い(実際は俺が速い)

 

俺は白フードに急接近して鞘を使って疑似的な二刀流に持ち換える


「二式重ね打ち」


刀と鞘を共にバットの様にもって、白フードに刀が当たるのと同時に鞘を刀に打ち付ける。

 

ガキッ 

 

なんと白フードは刀を鍵で防いでいた。

 

「化け物だな」

 

白フードの鍵が閃き、俺は押し返され、次の瞬間には俺は錠前形の魔法陣と結界でサンドイッチにされていた。


俺はタイムフルブーストを等倍に戻す。

 

「ちっ、ここまでか…」


白フードはレンの銃撃を避けながらレンの分身を殲滅して仲間を連れて姿を消した。

 

「運が良かったね。下手したらペチャンコになってたよ?」

 

レンはいつも通りニヤニヤしながら言う。

 

「ああそうだな。率直に聞くが、アレはなんだ?」

 

「アレも神だよ」

 

「あの異常な反応速度はなんだ。なぜあんな挙動ができる?」

 

「彼らには一部特権が与えられててね。それが無制限の空間操作と極々限定的な時間軸への干渉だよ。彼らは生命の危機に瀕しかつ相手が時間に干渉している場合においてのみ生命を守る為に体内の時間に干渉することができる、それで今回は君が時魔法を使ってることがバレてたからWorld-Supervision-Systemが彼らにアシストしちゃったんだよ。流石の僕でもWSSを改造するのはかなり危険だからやってない。だからキラ君、ああ白フードの部隊長さんね?彼らはここにふらっと入ってこれちゃうし、特権も使えちゃうんだよね~。まあ僕の力で時空間への干渉を一切禁止することもできるけど君達が困るでしょ?」

 

「まあな…」

 

「それは君達の戦力を大幅に落とすことに繋がって、僕の書類上のお仕事の規約に反しちゃうからダメなんだ~」


死神科 不手際処理班 班約 第一条

班員は転生者及び転移者及びその他本科の影響を受けた者(以後「対象者」とする)に対し全力で補償すべし、また対象者に対する影響をなるべく小さくすべし。決して対象者にリスクが伴うような状況を作るべからず、また対象者にリスクが発生した場合は全力をもって「対象者の保護」並びに「リスクの排除」を徹底せよ。

 

◇◆◇◆◇◆◇◆


作者:「そう言えばレン君のお仕事はクレーム応答とその処理だったね」

 

レン:「書類上ね」


◇◆◇◆◇◆◇◆


「じゃあさっさとアレを殲滅するしかないか、めんどくさ…」

 

「まあ、そんなに時間は掛けないからなんかあったらよろしくね」

 

レンは姿を消した。

 

「さて、急いでケルビンに向かいますか…」

作者:「来週の日曜日でウインドは連載二周年を迎えます」


レン:「イェーイ、おめおめ」


作者:「開始から二年、文章力はかなり上がったと思っています。と言うことで一回おさらいとして閑話を挟もうと思います。グレヴロの方からも人を借りてこようかな」


レン:「イェーイ、無断コラボだー」


ジン:「いやダメだろ!」


作者:「じゃあ許可が下りたらね」


レン:「ちぇ、クリスマスぐらい弾けてもいいじゃん」


ジン:「そう言えばクリスマスイブに始めたんだよな…」


作者:「今年も俺はクリスマスではなく連載記念日を楽しみます。と言うことで来週は臨時更新があるのでお楽しみに!」

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