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ウインド─第一章、改稿作業予定─  作者: 水無月 蒼次
作者の手抜きの閑話編
102/260

ソウジとケイトと戦場の華 続その三

日は徐々に傾き、ソウジたちは平原のど真ん中を移動している。


「さてと、夜営の準備をしましょうか」


「夜の営み?」


◇◆◇◆◇◆◇◆


レン:「いつかやるだろうな~って思ったんだよね」


作者:「同じく」


◇◆◇◆◇◆◇◆


そして十数秒後


「なぜ俺は縛られてるんですか?」


「ユリちゃんがどうしても心配だって言うからね。縛る以外にもあるけど一先ず縛らないと話にならないから縛っただけ」


「へぇーそうなんですかー」


ソウジは惚けたように言う


「まあまあ、そう言うのは前からわかってたけどね」


「はい、デリバリーレンでーす。ご注文の品の配達に来ました~。はいコレがご所望のソウジ君専用変身薬とそのオプションとオマケでーす。それじゃあお楽しみの邪魔しちゃ悪いから僕は失礼するよ」


レンは唐突に表れ忽然と消えた


「ウフフフ、何コレ?」


ケイトは医療用注射器を片手に言う


『それはね~、注射器って言って薬剤を血中に投与する為の道具だよ~』


レンの空耳音声が聞こえる


「あー、それで針なんだ。凄い技術だわ」


『針の先端を薬に入れて、上の取っ手を引くと薬剤を吸い上げられるよ』


「へー、コレは便利ね」


『で22Gって書いてある袋に入った針に付け替えて針ををソウジ君の右腕の浮き出てる血管に目掛けて腕から15°~30°で血管に刺して薬剤をゆっくり投与するだけ』


「ケイトさん?もしかして本気じゃないですよね?冗談ですよね?ね?」


『ジョーダンじゃないよジョルダンだよ』


「知らねーよ!」


ケイトは針をソウジの右腕に突き立てる

そして空耳の指示通りに操作を行った。


『それじゃお疲れ~いい夜を~』


「コレを使い捨てにするなんて向こうの人間は贅沢ね」


「ふぁぁぁあぁぁぁ、全身が熱い…」


みるみるソウジの体は女体化していく。


「ひいぃぃなんか来る、なんか来る!」


『アレ?もしかしてそういう目的じゃなかった?そういう目的だと思ってたから追加効果付けたんだけど…』


「ひぐうぅぅっ!あひっ、くっ…」


「やる気になればいい仕事するわよね~」


『それほどでも~、結果オーライでしょ。ゴトッ、ガンッ、お前は何をやってんだ!神託装置を使ってソウジ君をからかってるんだけど?イィィン、ザーザッザザッブツッ』


「あらあら、ソウジ君?そろそろ慣れた?」


「ふー、っ、もう色んな汁でビショビショですっふー」


ソウジは刀を支えにしてなんとか立っていた


「支えが無いと立ってられないぐらい感じちゃったの?」


「別に支えが無くたって」


ソウジは刀を腰に戻す

そして力なく地面にへたりこむ


「強がっちゃって…」


ケイトはソウジに手を差し伸べる


そして数分後

色々と大変な事になった服を水洗いして、熱湯をかけて乾かしてと色々な処置をした上で女物の服に着替えた上で夜営地に戻って来た訳で


「おかえりなさいケイトさん、それは誰ですか?」


「やっぱり言われた…」


「えーと、ちょっと込み入った事情があるんだけど…簡単に色々省いて言うとポーションで変身したソウジ君だよ」


「あの、それ本気でいってるんですか?」


「本気も本気、大マジです」


「でも信用出来ません。どうしてもと言うなら証明して下さい」


「ソウジ君、自分を証明して」


「自分を証明ったって…」


ソウジはトランクの中に入っていく


「ちょっと待ってね」


『あっ、この手があるじゃん!』


ソウジは一回トランクから顔をだす


「もうちょっと待って下さいね」


そして戻っていった。


───三分後───


ソウジは男物に着替えてから出てくる

二つの小瓶を持って


「じゃあ、ちょっとしたショーを見てもらいましょう」


◇◆◇◆◇◆◇◆


レン:「洒落かな?」


ジン:「ん?」


作者:「showを見て(・・)もらいまshow」


「コレはさっきケイトさんが俺に投与したポーションです。でもう片方は詮索しないで下さい。ちょっと言えない場所で貰ってきた物なので、効果だけ言うと全ての薬の効果を打ち消します」


「いつの間にそんなものを…と言うか何処の組織から貰ってきたの?」


「青髪の野良猫って言う何でも屋に作って貰いました」


「聞いたことないわね」


「同じく」


「でしょうね。基本的に知られてない組織らしいですし(ウソだよ、この世界にそんな組織は存在しないし他の世界にもそんな集団は存在しないよ)」


「で、コレを飲めば俺は元の姿に戻れる筈な訳で」


ソウジはそれをいっきに飲み干す


そして白い霧に包まれ、霧が晴れるとソウジは男の姿に戻っていた。


「これこのように。で、コレを飲めば女体化します」


ソウジは桃色の液体を半分ぐらい飲む

後ろ手に注射器を持っていたケイトは落胆する


ソウジの体がみるみる縮んでいき・・・以下省略


「はあっ、疲れた…このように変身する訳でちゃんと細部まで女体化してますよ。肉体は…なんなら見ます?」


「…凄い大きい…」


「じゃあお言葉に甘えて…」


ケイトがソウジの衣服に手をかける


「ケイトさん、手つきがいやらしいですよ」


「そうかな~私は普通だと思うな~」


ケイトがソウジのTシャツを捲り上げ

ケイトよりよっぽど豊かな胸が跳ねる


「下も確認しときます?俺は別に仮の体だから別に構いませんけど」


「いやいいです、もういいです。信じますから、だから胸をしまってください」


「俺、結構スタイル良いのに」


ユリとしてはこれ以上見せつけられると自分が惨めになってくるから見たくなかったのが強い


「ねぇーソウジ君、やっぱり下も確認させて」


「嫌ですよ、ケイトさんは確認とか言ってそれ以上の事をするからダメです」


「そんなー」


「戻ったわよー」


そこに血塗れのオークを引き摺った血塗れのツバキが戻って来た


◇◆◇◆◇◆◇◆


作者:「書いてなかったけど実はツバキちゃんが居なかったりして」


レン:「そう言えば」


ジン:「忘れてたんだろ」


作者:「ソンナワケナイジャナイカ」


◇◆◇◆◇◆◇◆


その頃フウカとソフィアは朱雀通りの裏側の通りにある「酒肉亭」と言う定食屋(と言うよりは居酒屋に近い)に来ていた。


「このお店はお酒とお肉がおいしいんですよ」


「そうなんですね」


店の名前から想像していた通りのことを言われて一瞬フウカは沈黙する。

そして空かさず次の話題を考える


「えーと、何の肉が特に美味しいですか?」


「そうですね~いつも何の肉でもおいしく料理してくれますが、今は特に猪とか豚ですね」


「豚に旬の時期があるんですね」


「どんな物にも良いとき悪いときがありますからね。オヤジさん豚と猪二人分と料理に合うお酒を適当にお願いします」


『へいよー豚猪2と酒な』


「で、ですけど。最近ケイトさんどうですか?」


「どうと言われましても、いつも通りとしか言いようが…」


「あっフウカさんは来て日が浅いから知りませんね」


「?」


「ケイトさん、アリシアでも一二を争う酒呑みなんですけど…」


「けど?」


「ある程度お酒が入ると近くにいる女性に手を出し始めるので、治ったりしてないかな~って」


「あっそこですか、最近はお酒を飲んでるところを見ませんね」


「控えてるんでしょうか」


「普段ので満足してくれてると思いたいです」


ソフィアは苦笑いしている。


「所で何故この話を?」


「もう秋じゃないですか、アリシアでは毎年この時期に収穫祭をやるんですよ。で今治ってないようなら他の娘達にも伝えて置こうとおもったんですが…」


「大丈夫ですよ、止めますので(私かソウジ君が…)」


「ではそういう風に他の娘達に伝えておきますね」


「まだここに来てから一ヶ月ちょっとしか経ってないんですよね」


「かなり時間が経ったような気がしますね」


「私もそう思います」


「かなり濃い一ヶ月でしたもんね」


「あの、フウカさん。二日間働いてみてどうでしたか?」


「月光の竹林亭はいい場所ですね。泊まっているときも思っていましたが。努力ができる職場って良いと思うんです。何かしらの改良ができる仕事ってやる気が出るじゃないですか」


「ふふっ、そうですね。フウカさんはこれからも冒険者を続けるつもりなんですか?」


「とりあえずローンを返済し終えて育ててる鳥がある程度成長するまでは」


「あの、もしですよ?もし月光の竹林亭があなたに終身雇用の契約を持ち掛けたら乗ってくれますか?」


「すいませんが今は乗れません。さっき言った事を達成するまでは冒険者を辞められない、いや長期間拘束される仕事には着けないんです」


「鳥の世話ですか」


「そうなんですよ、ちょっと珍しい鳥だから連れて歩く訳にも行きませんし」


「そうですか」


「でもこうして依頼でヘルプに入る事はできるし依頼じゃなくてもギルドを通さない依頼でも受けますから、何か有ったら言ってください」


ソフィアの表情が暗くなる


「へい豚と猪二人前と合う酒が一先ず一本な」


「ソフィアさん、料理来ましたし冷める前に食べましょう」


「そうですね」


そして二人はしばらくワイングラス片手に他愛ない話をしながら猪と豚とどきどき牛とか鳥とか馬とかを摘まんで、最終的にソフィアがベロベロに酔ってお開きになった。

ソフィアがカンペキに出来上がって立つこともままならいぐらいに泥酔している一方でフウカはソフィアと同じ量(ワインボトル二本)を開けた筈なのになぜか酔っている様子が全く見られなかった。

血色が良くなったとか心拍数が上がったとかそう言うのもなかった。


これは余談だが本人は泥酔したソフィアの状態に驚いていた。


「お酒弱いなら無理して飲まなければ良いのに」


フウカはソフィアを抱えて家路についた

作者:「潰してお持ち帰り笑笑」


レン:「浮気かな?」


ジン:「そんな訳ない・・・よな?」


レン:「酔っぱらいに手を出すとかゲッス!」


作者:「そして二人の夜は更けていった・・・テ~レ~レ~レ~レテレ~♪」


宿屋の店主:「ゆうべはおたのしみでしたね」


ジン:「おい、ド○クエやりながら書くな」


レン:「ドラ○エも面白いよね」


作者:「ノリで書きましたがドラク○ナインしかやってません。すいませんでした」


レン:「ナインはやり込み要素が多かったよね」


作者:「俺も駆け出しゲーマーの時に夢中になってやったもん」


ジン:「・・・・・」


レン:「仕事人間に理解されないのは解ってるから何も言わないよ」


ジン:「やったぞ?ナインは」


レン:「やったの!?君が?」


ジン:「ああ、知り合いに誘われてやってみたら結構面白かったから仕事の合間にチョロチョロっとやったな。お前とやると詰まらなくなることは解りきってたからマルチプレイは誘わなかったけどな」


レン:「なんで誘ってくれないのさ。僕は一人で黙々とレベリングしてクエスト消化して装備作ってってしてたのに」


ジン:「お前のやり込み具合にはドン引きだったわ!それに一人で黙々と?笑わせるなオンラインでやってただろ」


レン:「でも近くの人と生の会話してやりたかったの!」


作者:「この話は長くなりそうだから今日はここまで。バイバイ(  ̄▽ ̄)ノシ」


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