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Filius Dei  作者: 夢想 イオ
2/2

児童期

「じゃあ私はリヴェと出かけてくるから、留守番頼むわね。」

「あぁ、行ってらっしゃい」


 …あの出来事から数年経った


インドゥラが家で一人読書をしている時だった

ピンポーンとチャイムが鳴る

誰だ?と思いドアを開けた。


「やぁ~元気ぃ?」

へらへらとしている軍服を着た男と3人のごつい体格の男達が立っていた。


「……『チェカス』…なんのようだ」


どうやら軍服を着た男の名前はチェカスと言うらしい。


「どお?『キミの子』の様子はっ!」

「……? リヴェのことか?元気だぞ。それがどうした?」


ニヤニヤしながらチェカスは言った

「ん?…ちょっ、とね、キョーミがあってさ?」


不安な予感が隙間風のように吹き込んでくる

「チェカス…お前ッ!」


と、その時ドアノブを回す音が聞こえた


「「ただいまー」」


こんな状況の中でチュトラリィとリヴェが帰ってきてしまった。


その時チェカスが

「あの子供を捕まえろ!!」


と叫んだ瞬間3人の男達がリヴェの方へ向かって行った。


「リヴェを連れて何処かへ逃げろ!」

とインドゥラが力強い声で言ってチェカスに向かっていった…。



一方、チュトラリィとリヴェが逃げている途中

銃声が聞こえた。瞬間チュトラリィがどさっと倒れた。


リヴェは側に行こうとしたら


「私に構わずお行きなさい!早く!!」

とチュトラリィが叫んだ。リヴェは涙をこぼしながら行った。




リヴェは逃げた。あの男達に見つからないように身を隠しながら。


しかしリヴェはまだ幼く体力が持たなかったのか

どすんと仰向けに倒れてしまった……





「あっれー?大丈夫かな、この子……一応うちん家連れて帰るかぁ」

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