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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

100万文字後に世界を救う勇者

作者: ヒロモト

魔王によって暗闇に閉ざされてしまった世界に光を取り戻すために一人の勇者が旅に出ようとしていた。


「いいですか?勇者殿。魔王を倒すには七つのダンジョンにいる七人のボスを全て倒して魔王を倒すための装備を集めなくてはいけません」


「うむ!」


勇者の末裔コージは初期装備に鎖付きハンマーを選んだ。


(マニアックじゃなぁ)


勇者の教育係であったじいは勇者に同情の眼差しを向けた。


(生まれた時から魔王を倒す使命を背負い。13才で旅に出なくてはならない……おいたわしや。ぼっちゃま)


新勇者コージはハンマーを楽しそうに振り回して遊んでいる。まだこれから恐ろしい冒険が始まることを知らない顔だ。時に死ぬほど傷つき、時に命乞いするモンスターを殺し。多くの人間の死を目撃することになるだろう。


(お優しいぼっちゃまに堪えられるだろうか?)


「じいよ。私はこの武器を気に入ったぞ!」


(うーむ恐ろしいパワーじゃ)


ハンマーを振り回すコージのスピードはどんどん上がっていき砂ぼこりが竜巻のようになりコージの姿は見えなくなった。


「ゲホゲホ。ぼっちゃま。何年かかるか分からない旅に成り済ますぞ。ゲーホゲホッ!下手をすれば10年以上……」


「んうぅぅぅぅう!!!んあぁぁぁぁぁ!!」


「……!?」


雄叫びと共にコージはハンマーを投げた。


「うわぁぁぁぁ!おうりゃぁぁぁあ!いげええぇぇえ!」


ハンマーを投げた後もコージの雄叫びは止まらない。


「もっと飛んでけぇぇぇ!」






魔王城。


「預言書の通り勇者が現れたようです。魔王様」


「ククク。私はこれまでの魔王のように優しくはない。勇者が強くなる前に殺す!早速全軍しゅつげ……うわぁぁぁぁぁ!」


「魔王様ぁぁぁ!」


ステンドグラスを割って飛び込んできたハンマーが魔王の頭にクリーンヒットした。


魔王はしんでしまった!


「じい。空が晴れたぞ」


「……晴れましたな」


世界に光が戻った。


エピローグ……じいは世界に平和が戻った後。メロンパン屋をオープン。国民たちから末永く愛された。

勇者コージは町娘のサヲリと結婚。子宝にも恵まれた。


#お詫び。

タイトルに100万文字後に世界を救うと書いてしまいましたが600文字ぐらいで完結してしまいました。謝罪します。

ですが100万文字書こうとしたのは本当です。

この物語は100万文字書かれるはずの物語だったんです。でも100万文字ってすっごい大変だしめんどいよ?それを人に強要していい読者なんていない。

そうだ僕は悪くない。世界が!こんな責任世界が悪いんだ!憎い!世界が!こんな世などいらぬ!私は魔王となろう!ふははは!私を倒してみろ!99万文字と8000文字ぐらいかけて!そうすりゃタイトル通りだざまぁみろ!勇者はお前らだ!


4月。フェーン現象により30度を越える県も出てきました。皆さん。急な気温の変化による体調不良にお気を付けて。


         fin

謝ったら許される世界であってほしい

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― 新着の感想 ―
[一言] 許さぁーーーーーんっ!!! wwwwwwwwwwww
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