第十一話「山に秘められし秘密」・1
現在の十二属性戦士のメンバーは照火、爪牙、細砂、雷人、葬羅、楓、時音、雫、残雪、菫の十人。
ここは夢鏡城の五階にある玉座の間…。
そこには、この国の女王であり、世界四大神の一人である太陽の神フィーレと、その娘である瑠璃が捕えられていた。その二人の目の前を行ったり来たりしているのがフィーレのもう一人の娘……瑠璃の双子の妹である麗魅だ。
彼女は元々瑠璃と同じく無属性の人間なのだが、何者かによって操られ、現在魔力を持ち魔法を使えるようになっている。
麗魅が身に着けているマントがクルッと180°半回転する度にヒラヒラと揺れる。すると、いい加減それも飽きてきたのか、麗魅が淡いピンク色の瞳をフィーレ女王に向け言った。
「女王……いい加減話す気にならない?」
彼女の問いかけに女王は一切表情を変えず「絶対に教えるわけにはいかない!!」と、きっぱり断った。
麗魅は下唇を噛み締めると、ゆっくりその場に立ちあがりチッと舌打ちした。瑠璃はそんな二人の会話をただただ聞いているだけで何も出来なかった。魔法によって製錬された鎖が巻き付き、腕の自由を奪われている状態の彼女には懐に忍ばせている武器に手を伸ばすことは適わなかった。
と、そこに、時の都からハンセム博士が片手に封印の石板を抱え戻ってきた。
「麗魅様…。只今戻りました」
その声に反応して麗魅がさっと振り返り不敵に笑む。
「待っていたわ博士…。封印の石板も手に入ったようね」
博士の手に持つ少し大きく分厚い石板を、何かを企んでいるかのような目つきで見つめながら麗魅は言った。
その石板は水色に光り輝き、その輝きはとても美しい物で、人々を魅了させるような光だった。すると、先程まで顔を下に向け俯いていたフィーレが、彼らの声を聞いて何を話しているのだろうと思い、ふと顔を上げた。そして彼女は、麗魅が博士から受け取っている石板を見て躊躇なく声を張り上げた。
「それは!? あなた達一体何をしようとしているの?」
今まで顔色一つ変えなかった女王が急に表情を変えたので、麗魅はニヤッと不気味な笑みを浮かべた。
「ふふふ…やはり何か知っているようね? この石板のこと……」
「知っていたとしても…あなた達に話す気はないわ!」
女王はあくまでも彼らに石板について話すつもりはないようだ。
「ふんっ! まあいいわ。三つ目の封印の石板も手に入ったことだし、後二つさえ手に入ればいいだけなんだし……」
麗魅は満足気な表情を浮かべながら顔を上にあげた。そんな中、女王は拘束されたまま考えていた。
――あいつらはまだ気づいていない様ね…。四つ目と五つ目の封印の石板はそれぞれ光の者と闇の者にしか手に入れられないってこと…。
そう心の中で呟きながらフィーレはこのまま十二属性戦士が来るまで黙秘を続けようと画策し、彼らの会話を聞いていた。
――▽▲▽――
その頃、光の都では木の上で一人の男が何かから逃げていた。
男は両手に何かを抱きかかえ必死にこけそうになるのも構わず走り続ける。
「くそ! 何なんだあいつは……まるで忍者みたいに――」
ストンッ!!
彼がその一言を声に出した瞬間、木の茂みからクナイが飛んできた。
「危ねッ!!?」
男は間一髪その攻撃をギリギリですり抜け再び駆け出した。よく見ると、その男のいる木の上から忍者の格好をした謎の少女が木の枝を猿のようにジャンプしながら男を追い掛けていた。さらに、その黄色く輝く金髪の髪の毛に幼い姿はとても印象的だった。
「逃げ足の速い人だなぁ~。でも、もう逃げられないよ!」
金髪の忍者の少女は、その素早い足と身のこなしで木の枝を渡りつぎ、男の目の前に立ちはだかった。
「もう逃げられないよ? さぁ、おとなしく盗んだ書類を渡しなさい!!」
少女は男から書類を渡してもらおうと手の平を相手に見せるように言う。小さく白い手が書類を盗んだ男の目の前に出される。
「くっ! これは渡さねぇ……。でないとボスに俺が怒られるんだ!!」
男は頑として渡す様子がなかった。すると、少女はため息をついて
「仕方ないな……最終手段で取り返すしかないみたいだしね…」
と言って、少女はポケットからクナイを取り出した。
「な、何をする気だてめぇ!!」
男は少女が何をしようとしているのか勘付いたのか急に焦り出した。
「もう一度言うよ? それを返して!!」
必死に男に言う少女だが、彼は迷いながらも決して首を縦には振らなかった。
「そう…、もう時間がないの……。ごめんね?」
少女は俯き腕を振り上げクナイを放った。
クナイは男の急所に直撃し、男は苦しそうにバタンと倒れ胸を押さえ言った。
「くそ……、ガキのくせに……」
男はそのまま息を引き取った。
「早く渡してくれれば見逃してあげたのに…」
盗まれた書類を亡くなった盗人から取り返した少女は、仲間のいる場所へと向かった。
――▽▲▽――
一方、十二属性戦士は光の都に向かって歩いていた。
「なぁ、まだ光の都に着かないのか?」
照火が疲れ切った声で言った。
「まったく…照火! ちゃんと歩きなさいよ!!」
楓が腰に手をあて文句を言った。すると、
「ダメだ! 俺も疲れてきた…」
と爪牙も照火につられてダラけて声をあげた。
そんな二人を見ていた菫は、やれやれと言った顔で、
「男はだらしないわね…」
と小馬鹿にした。
そんな中、十二属性戦士の上を木の枝を吊り橋のように渡る少女の姿があった。しかし、少女は一枚の紙を見つめながら木の枝を渡りついでいたため、ふと下の方にいる十二属性戦士の言い争いが目に入り、運悪く足を滑らせ木の枝から落ちてしまった。
「きゃっ!!」
「ん? …何だこの反応…」
突如パソコンの属性反応レーダーに出現した点に不審感を覚えた雷人は、ふと上を見上げた。すると、ガサガサッ! という木の葉が揺さぶられる音がして、数枚の木の葉と一緒に金髪の少女が降って来た。
「なっ!!」「あっ!!」
雷人と少女はよける間もなくそのまま激突した。後ろから、ゴンッ!! という不思議な効果音が聞こえてきたことに気付いた雫が後ろを振り返ると、そこには後頭部をさする雷人と目を回している少女の姿があった。
「大丈夫、雷人?」
雫は心配そうに側に駆け寄り言った。そして、ようやく少女が目を覚ました。
「……いたたた。ちょっと、気をつけてよぉ~もう」
少女はゆっくり上半身を起こし、雷人に文句を言った。
「それはこっちのセリフだ!!」
雷人も負けじと相手に文句を言う。
「ちょっと二人とも落ち着いて…!」
雫が一生懸命二人を止めていると、その言い争う声に気付いたのか葬羅が不思議そうな顔をして訊いてきた。
「どうしたんですか?」
さらに、彼女の声に気付いた他のメンバーもぞろぞろと近づいてきた。
「ちょっと雷人!! この子一体どうしたの!? すっごく珍しい……忍者じゃない!!」
細砂がペタンと地べたに座り込む金髪の少女の格好を見てやや興奮気味に言った。その目は爛々と輝いていて、意気揚々としている。
「何、忍者だと?」
そんな細砂の言葉を聞いた雷人は目を丸くして目の前にいる金髪のツインテール少女を物珍しそうに見た。その視線は明らかに先程までの物とは別で、明らかに科学者にはよくある研究心や探究心から来るそれと同じだった。
一方で、細砂は別に聞いた訳でもないのに、髪の毛についた砂粒を手櫛で取り除いている金髪少女を見ながら説明を始めた。
「忍者っていうのは依頼人から頼まれた仕事をなんなくこなす仕事人のようなものなんだよ? まぁ、エリートっていうのかな…。それをこんな間近で見られるなんて! こんな旅にもたまには面白い出来事があるものだね!!」
嬉しそうに眼を輝かせながら雷人にそう言う細砂に、今度は残雪が口を開く。
「へぇ~、忍者ってそんなにすごいんスか…」
「そりゃね~…何せ、どんな仕事もこなすんだもの」
初めて知ったという風に相槌を打つ残雪に、細砂はハキハキとした声で答え、興奮を抑えられないままマジマジと目の前の少女を観察し始めた。
その行動に少女は怖いものを見るかのように怯えだし、今にも泣きだしそうなくらい涙目になる。うるうると雷人と同じ黄色の瞳がユラユラと動きその双眸を見ているだけで和むどころか愛くるしくなる。それはまるで、マスコットキャラクターの様な可愛さだった。
「ちょっと……彼女怖がってるじゃない!」
菫はあまりにも少女が忍びないと思い、細砂を少女から離した。それをアホらしいという様に嘆息しながら見ていた照火が、少女に訊いた。
「ところで君は何て名前なの?」
照火は、自分よりもすごく幼い少女に向かって同じ目線になるように少し背をかがめると、笑顔で彼女に名前を尋ねた。
「……輝光…。あたしの名前は『明見 輝光』っていうの。エリート忍者で仕事をしていて、今も仕事を終わらせて依頼料をもらって帰ってきたところなんだぁ~!忍者の世界では『黄金色の蝶』って呼ばれてるんだ! よろしくね☆」
輝光の見せる笑顔には、募ったイライラする気持ちを解消してくれる不思議な力が秘められている――そんな気がした。しかし、こんな幼い少女がこの歳で忍者をやれるとは驚きだ。そもそも、彼女に仕事がちゃんと務まるのかどうかも甚だ疑問だ。身長もすごく低く、メンバーの中で一番背の低い細砂以上に低い…。だが、それとは対当して髪の毛の長さが異常に長かった。
輝光は片方だけの髪の毛を耳よりも少し上の位置で結んでいたが、その長さが結んでいる位置から足のつま先付近よりも少し上…くるぶし辺りまであった。
自己紹介も済んだところで、十二属性戦士は輝光が帰るついでに、案内の意味も含めて光の都へと着いていくことにした。
「へぇ~、お姉ちゃん達が十二属性戦士っていうんだ!」
輝光が光の都に向かう道中で十二属性戦士と会話していた。
「十二属性戦士のことを知ってるの?」
「うん! 忍者は情報を手に入れるのが最も早いと言われてるからね~。まあ情報を手に入れないと依頼人のことについても調べられないし…」
そうこうして十二属性戦士は輝光の案内の元、光の都へとたどり着いた。
「ここが光の都だよ!」
そこには、あちことにたくさんの鏡が設置されており、そこに空から降り注ぐ太陽の光が鏡に反射することによって真ん中の噴水に光が集まっていた。
「あそこに光が集まって地下の発電所に送られ、そこで発電機が回って電気を作っているの。それによって光エネルギーは人々の生活に役立つ物となって私達の生活はすごく助かってるんだぁ~」
輝光がレンガが組み合わさって出来ている地面を歩きながら説明した。それを聞きながら菫が辺りを見回してみると、辺りには人が一人もいなかった。
「ここって誰も住んでいないの?」
不思議に思って楓が輝光に訊いた。しかし、彼女は答える事が出来ずそのまま黙り込んでしまった。
「……」
「どうしたの?」
輝光が何も答えなかったため、気になって楓が彼女の様子を窺った。
「行けばわかるよ…」
暗い顔をして言った彼女は、彼らをある場所へと連れて行った。その場所は少し大きなお屋敷のような場所だった。そこにも人っ子一人おらず、周りの住宅にも誰もいない。
周辺には、窓ガラスが割れた家や、荒れ果てた家があり、その中で一番衝撃的だったのが火だるまになって真っ黒焦げの煤状態になった家だった。
あちこちの家からモワモワと煙が舞い上がっていて、その時の惨劇を物語る。しばらくその風景を物々しい目つきで眺めながらじっとしていると、何か訳のわからない異臭が空気に乗って漂ってきた。その臭いは彼らの鼻を刺激した。
「ぐっ! な、何だこの酷い臭い!!」
照火が慌てて腕で鼻全体を覆い、他の皆も急いで鼻を覆う。しかし、鼻だけではなく今度はその臭いが目にも刺激を与えたため、彼らはだんだんと目が充血していった。
目が痒くてたまらず目が開けられない。
十二属性戦士はこれはたまらんと急いでその場から抜け出した。
そして一同がやってきたのは、最初に森の場所から光の都を覗いたときに見た噴水だった。
遠くにいた時には分からなかったが、実際にはすごく大きな噴水だった。人は誰も見ないというのになぜか噴水の水は枯れておらず、ず~っと噴出し続けていた。
「ここは何なんだ?」
爪牙がポケットに手を突っ込み、噴水の底を覗き込みながら輝光に訊いた。
「ここは見ての通り噴水広場だよ。近くには最初に太陽の光が集まる鏡が設置されてある建物があるんだ~。でも今は違う…。今では魔物の巣窟となっている……その証拠にそこを見て?」
輝光が指さしたその先には、黄色く輝く光に包まれたコケが生えていた。
「これはコケか?」
「それはあの怪物が歩いた後に出来る特殊なコケなの…。いわゆる足跡ってやつだよ!」
輝光が人差し指で少量のコケを掬い取り、それを親指ですりつぶした。すると、コケは目に見えない粉のような状態になり、キラキラ光が反射して輝きながら風に乗ってどこかに消えた。彼女は噴水を回り、木の茂みに近づいた。そしてその茂った木をその場所からどけた。そう、それはすごくデザインに凝った本物にしか見えないカムフラージュ用の風呂敷だった。それをバッグに片づけ、十二属性戦士おを中に案内した。
「夢鏡国にある泉の源泉がこの中にあるんだ……。このトンネルはその源泉と繋がっている山への道みたいなので…。その山はここに来る前にお兄ちゃんたちも見たよね?」
輝光はそう言いながらトンネルの中へと続く狭い入口へ入って行った。十二属性戦士もその後に続く…。
「それでこれからどうするつもりだ?」
雷人の言葉に、輝光が一瞬ビックリしたように肩をビクッとさせたが、再び冷静になり皆の方を向いて答えた。
「これから山に住む魔物を倒しに行く!!」
輝光のその真剣な眼差しと迷いのない決心に皆は少し驚いた。
「…本気なの?」
雫が心配そうに輝光に訊く。しかし、彼女は頑として首を横に振らない。どうやら彼女の決意は本物のようだ。
「しょうがない。私達もその場に行こう」
雷人がため息混じりに言った。何だかんだで心の中ではおそらく彼女のことが心配なのだろう。
こうして十二属性戦士は、輝光と一緒に山の頂が雲に飲み込まれている『陰陽山』の中へ入って行った。
陰陽山の中はすごく明るかった。キラキラと岩の壁が光り輝き、それが灯りの代わりになっていた。それを見た十二属性戦士の大半が目を丸くして物珍しそうな目で周囲の壁を見ていた。すると、その一部――つまり大して珍しそうに岩壁を見ていない人物の一人である雷人が咳払いをして自らの博識を自慢するがの如く語りだした。
「これはおそらく、光ゴケの一種だな……ふむふむ。以前砂の都に訪れた際に細砂が使用していた光蟲とは、また別の代物だ。実に面白いものだ、私の研究心を掻き立てられる。一度持って帰って調査するのもいいな」
雷人が壁に付着したコケにじ~っと品定めするかのような視線を向けて言った。しかし、そんな彼を他のメンバーは誰も気にかけずそのまま先へと進んでしまった。そう、皆相手をするのが面倒なのだ。というのも、何か質問すると即座に雷人が黒縁メガネをカチャリとあげて鼻高々に説明を始めるので、それをずっと聞いているのが皆には面白くないのだ。若干一名――細砂は、時々遺跡や宝物関連などになるとテンションをあげて目を爛々と輝かせながら聞いているが……。
そして彼らはようやく陰陽山の頂に辿り着いた。
「ふぅ、やっと着いたわ…」
楓がゆっくりと地面に腰を下ろしながら言う。
その場所は周りが白い霧で囲まれていて、まったく周りの様子が窺えない状態だった。
「皆気を付けてね? ここは山の頂上だから、落ちたりしたらおしまいだよ?」
輝光の笑顔での忠告を受け、彼らは武器を構えて慌てて身構える。
と、その時、一層白霧が濃くなり大きな魔物が姿を現した。その魔物は、よく見ると白馬だった。しかし、ただの白馬ではない…。両肩と背中との間に白い白銀の翼が生え、額には黄金色に光り輝く鋭い角が生えていた。さらにその魔物は、光り輝く白いオーラを身にまとっていた。
「こ、こいつは……!?」
爪牙が武器を構え喜ぶ半面、体を震わせながら呟く。すると、細砂が目の前の魔物を震える指で指差した。
「あれは…『レイネス=リーヴン』!?」
が、それは恐怖による物ではなく歓喜による物でその目はトレジャー関連の際に見せるそれと同じだった。
「どうかしたんですか?」
そんな彼女の興奮している姿にビックリしながら葬羅が首を傾げ訊いた。
その質問に対し、ありえないと言った風な驚愕の表情で細砂が説明を始める。
「えっ!? 知らないの? あれは私達トレジャーハンターなどの業界の中では有名な、とてもレアな生物なんだよ? 美しく羽ばたくペガサスの羽根に、気高く逞しい鋭利に尖ったユニコーンの角を併せ持つレイネス…。まさか、こんな所でお目にかかれるなんて……もしもこいつを倒せることが出来たら、相当な額の懸賞金をもらえるよ!! ……フフフフ」
細砂はニヤニヤと何やら企んでいるのか、悪巧みの作戦を頭の中で考えながら不気味な笑みを浮かべていた。それを呆れたような顔で見ながら照火が言った。
「おい、細砂。本来の目的は解ってるのか?」
その言葉に、細砂は考え事をしている最中に話しかけられ、少し焦りながらも「もちろん」と、自信満々の態度で答えた。
というわけで、今回も一話を二つに分割しています。毎回区切りの悪い部分で区切ってしまい申し訳ありません。本当は一ページに一話をまとめて載せてもいいとも思っているのですが、そうすると一ページが相当な文量になってしまうので断念しました。なるべく一ページを程よい文量にした方が読む時間がそこまでかからないと思ったので……。
今回はいよいよ光の都へとやってきました。残る十二属性戦士も残り二人。と、ここで金髪ツインテ幼女の登場です。ちなみに、作中でも言っている通り忍者です。初登場でいきなり殺人を行う彼女ですが、設定上ではこの時輝光は九歳です。二分の一成人式も迎えていません。この若さにして殺人とは笑えないですね。
まぁ、仕事なので仕方ありません。ちなみに、本編では恐らく出ないと思いますが『黄金色の蝶』に対して『白銀色の蛾』がいます。一応設定のみで、登場の見込みはたっていません。
ここで、後付けみたいですが爪牙は宝石好き、細砂は冒険好きです。まぁ、細砂の場合は初登場時から薄々わかってたと思いますが(笑)。
後編はレイネスと戦闘しながら毎度おなじみのあの人が登場します。




