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2.

「……つまり、お前はあの時助けた猫だと。まあ確かに触った感じでは毛並みといい模様も顔立ちもそっくりだしな」


「死の間際のあの一瞬でそこまで覚えてるのにドン引きなんですけど」


 あれから、強制的に座らされ話をした。顔に刻まれた3本線が地味に痛むが、そこはどうでもいいだろう。

 この女神と言い張る猫は、俺がトラックに轢かれそうになっている所を助けた猫だ。先ほども言った通りそれは間違いなく覚えている。

 そして俺がぶち当たったトラックだが、


「あれは次元突破運送機――通称、お迎えトラックなのよ」


 ……異世界を行き来するためのトラックだったらしい。


「お気づきの通り、この世界は死後の世界じゃなくて異世界。無数にある世界線のうち、確立した世界なの」


 無数にある世界線とは、おそらくパラレルワールドのことだろうか。そもそもトラックが次元突破運送機という名前だし、次元を超えた異世界ということだろうか。


「改めて、私はミコ。かつてこの世界の女神をしていたわ」


「かつて?」


「いろいろあってね。この姿であなたの居た世界に隠れ住んでいたのよ」


 この世界は女神がいない世界ということか?でも目に見えて崩壊してるような世界じゃないし、あくまで失脚しただけなのでは。


「さて、あなたがお迎えトラックに運ばれたせいで起きた問題も説明するわ。あのトラックは一方通行になってるの。まあ即死じゃなかったからわかってると思うけど、あなたは間違いなく向こうの世界で死んだわ」


「全身が痛かったからな」


 ゲームとかで見る暗転していく感じ。VRも体験していないのにリアルで感じる羽目になってしまった。


「そう。あの世界では確実にあなたが亡くなった。けどお迎えトラックは役目を果たすと誰にも知られず消滅してしまうの。だからあなたは突然吹っ飛んで死んだ変死体となる」


「嘘でしょ」


「本当よ。でもそれだと向こうの世界で変な話に変わっていっても困るから、私が女神の力で、不幸な事故死に変えた」


「不幸な事故死って?」


「風で飛んできた新聞紙に顔を塞がれ、足元の瓶で滑ってガードレールの角に頭部を強打。気絶して死亡」


「不幸すぎるだろ!」


「誰のせいでもないようにしようとしたら、こうなったのよ!それに大変だったんだから……ぐちゃぐちゃになったあなたの体をすぐに修復して、さっきの筋書き通りに頭部を損傷させて、あとは周りに認識改変をしたの。お陰で、女神の姿に戻れる力が無くなったのよ?」


「…つまり、俺が死んだのを隠すために、必要だった力を使ったと…それで俺が邪魔をしたってことか」


「そう!……と言っても、この世界で私の神殿に行けば解決するはず。信仰による力の種があるはずだから、それを使って戻れるわ!」


 どうやら、まだ長い間猫の姿ってわけではないらしい。それにしても、俺が死んでから色々とやっていたようだ。そこまでする必要があったのだろうか。


「一応言っておくけど、無様に不幸で死ぬより、真相がわからないぐちゃぐちゃの変死体の方が話題になるわよ。それこそ、未来でテレビ番組に取り上げられるくらいには」


「……確かに、未解決事件を検証したりする番組はあるな。それで晒されるよりは……ましか?」


「それはあなたが決めることだから」


「ん……まあいいや。つまり向こうの世界に帰るのは諦めろってことだろ」


「そうね。方法は無いわけじゃないけど……オススメしない」


「あるにはあるのかよ」


「オススメしないけどね。それよりもこの後どうするかを考えた方がいいんじゃない?」


 この後か……あてもなく彷徨うくらいしかできることはないんだけどな。


「村とかないのか」


「……この樹があるってことは……うん、あっちに進めば街があるはず」


「じゃあそこまで行こう。ていうか早く辿り着かないと枯れ果てる」


 街か……ここまでこの猫以外に話せる奴は会ってない。交流できる場所というだけでかなりワクワクする。

 木の棒を片手に持って、猫……ミコが指した方へ歩くことにした。


「おい」


 肩にどんっ、と重みが増える。

 ミコが何も言わずに肩に乗っているのだ。

 ふわっふわの毛並みが首にあたり物凄く気持ちいいのだが、流石に重たい。


「私が力尽きたらあなた、辿り着けないじゃない」


「辿り着く前に重さでダウンするぞ」


「大丈夫よ頑張って」


 尻尾でペシペシと頭を叩かれる。

 何が大丈夫なのか全く根拠がわからないが、活力が一気に湧いてきたので気にしないことにした。


「なんで支援魔法も掛けてないのに元気になってるわけ……?」


 何か聞こえた気がするがスルーだ!猫尻尾サイコー!



 *



 あれからさらに数時間歩き続けて、ようやく街が確認できた。陽も随分と傾き始め、あたりは暗さが増している。


「暗くなると魔物が活性化しかねないわ。早くいきましょう!」


 ペシペシ……尻尾で催促されるのも慣れてきた。

 街は巨大な壁で囲まれていて、隔離されているように見える。

 巨大な門の近くには、馬車や露店などが開かれている。門番はいるようだが、街に入るのに身分証が必要だとかは無いらしい。


「おおー……街だ……」


「この辺りでも一番大きな街。<ストラーダの街>よ」


「ああやって街を守る壁は、魔物から?」


「ええ。それ以外から守る役目もあるけど……概ね対魔物ね」


「ふぅん……身分証とかが無くても入れるものなんだな」


「むしろ此処で発行する人も多いからね。それに治安も殆どがいい所だから、自治でなんとかなるのかもね」


「身分証を此処で発行?ちょっと詳しく」


「明日教えるわ……今日は休みたい。疲れたわ」


「そうだな……ん?」



 疲れたってこいつ……俺の上に居てばっかりだったじゃないか。

 疲れたのは事実だから、これ以上言及するつもりもないが……気が済むまで撫でまわそう。


「この道をずっと真っ直ぐ行ったところに宿屋があるわ。そこで一晩過ごしましょ」


「金はあるのか?」


「……渡してなかったわね。手を前に、掌は上にして出して」


「こうか?」


「そう……はい」


 ぽんっ、と袋が現れた。

 じゃらりと音が鳴り、予想よりも重くて落としそうになるのを慌てて掴む。


「これ、金か?」


「お金よ」


「偽装はやばいって。変化の魔法が使えるからって」


「失礼ね!それは私の正真正銘本物のお金よ!猫の姿だと使えないから、それだけ空間魔法で持ってきてたの」


「ふーん。持ってみた感じ……500円玉が十数枚ってところか」


「白金貨が25枚よ」


「……白金貨」


「ああ、そこから教えないとダメだったわね……白金貨は簡単に言えば、1枚10万円ね」


 ……ん?一枚で10万円?それって、手元にあるのが250万円?


「金貨が1万円。銀貨が1千円ってところ。銅貨が百円ね」


「日本硬貨が凝縮されたような感じなのか」


「まあ……ざっくりとだけどね」


「とりあえず資金面はクリアだ。宿屋はこの先だったな」


 急いで宿屋へ入り込む。玄関からはすぐに受付が見え、女性が立っていた。


「あら。いらっしゃいませ」


「あ、はい、えっと…部屋空いてます?」


 やばい。俺わりと寂しい学生生活をおくってたからこういう綺麗な女性と話すの久しぶりだ。若干パニックになってるぞ。


「空いてますよ。一人用の部屋で大丈夫ですか?」


「二人…いや、一人!一人用でだいじょぶっす」


 危ねえ。ミコは現状は猫の姿だ。つまり一人用の部屋でも狭さは大したことがないはず。…触れてないけどペットとか動物の持ち込み禁止とかは無いよね?


「一部屋一人、1日銀貨3枚です。朝食と夕食は奥の部屋でご用意できますから、必要なら申し付けください」


 朝夕の食事付きの宿!日本でもこれはわりといいホテルに分類されるのでは?それに手元には白金貨25枚だ。これならしばらくここを拠点にできる。

 

「あ、っと…わかりました。滞在は…」


 何日分だ?どんだけこの街にいるのかわからないぞ俺!


「(取り敢えず一ヶ月分予約とっときなさい!)」


 耳元ですごく小さな声でミコの声が聞こえた。ファンタジーな世界だが猫が人の言葉を話すのは普通じゃないからだろうか?


「い、一ヶ月分お願いします」


「でしたら…銀貨90枚分になりますね」


「あ、これでお願いします」


 袋から白金貨を1枚取り出して払う。女性店員が『ぎょっ』って顔をしたが、見なかったことにしてシラを切った。


「こ、こちらお釣りです」


 帰ってきたのが金貨9枚に銀貨10枚。よし、ATMでお金下ろしたて程度には崩すことができた。といっても白金貨まだ24枚もあるわけだが。


「部屋はこちらをお使いください…」


 なんというかまだ白金貨衝撃を受け止め切れていない女性店員から、軽い説明を受ける。まあ日本のホテルと大して変わらないみたいだが。

 受け取った鍵の番号を確認して、部屋に向かう。外から見ても豪邸ってほどの大きさではなく、周りに比べて大きな民家程度だ。部屋の数もあまり多くはない。


「お、あの部屋だな」


 鍵を開けて中に入れば、小さな部屋にベッドと椅子と机が置かれている。トイレやら浴場やらは部屋に備わってなかったようだ。


「ふう、無事に宿も取れたし、次のことを考えなくちゃね」


 ミコがベッドの上に飛び移り、丸くなりながら言う。可愛すぎてあまり頭に入ってこなかった。


「取り敢えずは、冒険者ギルドに行って手続きとかもしないとダメだし…装備も整えたいし…あれからどうなってたのかも調べないといけないし。やること多くて大変――アキト?」


「ん…なに?」


「疲れてるのなら横になれば?」


「え?…あー」


 そういえば、この世界に来てずっと歩きっぱなしだった。ゴブリンとも2回ほど戦ったし、自分で自覚ができないところで疲労が溜まっているかもしれない。ファンタジーな世界の宿屋や、改めて人に出会ったことの興奮でよくわからないのだが…。

 まあベッドがふかふかで柔らかそうなので、言葉に甘えて寝転がることにした。日本にいた頃でもなかなかなかった、羽毛のふわあっとした感覚に包まれながら…俺は一瞬で気を失った。



 *



「おはようございます」


「おはよ」


 いや、まさか一瞬で寝てしまうとは思わなかった。あの柔らかさは反則だ。


「アキト、1階には食堂があるみたいだから行きましょう。お腹が空いたわ」


「朝食もついてくるんだっけか」


 ぐいっと体を伸ばす。よほど疲れていたのか、起きてみれば体の軽さが全く違う。だが風呂に入って無いので体が妙にベタつき気持ち悪さもあった。


「ほらいきましょうよ」


 再び肩に飛び乗ったミコが、尻尾で頭を叩く。そうすれば動くと思ってるんじゃなかろうか。

 まあ動くんだけど。

 一階へ降り、説明されていた奥の部屋へ入る。かなり広い空間で机や椅子が立ち並ぶ――食堂だった。朝もいい時間なのか人は多い。


「飯頼むのってどこだ」


「さあ…宿によって違うでしょうから、わからないわ」


 空いている席はまだある。急いで確保する必要もないので、まずは店員を探すことにした。

 しかしどの店員も忙しそうに接客をしており、コミュ障気味の男子高校生には話しかけにくい。


「アキト?呼ばないの?」


「いや、呼ぶけどちょっと今溜めてる」


「何を…?」


 知らない店員に声をかける勇気をだよ。シャワーは浴びてないし、自分の格好だけ学校の制服で浮いてるしで既にキツいんだから。


「何かお困り?」


「うひぃっ!?」


 背後から話しかけられ変な声が出た。どうやら挙動不審になっていたらしく、見かねた店員が声を掛けてくれたようだ。


「わっ、驚かせちゃったか」


「あ、いや、こっちが変に緊張してただけだから…」


 話しかけてきたのは、給仕服に身を包んだ少女だった。背は自分より若干小さい程度で、自分とかなり近い年くらいだろうか。


「席は自由だから好きに座っていいよ。注文したい時は呼んでね」


「は、はい」


 学校ですら碌に女子と喋らなかった影響か、声が上擦り、言葉があまり頭の中に入ってこない。かろうじて返事をして近くの席に腰掛ける頃には、彼女は別の客に呼ばれてはなれていた。


「アキト、流石にテンパりうすぎじゃない?」


「う、うるさいな」


 机の上に座ったミコが、白い目で見てきた。確かに自分でも酷いとは思うが、緊張してしまうものは仕方ない。


「それにここから注文もするんでしょ?大丈夫なの?」


「そこはまあ…日本と大して変わらないでしょ」


 日本にいる頃も、呼び鈴がないお店は何度も入ったことがある。多少大きな声で呼ばないとダメな場合もあるが、きっとなんとかなる。


「メニューってこれだよな。…文字読めねえ」


「あ。忘れてたわ。便利な魔法で、翻訳してくれるのがあるから、後で使ってあげる」


「なんで今してくれないんだ」


「使えないからよ」


「あ、そういうことか…」


 神殿にある力の種というものを使えば、元の力に戻れると言っていた。つまり今は殆んどの力がない状態で、便利な魔法とやらも使えないのだろう。


「でもジャッジメントホーリーとやらは使ってたよな」


「うッ」


「…もし戦いになっても期待していいんだよなー?」


「……いや、それは」


「……それは?」


 ゴブリンと戦った時に使っていた魔法、ジャッジメントホーリーだったか。ミコが編み出したとかいうこの魔法は、あの一回だけでもかなりの高火力というのがわかる。故にこちらが太刀打ちできない相手に対しての切り札になるはず。だがそれほどまでに強力だということは、消費するエネルギーも多いはず。


「……使えないとか」


「……はい」


 やっぱり使えないみたいだ。といっても予想はできていたから驚きはしない。呆れはするけど。


「力の種ってやつを使えば、問題ないんだろ?」


「すぐに、とはいかないけど、使えるようになるわ。あれよりもっとすごい魔法もね」


「へー…っと、取り敢えず良さそうなのえらんでくれ」


 そもそも力の種を使うっていうのもよくわからないのだが、注文もせずに席に座り続けるのは店員にとっても迷惑になるだろう。読めないがミコ経由ならなんとか注文できるはずだと、メニュー表を開ける。


「んー、美味しそうなものいっぱいね。それじゃあ……」


 ミコが猫の手でメニュー表に指差しながら読み上げていく。ぶっちゃけ猫の手なのでどれを指し示しているのかわからないから、必死に料理名を覚えて行った。


「こんなものかしらね」


「いやすまん全然覚えられねえわ」


「ええ…」


 なんだか色々と言いたげな目で抗議された。


「じゃあ肩貸しなさい。宿の時のようにやればいいでしょ」


「最初からそれでよかったな」


「いいから店員呼んで」


「はいはい…」


 椅子から降りて肩にまで登ってくるミコ。机の上は食べるものを置くから通ってこなかったのだろうかとどうでもいいことを考えながら、店員を目で探してみた。

 だいたいどこも少し忙しそうにしている中、一人の店員と目が合った。さっき話しかけてくれた少女だ。

 こちらのことを察してくれたのか、可愛らしい笑みを浮かべて来てくれた。


「注文決まった?」


「あ、はい、えっと」


 メニュー表を見る。相変わらずなんて書いてあるのかさっぱりだが、ミコが耳元で小さく注文を呟いてくれた。


「ブレンドコーヒーと、トースト2つ。…卵とジャム、で…え?っと、スクランブルエッグを、単品で」


「コーヒー1つとトースト2つ。卵とジャムね。スクランブルエッグ1つ。注文はこれで大丈夫?」


「大丈夫です」


「オッケー。じゃあもうちょっと待っててねー」


 手を振りながら少女は戻って行った。奥に注文を届けに行ったのだろう。


「アキト、側から見ても挙動不審すぎたわよ」


「耳元で指示出されるのって結構やりにくいんだぞ」


 しかも途中で追加したから余計にだ。とはいえ向こうも気にするわけでもなく注文を取ってくれたから助かった。


「飯終わったらどうするんだ?」


「そうね…冒険者ギルドに行きたいところだけど、先に神殿へと向かいましょう。街のすぐそばにあるはずだから、大して時間もかからないはずよ」


「先に力を取り戻すってことか。…確かに翻訳魔法とかしてくれないと不便だしな」


「でしょ」


 今回はメニューを読むことができないで済んでいるが、このままでは店で物を買うことすら苦戦する羽目になる。それに看板などがあったとしても俺にはそれが認識できないのだから、警告するものなどがあったら大変だ。


「ブレンドコーヒー、トーストとスクランブルエッグお持ちしましたー」


「あ、はい、ありがとうございます」


 注文をしていたものが届いた。トレーを使って運んできてくれたのは、先ほどから相手をしてもらっている少女だ。


「ねえ、キミって冒険者?」


「え?」


「あれ、違ったか」


「あ、いや、なる予定…かな?」


 チラリといつの間にか反対側へ移っていたミコを見る。首を縦に振っているし、間違ってないようだ。


「お、じゃあ新米冒険者かぁ」


「そうなる、かな。でもどうして?」


「この街、冒険者を始める人は多いんだ。それにキミ、見るからにどこかに定職してるって感じじゃ無いしね」


 それはつまり無職に見えるということだろうか。確かに今の格好は学生服で、|そういったもの(学校)がないだろうこの世界なら間違ってはいない。


「大変だけど、頑張ってね!」


 ぐっ、とサムズアップをして少女は離れて行った。どうやら他の客にも呼ばれていた様子だ。


「あの子も冒険者なのね」


「え?」


「あの子だけ他の店員と歩き方が若干違うのよ」


「ほーん…」


 そう言われて見てみると、確かに少し違う。ような気がする。


「ま、流石にまだわかんないか」


「むしろわかるようになる気がしない」


 それこそ冒険者でも熟練しないとダメなのではないかと思う。日本で言うなら達人とか。


「そのうちなるわよ。なってもらわないと困るしね」


「え、なんて?」


 小さく呟いたミコの言葉は聞き取れなかった。ただ聞き返しても無視されたので、どうでもいいことだったんだろうと気にすることをやめ、トーストに齧り付いた。ジャムと合わせてすごく美味いじゃないかこれ!

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