樹林の奥には・・・
どうも、初投稿しますgreenwaterです。 名前はどうあれ今回から投稿させていただくので読んでやってください。
「あぁ、こんなことになるならこなきゃよかった。」
そうつぶやいたのは、誕生日に友達と樹林で涼もうなんて考える16をむかえたラテス・レソガド少年だ。
「相変わらず方向音痴にもほどがあるぜ俺さんよぉ。 はぁ。」
なぜはぐれたかはたった3時間で忘れていた。
空気が澄みとても過ごしやすく葉が音を立てて揺れる。
こんなほのぼのした環境さえ頭に入らない。
「まったくいつまで俺は周りに迷惑をかけるのやら。」
そんなこんなで少し休んでいると
ポツ ポツ ポツ
「おい嘘だろ」
悪運にもほどがある。次は雨かと思いながら目に入った山のほうへ走っていた。
そして山のふもとにつくと、
「なんだあの建物。」
周囲になじむほどのコケなどで覆われている何かがラテスには建物に見えた。そっと周りから見渡すと入り口らしきものを見つけた。
「ちょっと物騒だがそこは妥協範囲だな。」
と言って扉を開けると・・・
「おや、あなた誰です?」
と言って中から少女が出てきた。
今回は短いですが次回から本格的に始めさせていただきます。