第二章
第二章の終わりまでの内容を含みます。ご注意ください。
【ジョウ】 じょう
ある組織のメンバーで拘束器具のイマガイズ。イマジンは金属の変形。
皆瀬、岸戸、北城のセンセイとなる。
無精髭によれたコートと風貌は冴えないが、誰にでも平等に接し、考えを押し付けない。そして戦闘能力も極めて高いため、皆からの信頼は厚い。
ジョウというのはあだ名で、名字、名前、あるいはその一部なのかわからない。皆瀬たちがこれに言及しようとすると、はぐらかすような態度を取った。
関連:人物 第一章 錠前の男
【イナリ】 いなり
ある組織のメンバーで狐の面のイマガイズ。イマジンは想像干渉。
物腰柔らかなウェイター風の男で、いつもにこにこ顔を崩さない。
基本、ラークの喫茶店に詰めていて、ある組織のメンバーを労うのが主な仕事。
ちなみに、ラークに一般の客が訪れることはめったにないらしい。
【チヨ】 ちよ
ある組織のメンバーで緑の光が走る黒面のイマガイズ。イマジンは電子機器の操作。
〈エデンの外〉の管理監視が彼の仕事だ。
〈エデンの外〉から滅多に出してもらえないため、いつも退屈している。もっぱら快適な部屋でゲームや読書をして過ごしているようだ。
そのため、一度話しだすとなかなか止まらないという悪癖がある。
【クリーク】 くりーく
皆瀬たちはアパートに現れた謎の生き物はイマジナルだった。彼らはこれに名前をつける。
青い顔、黄色い胴体、オレンジのしっぽから連想して「小さな入り江」という意味のクリークと名付けた。
基本的に憶病で目立った力はないようだが……。
関連:用語 序章/第一章 謎の生き物